solid bond

never a dull moment

2024-01-01から1年間の記事一覧

洋楽好きにおすすめのラジオ。

かつては、AMは邦楽、FMは洋楽がかかるというざっくりとしたイメージがあり、J-WAVEやinterFMのように洋楽をかけまくる個性的なラジオ局もあった。俺は、ラジオから流れる魅力的な洋楽ナンバーに、胸躍らされた田舎の中学生だった。圏外のラジオを聴くために…

ニルヴァーナと俺

シングル「Smells Like Teen Spirit」がヒットしていたのが91年の秋から冬にかけて。当時俺は15歳で、暇な時間はピアノがあるオーディオルームでTVKのビルボードトップ40を観ていた。今と違って結構寒い冬で、部屋にあったストーブの灯油の匂いまで思い出せ…

Michael Franks – Sleeping Gypsy

柔らかい音に包まれる。嫌な音がひとつも鳴っていない。朝にも夜にも合うな。ジャズ寄りAORの名盤。77年発表。トミー・リピューマのプロデュースが光る。 #今日の一枚

Spencer Dickinson – Spencer Dickinson

2001年に発表。 当時、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンで旬を超えた感があったジョン・スペンサーが、初見でガツンときたノース・ミシシッピ・オールスターズのコーディとルーサーのディッキンソン兄弟(リズム隊)と組んだバンドだ。 デ…

Paul Weller - 66

2024年発表。66歳の誕生日の直前にリリースされた。 レコーディングは3年の長期に亘り、ノエル・ギャラガー、ボビー・ギレスピー等大物から、ベンゴルデリア、ハンナ・ピールら常連ら多くのミュージシャンが参加。曲調も、近作のウェラースタイルであるエレ…

2000年代洋楽、オルタナ目線での名曲30

twitter(現X)の企画 #00年代洋楽ベストソング100 に参加した際の筆者の「00年代洋楽名曲」30曲が以下。1アーティストにつき1曲とした。ストレートに頭に浮かんだ曲をガンガン選んでいって、最終的に削ぎ落とした。時代を反映した王道のプレイリストにな…

タヒチ80 と俺

久々に20年以上前の音楽番組(DVDに落としてあったOFS)を観たら、tahiti80のCMが流れていて。「おおいいじゃん」ってなり、そこから俺の中でタヒチの再ブームが到来している。 タヒチ80は90年代にフランスで結成されたバンド。2024年の現在まで解散せず続…

花様年華を観たけどよくわからなかった

www.youtube.com 「恋する惑星」「欲望の翼」等で有名なウォンカーウェイの2000年の映画。 湿度強めな独特の映像美が素晴らしい作品・・・・だが、内容が全然頭に入ってこなくて正直わけわからんかった。この二人、何がしたいんだと。 後半はさっぱり内容が…

フジロック2024初日

">FUJIROCK2024 フジロック初日- YouTube ">今年もフジロックに行ってきた。金曜日一日のみの参加。いろいろ手間がかかることや、体力・気力を考えて、最近は一日だけの参加で、がっつり楽しむことに集中している。金曜参加の理由は、土日で体力を回復させモ…

青春活劇「フェーム」を観た

filmarks.com 1980年のアメリカ映画。芸能専門学校を舞台とした4年間に亘る青春活劇だ。 ドラマ性は薄く、ミュージカル風の映像の間に、主要キャラ数名のエピソードが切り取られ、貼られていく感じ。入学時のキラキラした学生が、卒業が近づくにつれて社会の…

The Beatles「Let It Be」を観た

1970年の公開後、なかなか陽の目を見る機会が無かった後期ビートルズの映画だが、「Get Back」のピーター・ジャクソンにより復元され、ディズニープラスで公開された。 ずっと観たかった映画だった。 www.youtube.com 永らく、「ビートルズ解散前の争いや口…

「ベルリン・天使の詩」静と動の対比で描く、人間讃歌。サウナに近い。

タイトルは勿論ずっと前から知っていたけど。 映画館で観ることができてホント満足です。ありがとう「午前十時の映画祭」。 ヴィム・ヴェンダース監督、素晴らしい。コロンボのヒトを含め、メインの演者も最高だった。特にヒロイン(早逝してしまったのは残…

「ティファニーで朝食を」これが名作?

最近映画は「午前10時の映画祭」しか観てない。 今回はオードリー・ヘプバーンの代表作「ティファニーで朝食を」だ。 有名作なので、これまでも何度か観るチャンスがあったが、何となく合わずにいて、ついに初見。 冒頭、黒いドレスのヘプバーンがタクシーで…

モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ!ブラーのアルバムレビューとランキング。

ブラーは、マンチェスタームーブメントの末端からデビューし、60年代から90年代までのUKロックの歴史を包括した「LIFE三部作」でブリットポップの中心としてシーンで輝きました。その後、USオルタナ志向が強まった傑作「BLUR」、外部のプロデューサーの力を…

最近好きなサウナ

久しぶりにサウナのランキング。 最近好きな#サウナ #山梨1位 #みたまの湯2位 #尾白の湯3位 #しもべの湯4位 #リブマックス5位 #かまなしの湯 好きなサウナというより、よく行くサウナのランキングだ。 一番のポイントはストレス無く入れるか、これは「空いて…

若きブラッド・ピットとモンタナの大自然が美しいリバー・ランズ・スルー・イット

「午前10時の映画祭」で92年公開の「リバー・ランズ・スルー・イット」を30年ぶりぐらいに観た。 ロバート・レッドフォードが監督の元、フライフィッシングの神々しい躍動感と当時20代後半、売出し中のブラッド・ピットの若々しさが、アメリカモンタナ州の雄…

スモール・フェイセズの軌跡

彗星の如く駆け抜けた若きモッズバンド スモール・フェイセズは、子役で歌手経験もあったスティーヴ・マリオットと、マリオットが楽器屋でバイトをしているときに知り合ったロニー・レインを中心に、1965年ロンドンで結成された。マリオットは1947年生まれな…

ジュリエット・ビノシュとデップの存在感が光る「ショコラ」

2000年発表の名作「ショコラ」を午前10時の映画祭で観た。 ショコラ (字幕版) ジュリエット・ビノシュ Amazon レオス・カラックスの「汚れた血」「ポンヌフの恋人」の印象が強いフランスの大女優ジュリエット・ビノシュが「ギルバート・グレイプ」「マイライ…

年齢別アルバム ポール・ウェラーのキャリアと変化

みうらじゅん氏は「ディランのアルバムは自分の年齢と同じ作品を聴け、味わい深いから」と「ディランがロック」の中で語っていた。当時のディランの考えや迷いが理解しやすくなると。長いキャリアを誇るポール・ウェラーにも同じやり方が有効だと思い、まと…