solid bond

never a dull moment

Beat TERAO radio 12 「金曜日は60年代特集」

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

今週も終わりました。今日はお疲れステーキに行ってきました。金曜の夜に食べるワイルドステーキ、最高です。今日は少し焼きすぎました。「やべえ、生かも」ってぐらいが美味いのに、失敗しました。

リスナーズメールです。群馬県の坂本人生さんからです。「古い音楽と最新の音楽、どっちが好きですか。」ありがとうございます。

レコードからCDへ切替えが進んだ頃は、古い音楽でCD化されたものは一部でなかなかアクセスし難かったのですが、90年代後半には過去のレコードがガンガンCD化され聽きやすくなりました。渋谷系が流行ったり、ビートルズリバイバルブリットポップブームも、古い音楽と同時代の音楽を並列で聴くことが当たり前になったことの産物だと思います。

最近では月1000円払えばspotify等で膨大な数の音源を聞くことができ、古いも新しいも関係なく、興味さえあれば際限なく音楽を楽しめるようになりました。

で、どっちが好きかといえば、既に過去の音楽は相当聴いているので新たな刺激があまりなく、新しい刺激を求めてリアルタイムの音楽を聴いてしまうことが多いです。特に今年は、リアルタイムの音楽が楽しいなあと思います。

 

といいつつ、毎回金曜日はロックの進化が凄まじかった60年代を特集していきます。

今回は、アレの影響が強い感じのロックを集めて、時代の雰囲気を作ってみました。

選んだのは、CCR,ジミヘン、ニール・ヤング、バーズ、バッファロー・スプリングフィールド、ボブ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドラヴィン・スプーンフルの曲です。

ジミ・ヘンドリックスが入ると一気にアレな感じが増す感じがします。もう一方のアレなロックの筆頭であるヴェルヴェット・アンダーグラウンドは、久しぶりに聴きましたがやっぱりかっこいいし、今に続く静脈ロックの元祖だな、と思いました。

 

このpodcastと連動したプレイリストは、podcastの説明文のリンクから飛ぶか、spotifyで「ビートテラオradio 11」で検索してみてください。

 

今週もお疲れ様でした。週末をお楽しみください。

ではまたいつか。

Beat TERAO radio 11 「少し気合の入る曲」

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

6月も大詰め。休みの少ない月で、コロナ空けということもあり、ヘロヘロのヒトも多いのではないでしょうか。こちらもヘロヘロ、腰も肩も痛いです。

そんなわけで今回は、原竜彦さんのリクエスト「少し元気になる曲をかけてください」に答えまして、凄く元気にはならないが、ちょっとにやっとしたり元気になったりする感じの選曲を考えてみました。ダラダラしながら聴いてみてください。

 

1曲目。復活したrideの2作目、トータル6作目のリードシングルで、無茶苦茶かっこいい曲。正直rideはリユニオン後の方が素晴らしいと思います。スタッフの愛を感じます。

 

2曲目はN.E.R.D。クールで大人なファンク。ファレルは、ニヤケたソロより、かっこつけてるN.E.R.D初期のほうがずっと良いと思います。

 

3曲目はサンダーキャット。勝手にフューチャーAORの旗手と呼んでいます。ドナルド・フェイゲンのソロアルバムを今の感覚で解釈し直したような曲です。

 

4曲目はテニスのneed your love。アメリカの夫婦ユニットで、サビのメロディが何かに似ている、似ているんじゃなくてそのまま拝借しているのか・・・。片寄明人の顔が浮かぶのですが、ネタが思い出せません。トッド・ラングレンですかね。

 

5曲目はムラマサ。ゲストボーカルでウルフ・アリスのエリーが参加しています。ポップで良い仕上がりです。

 

6曲目は最近アルバムが出たフィービー・ブリジャーズ。今年のシングルベスト10に間違いなく入ってくるキョウトです。ワビサビ効いたメロディも日本からの影響でしょうか。非常に高感度が高い女性アーティストです。間奏がくるりみたいです。

 

7曲目はアルバム・リーフ。渋谷でライブを見ましたが凄く良かった。もう7〜8年前だと思いますが、平日にライブ見に行ったりしていて、なかなか元気でした。今はそこまでパワーはないです。

 

