「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」と3作全て観たが、俺みたいな一般の映画鑑賞者からするとどれもかなり面白かった。「シン・ゴジラ」が勿論一番面白かったけど。
今回は、次から次に出てくるショッカーが豪華でそれだけでも楽しい。
話が結局家族の話に集約されるので、エヴァンゲリオン的な感じ。「K」とか「J」とかよくわからなかったので、amazon primeに来たらもう一度観たい。
Deep Purple - Gettin' Tighter
Teenage Fanclub - I Don't Want Control of You
Big Star - Thirteen
Matthew Sweet - Not When I Need It
Rod Stewart - Da Ya Think I'm Sexy?
Rod Stewart - I Don't Want to Talk About It - 2008 Remaster
Rod Stewart - Handbags & Gladrags
A$AP Rocky - Everyday (feat. Rod Stewart, Miguel & Mark Ronso
71年。スワンプ・ロックを代表する一枚。
この作品が出たあと、すぐに開催された「バングラディッシュのコンサート」の演奏を思わせる混沌とした音像が圧倒的。
同 コンサートでも活躍したボブ・ディランの「A Hard Rain's a-Gonna Fall」「It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry」、ジョージ・ハリスン「Beware of Darkness」を含む。ジョー・コッカーのために書かれた「The Ballad of Mad Dogs and Englishmen」も聴きどころだ。
迫力ある音を主導したのはライヴ感ある音作りに定評のあるグリン・ジョンズ。意外な感じだが、ニック・デカロもストリングス・アレンジで参加。
2000年代にも通じるクソかっこいいロックアルバムだ。
170 Rod Stewart – Vagabond Heart 特集 - Beat TERAO radio | Podcast on Spotify
the bird and the bee - Again & Again
M.I.L.K. - Right Here (feat. Benny Sings)
Men I Trust - Ring of Past
Rod Stewart - The Motown Song (with The Temptations)
Rod Stewart - Rhythm of My Heart
Rod Stewart - You Are Everything - 2008 Remaster
Rod Stewart - Have I Told You Lately - 2008 Remaster
Rod Stewart - Downtown Train - Early Version
The Good Life - Night And Day
91年発表。
充実した70年代を過ごしたロッドも、80年代、人気はさておき作品の質をあからさまに下げていた。前作「out of order」も聴き直す価値が見いだせないアルバムで、半ば「オワコン」と化していた中、トレバー・ホーン等の力を借りてロッドが再度意地とアーティストパワーを見せつけたのがこの作品だ。
冒頭の「リズム・オブ・マイ・ハート」は得意のアイリッシュ。この曲の出来の良さがアルバムを象徴している。自信満々のロッドの歌声が最高だ。
3曲目の「Broken arrow」はザ・バンドのロビー・ロバートソンの作品。レニー・ワロンカーがプロデュースで参加。音はしょぼいが雰囲気は良い。
80年代的なロックサウンドの4曲目「it takes two」はティナ・ターナーとのデュエットでベタなビートとシンセが楽しい。
6曲目「you are everything」はスタイリスティックスで有名なナイトショーソング。90年代以降の活動にも繋がるカバー。過剰な歌いっぷりが逆に最高だ。
このアルバムで一番の出来が7曲目「the motown song」。テンプテーションズをバックにご機嫌な歌を聴かせてくれる。アニメでロッドらが歌うMV(ヴァニラ・アイス、マドンナ、シニード・オコナーっぽいキャラも出演)も最高でUK、ビルボードで共に10位までチャートを昇った。
10曲目の「have i told you lately」はヴァン・モリソンのカバーで、後にアンプラグドでライブバージョンがヒットし、ロッドの代表曲の一つになった。ロッドのセンスの良さが久々に発揮された素晴らしいカバーだ。
