午前10時の映画祭で、久しぶりに「スティング」を観てきた。
30年近く前にテレビで観て、「面白えな」と思った印象がある。当時、「明日に向かって撃て!」と「スティング」が連続で放送された。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのコンビ作として、どちらも凄く良かった。歴史的な評価は多分「明日に向かって撃て」だと思うが、俺には「スティング」の方が強烈に記憶に残っている。
今回、本当に久しぶりに観たけれど、やっぱり最高に面白い。
「スティング」という言葉の意味。蜂の一刺しみたいなニュアンスで、最後に恨みを晴らす、復讐の一刺しを見舞うという意味。
そのプロセスがギャンブルの仕組みなどで難解なのかなと途中まで思っていたけれど、全くそんなことはない。
とにかくストーリーが明快。テレビで観た時は高校生か大学生だったが当時も一発で内容が理解できて面白いと思えた。
今回も途中からすんなり話に入り込めた。
終盤に用意されている2つ、3つのどんでん返し。
最後は確かハッピーエンドだったなという記憶はあったけれど、非常に気持ちよくエンディングを迎えることができた。
あの女性の殺し屋については全く記憶になかったから、「ああ、こんなキャラクターがいたんだ」という新鮮さもあった。
話も面白いが、やはりPaul NewmanとRobert Redfordの格好良さ。特にPaul Newmanの、あのいなせな佇まいは凄く印象に残る。
一方でロバート・レッドフォード。若い頃のBrad Pittのイメージが重なる。「リバー・ランズ・スルー・イット」の影響もあるかな。優男というか、眩しい笑顔というか。
なかなか、ここまで後味良くすんなり楽しめる映画はない。主人公側がほぼ何の犠牲もなく勝利を収める。単純明快で「こういう映画はやっぱいいよな」と思わせてくれる、そういう作品だ。