8曲目はクルアンビン。そろそろアルバムが聴けそうです。フジロックでみたときはここまで人気が出るとは思っていなかったです。凄く良いグルーヴのバンドだと思います。

 

いかがでしたか。少し気合が入ったでしょうか。

 

このpodcastと連動したプレイリストは、podcastの説明文のリンクから飛ぶか、spotifyで「ビートテラオradio 10」で検索してみてください。

ではまたいつか。

 

Beat TERAO radio 10 「ブリット10 ブリテン」

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

コロナ明け、仕事が一気に押し寄せハードコアな毎日を送っています。皆さんおげんきですか。

今回は、ラジオ日本で毎週日曜に放送している「ビートルズ・テン」、この番組は毎週ビートルズの発表した約200曲からビートルズトップ10を毎週発表していくという凄まじい番組なのですが、これをリスペクトして、「ブリット10」として、ブリット・ポップを中心にUKロックのトップテンをやってみようと思います。もちろん、毎週は無理かもしれませんがシリーズとして続けていくつもりです。

ビートルズテン」は「ビーテン」と略して呼ばれているので、「ブリットテン」も「ブリテン」と略してもらえると嬉しいです。まんまです。

 

さて記念すべき第1回ブリテン

10位 sleeper でatomic。スリーパーは好きなバンドです。バックバンドはプロ集団、ボーカリストはほぼアイドルという、ヒットを狙って作られたバンドですが、だからこそ凄く曲のできが良くて、今も十分楽しめます。この曲はブロンディーのカバーで、トレインスポッティングで効果的に使われていました。

9位 radiohead で electioneering。レディオヘッドの中ではかなりロックな曲。OKコンピューターではちょっと異質な感じですが、ダイナミックでかっこいいです。

8位 cast で alright。たまに聴きたくなる曲。ジョンパワーのポジティヴなボーカルとメロディが素晴らしい。曲は良いのですが、キャストのアルバムはプロダクションがいまいちだと思います。音がいまいち。

7位 the la's で timeless melody。キャストを聴くとやはりラーズが聞きたくなります。タイムレスメロディはメロディというよりリズムが印象的で、リーはプロデューサーが作った音を気に入らなかったようですが、個人的には良い仕事をしていると思います。

6位 supergrass で pumping on your stereo。ビデオが印象的でした。

5位 black grape で kelly's heroes。ブラックグレイプはたまに聴きたくなります。純度100%の音。ショーン・ライダー、ベズ、最近見ませんが元気でしょうか。

4位 the bluetones で keep the home fire burning。ブルートーンズは幾つか素晴らしくメロディアスでオリジナリティ溢れる曲があるんですが、この曲もそのひとつ。梅雨より春に聽きたい曲ですがついついこのタイミングで選んでしました。3枚目のアルバムのリードシングルでした。

3位 oceane colour seane でso low。イントロもメロディもOCS節というかUK演歌というか。無骨な感じでかっこいい曲です。

2位 oasis でfalling down。後期オアシスはもっと評価されて良いと思います。直線的なビートにノエルのメロディアスな歌声が絡んでかなり良い感じです。好きな曲。

記念すべき第1回のブリテン。1位はpulp で do you remember the first time。最近コモンピープルの前の作品、その中でもベイビーズばかり聴いていたので、今回はこちらを選んでみました。ジャーヴィスらしいひねくれたメロディが最高です。

このpodcastと連動したプレイリストは、podcastの説明文のリンクから飛ぶか、spotifyで「ビートテラオradio 10」で検索してみてください。

ではまたいつか。

 

Better Oblivion Community Centerの方が良かったかも

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フィービー・ブリジャーズの新作を聴いてたら、2019年にブライトアイズのコナーと組んでいたユニットが改めて気になって久しぶりに聴いてみた。

やはり凄く良いアルバム。特別でなく、まるで兄妹のような自然な感じがある。コナーの血生臭い感じが相当中和されて、ロック的なダイナミズム漂うわかりやすい作品になっている。かっこいい。
フィービーのアルバムにももう少し派手なロック的要素が欲しかったな。

ヴァンフォーレTM VS藤枝

youtu.be

再開1週間前の重要な試合。大事な予行練習(?)を配信してくれてありがとう!!