89年発表のシングル「down town train」もバージョンによっては収録されている。トム・ウェイツの素晴らしいカバーで、ジェフ・ベックのギターも聴ける。全米3位の大ヒットとなった。
洋楽を聞き始めた頃の作品で非常に思い入れがある。サウンドは少し古臭いが、作品に込められたロッドのパワーは未だに有効な傑作だと思う。
169 バートバカラック俺の3曲。 - Beat TERAO radio | Podcast on Spotify
Nancy Sinatra - As Tears Go By
Aretha Franklin - I Say a Little Prayer
The Beatles - Baby It's You - Remastered 2009
Manic Street Preachers - Raindrops Keep Falling On My Head
Red Hot Chili Peppers - Wet Sand
Third Eye Blind - Losing a Whole Year
The Cranberries - (They Long To Be) Close To You
97年発表。
ブリットポップ末期にウェールズからやってきた骨太ロックバンド。
当時シーンの最前線にいたOASISやCASTなどよりもずっと重い音を鳴らすギターと、重心の低いドラムを中心としたダイナミックなバンドサウンドと、ケリー・ジョーンズの素朴でブルージーな歌声が素晴らしい。長ったらしいギターソロがほとんど無い潔さも良かった。
アルバムからは6曲がシングルカットされ、ロングランヒットとなったが、チャート上は6位とそこそこで、意外な感じだ。
1曲目の「a thousand trees」の「流し」が出世したみたいな身近な歌い出しから、バンドの演奏が入ってきて一気にガツンとくる感じがいつ聴いても最高。
2枚目は同じ路線だったが、3作目からポップになりメジャーな感じに変わっていったのは良し悪しあり。ただ、ケリーのヴォーカルはどの時期でもリアルで良い。
168回 JEFF BECK追悼 - Beat TERAO radio | Podcast on Spotify
他アーティストとの共演を中心にウタものを集めてみた。
Jeff Beck - Shapes of Things - 2005 Remaster
Donovan - Barabajagal (with Jeff Beck Group)
Jeff Beck - I Put a Spell on You (feat. Joss Stone)
Beck, Bogert, Appice - Sweet Sweet Surrender
Imelda May - Black Tears
Jeff Beck - Hi Ho Silver Lining
Jeff Beck - A Day in the Life - Live
フジロックで見たジェイコブはとても小さかった。
2010年発表のソロ2作目。凄く丁寧に作られた佳作だ。
ウォールフラワーズの傑作「Bringing Down The Horse」で組んだTボーン・バーネットが再度プロデュース。ベースはアメリカンフォーク、少ない音を効果的に配置し味わい深いサウンドを構築している。
ジェイコブは全曲を作詞作曲し、大衆受けするコンポーザーとしての才能を発揮、ヴォーカリストとしても渋みを増し良い歌声を聴かせてくれる。聞き手を選ばない、この点では父以上の才能だ。
ビルボード全米チャートで最高位12位。大成功と言えるが、その後活動を縮小してしまったのは残念。あと、タイトルの意味がわからん。
97 年発表。
前作(1ST)はデイヴ・グロールの「マッカートニー」的な実質ソロ作品だったが、本作はパット・スメア他バンドメンバーを招集。ピクシーズの「ドリトル」「ボサノヴァ」で有名なギル・ノートンがプロデュースを請け負い、ダイナミックで緩急のついたロックアルバムに仕上がった。
デイヴ独特の浮遊感あるジョージ・ハリスン的メロディーとオルタナ・ハード・ロック王道をゆく強烈なカタルシスを感じさせるロックサウンドの合体という、フー・ファイターズのメソッドが完成。これはアジカンなど邦楽オルタナ系ギターロックに大きな影響を与えた。
正直、この後のフー・ファイターズは、ハードロック的要素が強くなりすぎてあまり積極的には聴いていない。このアルバムはナイーヴなメロディとサウンドのギャップが面白く、非常に良い作品だと思う。
167 ミッチェル・フルーム関連特集。追悼デヴィッド・クロスビー - Beat TERAO radio | Podcast on Spotify
David Crosby - Music Is Love
Paul McCartney - My Brave Face - Remastered 2017
Look Park - Stars Of New York
Crowded House - Weather With You
Elvis Costello & The Attractions - The Other End of the Telescope
Los Lobos - Angels with Dirty Faces
Gomez - Catch Me Up
Don Nix - Sweet Sweet Surrender
Sloan – Navy Blues
カナダを代表するロックバンドの4作目で代表作。
冒頭「She Says What She Means」から密度の高いロックが爆発。サウンドはクイーンやチープトリックを彷彿とさせる70年代風だが、メロディラインのセンスはビートルズ(特にポール・マッカートニー)ライク。
メドレーのように2曲目(C'mon C'mon)へ、柔らかなピアノが印象的な、トッド・ラングレンっぽいシンガーソングライター系の楽曲。間奏ではブライアン・メイばりの存在感があるギターソロに耳を奪われる。
クイーンの2ND的な繋ぎから3曲目。ベースの唸りが気持ち良いミディアムテンポのギターロックナンバー。
という感じで、冒頭3曲だけでもお腹いっぱいのロック娯楽作だ。
3作目のヒットで余裕が生まれ、1曲毎のアレンジが「振れてる」ためバラエティに富んだサウンドになっており、アルバム一枚ダレることなく聴ける。ビートルズ直系のメロに、70年代風の派手なアレンジがハマっている。多くのパワーポップバンドや「気持ちだけビートルズフォロワー」の頭上を浮遊する真のビートルズ後継者。いつ聴いても最高だ。
カナダの4人組の3作目。
前作はゲフィンからのリリースで、相当な制作費をかけて制作されたが、「グランジ」を求めるレーベルとの摩擦によりゲフィンを離脱、このアルバムは低予算で作られた。自由な環境下、過剰なディストーションが薄れ、現在に至るバンドの形=「ラウドなドラムを軸にしたフックの効いたギターロック」を確立した。
高いレベルのシンガーソングライターが4人。曲作りはおそらく腕比べの場だ。合唱を促すような曲ではなく、フックが効いた、聴くほど味が出るスルメな曲が大半を占める。
7曲目「Everything You've Done Wrong 」はソフィア・コッポラの映画「ヴァージン・スーサイド」で取り上げられた。バンド初のチャートヒットになった名曲だ。
9曲目の「The Lines You Amend」は自死についての歌といわれている。ビートルズっぽい名曲だ。バッドフィンガー直系のパワーポップ勢と異なり、ビートルズの良さをしっかり受け継いでいる稀有なバンドだと思う。
時代に関係なく常に最高な一枚。これからもずっと間違いなく大好きなアルバムだ。
#俺の744枚 #名盤
年明けからずっとジェフ・ベックを聴いていた。
初期や第二期ジェフ・ベック・グループもいいけど、やっぱジョージ・マーティン2部作がすげえよな!なんて思ってた。
いつ聴いてもリアルで人肌感あるギター。最高だった。人間味、目の前で弾いてる感が凄いアーティスト。唯一無比。
現実感無いな。ありがとう、これからも聴き続けるとしか言えない。
166 俺的2022年ベスト20 - Beat TERAO radio | Podcast on Spotify
長い話が3回流れます。鼻声なのでとばしてください。
Faces - Glad and Sorry
2022年俺的ベスト20
20.Kula Shaker - Whatever It Is - I'm Against It
19.The 1975 - Oh Caroline
18.Broken Bells - Saturdays
17.Sloan - Dream It All Over Again
16.Steve Lacy - Bad Habit
15.Brendan Benson - People Grow Apart
14.Whitney - TWIRL
13.Big Thief - Little Things
12.Charli XCX - Beg For You (feat. Rina Sawayama)
11.Phoenix - Alpha Zulu
10.beabadoobee - See you Soon
9.Wet Leg - Chaise Longue
8.The Smile - Thin Thing
7.Beach House - Runaway
6.Alex G - Cross the Sea
5.Interpol - Toni
4.Bibio - S.O.L
3.Red Hot Chili Peppers - Reach Out
2.Alvvays - Belinda Says
1.DOMi & JD BECK - NOT TiGHT
Luna - 23 Minutes in Brussels