まず、神部冬馬の実況&トークが良かった!ヴァンフォーレをよく知っているし、頭の回転も凄く早く、話がスムーズ。カツヤや松橋から話をひっぱってくるのも上手だった。何より声が良い!!普通にDAZNでやってほしい。この道を開拓していくのもアリなのでは?

肝心の試合は、ちょっと心配になる出来。いろいろ試していたが、全く機能しない中盤と両サイドのアタッカーは致命的では。特に泉澤は怖さがいまいち感じられなかった。意図的な攻撃は、2失点後登場したオミと中塩のロングフィードぐらいしか無かったと思う。今津と新井のセンターバックは、どこで当たるかはっきりせず、強いチームが相手だともっと失点しそうだ。戦えていない。

バホスが凄く調子が良さそうで前向きな感じなのは良かった。ここをうまく使えるかが今年のカギだ。前半のメンバーでは無理かと。

マイクはやはり存在感があった。点を取りそうな雰囲気がある。

期待の中山陸は存在感があまりなかった。荒木は躍動感があり、太田は良くも悪くも存在感があった。

 サッカーのある週末は楽しい。来週から楽しみ。

明日、ヴァンギフ

自宅でのパソコン環境も復活したことで、明日の練習試合からブログでヴァンフォーレの投稿を本格的に再開しようと思う。

ちなみに明日は、プレイヤーズというアプリを使っての、投げ銭ありのTM中継が実施される。クラブ初の試みなんで相当楽しみです。午後は予定を空けて、久しぶりのヴァンフォーレを楽しもうかと思っています。https://www.ventforet.jp/sp/news/press_release/519365

復活するからには「素人クソ採点」とかいろんな声を無視した個人的な辛口レヴューもやっていくつもりです。

Beat TERAO radio 9 「金曜日は60年代特集」

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

やたら暑かったりやや寒かったりと気温の差にギブアップしている毎日です。みなさん元気にやってますか。

まずはリスナーズメール、岡崎サトルさんからです。

「寺尾一郎さんは独特の語り口調ですが、何か目指しているものがあるんですか。」

はい、特に無いですが、最近滑舌が悪く、ポッドキャストをやるにあたり口をなるべく開いてしっかり発音しようと心がけています。それでもいまいちなんですが、だんだんやっていくうちによくなっていくかなあ、と。このpodcastが続いて、1年後とかにどんなシャベリになっているか楽しみです。

特に目指したり意識はしていませんが、佐野元春のラジオは昔から好きで、自然に影響が出ているかと思います。先日、久しぶりに特番で元春レイディオショーをやっていて、佐野元春のシャベリも選曲も凄く良かったと思います。ネットで探すと落ちていますので気になった方は探してみてください。

 

毎回金曜日はロックの進化が凄まじかった60年代を特集していきます。今回はソウルフルな曲を中心に、ディクシーカップスやサイモン&ガーファンクルの曲を混ぜて聽きやすくしてみました。60年代の曲は独特の雰囲気があるというか、あまり他の時代の曲とも交わらないというか。それだけ時代のパワーが強烈だったんだと思います。

 

1曲目 ダイアナ・ロスシュープリームス、2曲目スペンサーデイヴィスグループのジョージア・オン・マイ・マインド。この若きスティーブ・ウィンウッドのボーカル、凄まじいです。

3曲目、ローリング・ストーンズのi wanna be your man、これはビートルズのレノン&マッカートニーがプレゼントした曲。どっちが良いか、甲乙つけがたいです。ビートルズバージョンもリンゴのドラムと歌が良いです。ギターは実はジョージ・ハリスンジョン・レノンがキレがあるような気がします。

4曲目ディキシーカップスのアイコ・アイコ。これは大好きです。

5曲目ラスカルズ。6曲目ハンブル・パイ、この時期のハンブル・パイはやりたい放題というか。スモール・フェイセズのときのおしゃれな感じは全く無く、このあとのゴスペルみたいな感じも無く。とてもかっこいいと思います。

次がエリック・クラプトンが在籍したジョン・メイオールとブルースブレイカーズ。なんだかんだ言って最高です。

最後はサイモン&ガーファンクルで59番街橋の歌。軽く終わります。

このpodcastと連動したプレイリストは、podcastの説明文のリンクから飛ぶか、spotifyで「ビートテラオradio 9」で検索してみてください。

 

今週もお疲れ様でした。週末をお楽しみください。

ではまたいつか。

 

Beat TERAO radio 8 「疲れたときの音楽」

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

別に毎日更新を目標としているわけではないですが、なんとなく今日もやってしまいました。

今日は松本タカシさんからのリクエストです。「テレワークも終わりくたびれています。疲れたときにぴったりなプレイリストをお願いします。」

OKです。ダムが決壊したかのように仕事が押し寄せていて、こちらもなかなかきつい感じです。今の自分の救いを音楽に求めてみました。

1曲目はマイケルキワヌカとトム・ミッシュのマネー。軽いグルーヴのなかなか良い曲。ジョニー・マーマニマニと並ぶカネソングの金字塔です。

2曲目はパパスフリータスのway you walk。昔から好きな曲です。00年代前半の、VIEWSICをよく見ていた頃を思い出します。この曲のタイトルやバンド名がなかなか思い出せず、選び出すのに相当苦労しました。この曲しか無いバンドという印象があります。

3曲目はブレンダン・ベンソンの曲。2013年のアルバムから。ハズレ曲が少ない優秀なソングライターだと思います。

4曲目はフィフスアベニューバンドのピーター・ゴールウェイのソロアルバムから。一時、フィフスアベニューバンドばかり聴く時期がありました。ソロもかなりの完成度です。

5曲目はノラ・ジョーンズ。初期も良いですが、峠を超えたあとのノラもなかなかです。この曲は自然なメロディーと歌声が気に入ってます。

6曲目はヴェルヴェット・クラッシュ。ソフトサウンズというアルバムから。spotifyのフォロー数を見ると、このあたりのパワーポップバンドの人気の無さにびっくりしますが、この曲もアルバムも凄くできが良くて好きです。

7曲目はエレクトリック・ソフト・パレード。バンド名はドアーズのアルバムタイトルから。2001年のデビューアルバムは日本では結構話題になりました。その後も良い曲を書いているバンドです。

8曲目はポール・サイモン。まったりした音楽で終わります。穏やかに、眠りましょう。

今日もお疲れさまでした。

それでは、またいつか。

 

Beat TERAO radio 7 「地味なブラー」

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

今回は淡口謙次郎さんのリクエストで、「地味なBLUR」特集です。

90年代の英国を代表するバンド、ブラー。ただ、もしかしたら今はゴリラズの方が有名かもしれません。

デーモン・アルバーンを中心とするブラーは1990年に結成、解散したこともありましたが、オリジナル・アルバムは今の所8枚出ています。

 

デビューアルバムは1991年のレジャー。今でこそサイケデリックなギターとメロディーが評価されているアルバムですが、当時はシューゲイザーの遅れ組としてそれほど評判が良いわけではありませんでした。ただ、全英7位、実は結構ヒットしています。トレインスポッティングで効果的に使われていたのが凄く印象に残っています。ドラッギーなアルバムです。

 

2作目はお馴染み「モダンライフイズラビッシュ」で、シニカルな歌詞、これぞUKなメロディーを伴った作品で、高い評価を受けました。ブリットポップの狂騒はここから始まったといっても過言ではないと思います。当時僕は高校生でしたが、for tomorrowのビデオでノックアウト、大英帝国に大きな憧れを持つきっかけとなった作品です。このアルバムは、ひねくれたメロディーと凝ったギタープレイでビートルズからのUKロックのある一面を総括したような内容で、今聞いてもホントに最高です。

 

3作目はパークライフ、4作目はグレイトエスケイプ。この時期、洋楽ないしポップミュージックの人気が歴史の中で一番あった時期じゃないかと思います。誰もかれもCDを買っていたし、深い浅いはあったが音楽について語っていた、語ることができた。日本ではミスチルとかイエモンとかバカ売れしていた頃です。パークライフもグレイトエスケイプも好きですが、今聴くならグレイトエスケイプのギリギリな感じ、追い込まれた感じが好きです。OASISとのライバル関係も、みんな面白がっていた時期です。

 

5作目は、タイトル「ブラー」。ブリットポップの象徴だったブラーが、急にアメリカのローファイに接近したことで話題を集め、song2の大ヒットなどでしっかり結果も出したアルバム。ローファイミーツUKロックのセンス、という感じで、もしかしたらブラーの世界的な代表作はこれなのかも、です。ブラーの底力を見たような感じでした。ただ、リアルタイムではちょっとこれじゃない感じ、がっかり感はありました。ブリットポップに自ら止めを刺したアルバムと言えます。

6作目は13(サーティーン)です。キャリアの中では地味なアルバムですが、1曲目のゴスペル調の名曲「テンダー」、グレアムの素朴なボーカルが良い感じでビデオも話題になった「コーヒー&TV」を始め、派手さは無いものの良い曲が沢山入ったアルバムです。今回の選曲でも締めてるのはこのアルバムの曲です。タイトルの13は、1と3を示していて、グレアムの孤立が進んでいると噂されました。

7作目は「シンクタンク」。これもキャリア中では最も渋いシングル・カット曲「out of time」が結構な名曲です。アルバム製作中にグレアムが脱退、ほとんどの曲は3人で作られています。当時自分は、ジョージ・マイケルの曲をブラーが演奏しているようなアルバムと評していましたが、軽いファンク調の曲が多く、新しい方向性をしっかりものにした優れた作品だと思います。グッド・ソング、スウィート・ソングといった地味渋の名曲が入っています。そう、何気にアルバムアートは今をときめくバンクシーです。

8作目はリユニオン後の2015年に出た「ザ・マジック・ウィップ」で、正直聴き込んではいないんですが、「ゴースト・シップ」のリズムが最高に好きで、こればかり何度も聴いています。ドラムの間のとり方が素晴らしいと思います。他の曲はほとんど聴いていません。今度じっくり聴いてみます。

 

そんなわけで、普通の選曲では面白くないので、地味で良い曲を中心に約30分の選曲をしてみました。聴いてみてください。

 

プレイリストは、podcastの説明文のリンク先からspotifyに飛ぶか、spotifyでBeat TERAO radio7を検索してみてください。

1アーティストはラクでいいですね。ただ、良く知っているアーティストの特集は自分にとってあまり刺激は無いですね。今回はここまでです。

では、またいつか。

 

 

 

Beat TERAO radio vol.6

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おひさしぶりです。寺尾一郎です。

模索に模索を重ねるこの番組ですが、spotifyではほとんどのヒトがシャッフルで聴くことを考えると、曲順通り聴いてもらうことは難しいと。

で、普通に頭で曲紹介だけやって、あとはシャッフルで再生リストを好きに聴いてもらうのが一番良いんじゃないかと。今回からそんな感じでやっていこうと思います。

再生リストは約30分で、必ず一つのテーマでやろうと。

今回のテーマは山下次郎さんのリクエストに応えて、「梅雨のうざい感じ」です。

湿っぽい感じの曲、ねっとりした感じの曲、たまにそれから抜け出せそうな爽やかな曲を入れてみました。

まず、フジロックに来る予定だったチーム・インパラ。特にすきなアーティストではないんですが、最新作で一番目立つ「ボーダーライン」は結構好きです。音の重ね方が梅雨の雨の音が重なる感じと近いかなと思いました。

で、カリブー。これも対して好きなアーティストではないんですが、この曲のふわっとした感じはなかなか良いかなと。歌も跳ねていて気持ちが良いです。

で、最近結構聞いているクレイロをフューチャーしたサッシー009。オスロの3人組というぐらいしか知りませんが、クレイロのちょっと生々しいヴォーカルがサウンドにうまくはまっていると思います。かなり好きな曲で、梅雨といってもちょっと夜の雨のイメージです。

次はレディオヘッドでnice dream。あまり夏とか暑い季節のイメージは無いレディオヘッドですが、この曲はちょっと寝苦しい夏の夜を勝手に感じています。久しぶりにベンズの曲を聴きましたが、やはり良いですね。ベンズは、自分にとっての聞き手としての原点に近いアルバムです。

次が10CC。ドレッドロックホリデイ。レゲエです。この時代の、本流じゃないバンドがやるレゲエは、イーグルスホテル・カリフォルニアもそうですが、絶妙なグルーヴがあって面白いです。この曲のサビの部分のふわっと上がる感じが好きです。

フィービー・ブリジャーズで、モーション・シックネス。恐らく乗り物酔いという意味かと思います。このヒトはライアン・アダムスに見いだされたんですね。しっかり曲がかけるアーティストだと思います。youtubeのbeatTeraoで流したキョウトという曲も良かったんですが、これもCメロみたいなのがあって日本人好みする曲だと思います。素晴らしいです。

次が、京都繋がりで、フランスのエール。同じスペルの日本のエア、石田小吉は今何をしているのでしょうか。この曲はちょっと雨が降って神秘的な京都のイメージです。

最後がビビオ。2016年のアルバム「ミネラル・ラヴ」から。音の使い方がユニークで聴いていて吸い込まれるような感じです。

 

今回のpodcastと連動したプレイリストは、Beat TERAO radio 6で検索してください。

それでは今回はここまでです。またいつか。

梅雨。ライ・クーダーを聴きキューバ気分

梅雨。湿気が凄くてほんとに不快。だが、楽しい夏ももうすぐだ。
 聴くのに季節を選ぶ音楽があって、ライ・クーダーの幾つかのアルバムは、梅雨や夏の湿気にピッタリ合う。
特にこのアルバムはキューバのミュージシャンと組んでいて、聴けば気分は中南米。モヒートでも飲めば完璧だ。
ライ・クーダーの円熟味溢れるギターは当然に最高で、キューバリブレを追加で飲みたくなる。

Beat TERAO radio vol.5

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お久しぶりです。寺尾一郎です。Beat TERAO、第5回。今回はspotifyに舞台を移してお届けします。

鬱陶しい梅雨の季節に入りましたが、皆さんいかがですか。コロナが落ち着いたと思ったら雨。なかなか外でガツガツ活動できないのは切ないですね。

今回、前半はスライの名曲サンキューから軽いグルーヴの曲を繋げてみました。後半はグランジオルタナの名曲をかけます。今回も30分程度、再生リストをシャッフルなしでお楽しみください。それではまた。

 

前半お届けしたのはスライでサンキュー、MGMTのキッズ、ゴリラズで19−2000、ダブスターで「I(friday night)」でした。

スライはファンクでもねっとり感はあまり無く、この季節に合うような気怠さが特徴かと思います。肉体的なファンクと言うよりは脳内ファンク。スライみたいな音楽は、未だにスライでしか聴けないと思います。MGMTはやはり1STの曲が最高で、ゴリラズはどの音楽の間に入ってもしっかり繋ぎになるのが凄いと思います。前半最後のダブスターの曲は、結構よく耳にしていた曲ですが、ダブスターの曲と知ったのはほんと最近です。金曜の夜のワクワク感を凄く上手く表現した曲だと思います。

後半は、ガイディッドバイボイセズからブライトアイズという流れの選曲です。ではまた後ほど。

 

後半は、ガイディドバイヴォイセズ、サードアイブラインド、ウィルコ、そしてブライトアイズの名曲ファーストデイオブマイライフでした。

ブライトアイズはデビュー当初から現在のボブディランと呼ばれていましたが、この曲の言葉でリズムを作る感じやコードの流れは全盛期のボブディラン並に素晴らしいと思います。2000年代を代表する名曲のひとつじゃないかと思います。

Spotifyでお届けしたBeatTERAO。いかがでしたか。次回以降はいただいたリクエストに応えていこうと思います。それでは今回はこれで終わりです。またいつか。

 

 

Beat TERAO radio vol.4

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

spotifyやapplemusicで音楽を楽しむことが増えて、これらのサービスに入ってない音楽を聞く機会は非常に減りました。今日一曲目にかけるマイロも、最近になってようやく定額聴き放題サービスに入って、気軽に楽しめるようになりました。

今日は前半マイロからの流れで4曲、後半は6月なので雨の歌を集めてみました。

それでは後程。

 

前半はまずマイロ。アグレッシヴなdrop the pressureから、the1975でguys、the internetでroll、mosssでwhat she saidでした。

マイロ。好きなアーティストですが、大ヒットした2004年のdestroy rock&rollからその後あまり名前を聴かないですね。myloで検索してもコールドプレイのアルバムの情報ばかりでマイロの最近の状況はよくわかりません。残念です。

the1975はアルバムが出ました。賛否両論みたいですが、シングルカットされた曲はどれも凄くできが良いと思います。この曲の80年代っぽいシンセの使い方、かっこいいです。

the internetは今を代表するタレント集団で、ここの人脈を追うだけで今のシーンがある程度理解できるんじゃないかと思います。

mosssは、読み方がモスで良いのかよくわからないんですが、ロサンゼルスの若手で、ちょっと表情がやばいというか、多分そんなに売れる感じじゃないと思うんですが、この曲は凄く良いと思います。

 

後半は6月ということで雨の歌を集めてみました。ではまた後程。

 

後半は、クアージのit's raining、ヴァインズでrainfall、ヘイデンでrainy satureday、ストーンズでrain fall downをかけました。

クアージはギターとドラムのユニットで、元夫婦です。ギタリストでボーカルのサム・クームズは、エリオット・スミスがメインのバンドheatmiserに在籍していました。繊細なメロと、グルーヴとはちょっと違うけど味のあるドラムが楽しいバンドで、この曲はよく聴きました。まずこの曲があって、ちょっと壊れた感じでヴァインズ、ヘイデンとつなげて、最後ねっとり感が梅雨っぽいストーンズで締めてみました。

BeatTERAO。今回はこれで終わりです。またいつか。

シャーラタンズは生き残った

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デビュー当時のシャーラタンズはキーボードに特徴があって、踊れるバンドだった。ブレイク間近の96年にバンドの強みだったキーボーディストが亡くなり、それでもブリットの狂騒とともにバンドはでかくなり、5thアルバム「テリングストーリーズ」6th「アスアンドアスオンリー」は大ヒット。好きなバンドのひとつだった。しかし2000年代に入ると、自分の興味は薄れた。なぜかはよくわからない。

最近になって、ポール・ウェラーのプレイリストにこのアルバムの曲「spinning out」が入っていて、久しぶりに耳にした。ギャンギャンオルガンが唸りビートが跳ねていた90年代のイメージはあまりないが、渋くて味のある完成度の高い歌。

アルバムを聴いてみたら、かなり良くてびっくり。派手さはないが、落ち着きすぎてるわけでもなく、良い感じのバランス感で良い曲をしっかり聴かせてくれる。

歌声には年齢相応の切迫感みたいなのが漂っていて。90年代の生き残りの、あるべき姿がこのバンドなのかも。

BeatTERAO radio vol.3

www.mixcloud.com

最近どうですか。寺尾一郎です。

このところ、インディーロックシーンが再び盛り上がっている感じがします。

インディー系のプレイリストやラジオを聴くと、必ず新たな発見があります。

Beats1のマット氏のプレイリストが個人的には最強だと思っています。全然知らないバンドの尖った良い曲を聴くことができます。

 

ビートテラオ、前半はちょっと懐かしいザ・バード・アンド・ザ・ビーからスタートです。

 

前半は、the bird and the bee、アーロ・パークス、ビースティ・ボーイズ、ホワイテスト・ボーイ・アライヴの曲をかけました。

the bird and the beeは、出てきた頃から洗練された音作りが話題でしたが、傍らのグレッグ・カースティンは、この後、ベックやリアム・ギャラガーフー・ファイターズと組んで大ヒットを飛ばす売れっ子プロデューサーに成長します。

アーロ・パークスは英国出身の10代のシンガーソングライター。ビッグスターになる予感がします。女性版デビッド・ボウイみたいなヒトで、最近活躍するアーティストはそんなヒトばかりです。

ビースティー・ボーイズのこの曲は凄く好きで、いろいろなプレイリストに入っています。ちょっと外した感じのビートと素朴なメロディーがとても良い曲です。

ホワイテストボーイアライヴは、キングス・オブ・コンビニエンスのアーランドオイエのユニットで、多分2枚アルバムを出しています。最近出たシングルをかけました。

後半は最近お気に入りのベアバッドゥービーからスタートです。

 

後半は、ベアバッドゥービー、クルアンビン、エディ・ベダー、ライ・クーダーの曲をかけました。若手からスタートしだんだんおっさんに変化していく選曲でした。

エディ・ベダー。最近パール・ジャムのアルバムも出ました。かっこいいんですが、相変わらずちょっと重いなあという感じで、個人的には昔から熱心なリスナーではないんですが、エディ・ベダーのソロは肩の力が抜けていて凄く良いです。サーフィンの後に聴きたいような感じです。この曲が入ったアルバムは、全編ウクレレを鳴らしていてリラックスした雰囲気がとても良いです。

 

ビートテラオ、第3回。いかがでしたか。それではまたいつか。