solid bond

never a dull moment

俺の100枚

Paul Weller – Heavy Soul

97年発表。ソロ4作目。全英2位。 youtu.be 繊細なプロダクションが光った前作とは対照的に、アグレッシヴでライヴ感の強い作品。メンバー四人がスタジオで目を合わせながら録音した感じが伝わってくる。 youtu.be アレンジも、前作の高級感ある凝ったものか…

Paul Weller – Wild Wood

93年発表のソロセカンド・アルバムで代表作の一枚。全英2位とチャートでも成功し、現在に至るポジションを確立した。 www.youtube.com このアルバムが出た93年、ブラーが「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」を発表。翌年にはカート・コバーンが亡くなり、…

Belle & Sebastian – The Boy With The Arab Strap

">98年にリリース。 ">UKロックシーンはブリットポップの残り火の中、ロックとクラブサウンドが盛っていた。 ">ベルセバはそのようなシーンとは一線を画し、繊細でインディーズ志向の音楽を展開、独自のアプローチは注目を集め、日本を含むギターポップフリ…

Stephen Malkmus & The Jicks – Mirror Traffic

11年発表。 ベックがプロデュース。スティーブン・マルクマスとベックという90年代オルタナ・アイコンの共演が話題になった、と書きたいところだが、当時日本ではそれほど盛り上がらなかった。スティーブンの活動が完全にインディー方向に触れていたからだと…

Oasis/ dig out your soul 

2008年に発表されたOASISの現時点(2022年)におけるラストアルバム。 1ST、2NDと傑作をブチ込んだギャラガー軍団が、その後ボロボロになっていまいちなアルバムを連発する姿は正直リアルタイムリスナーとしてキツかったが、突如として傑作をドロップしてき…

Badly Drawn Boy / the hour of bewilder beast

00年。 当時シーンを沸かせたデビューアルバム。霧が立ち込める森の中をゆっくり彷徨っているような浮遊感のあるメロディ、サウンドが唯一無比。特に⑨は白眉の出来。聴けばどっぷり酩酊状態。ukロックの吉田類だ。 www.youtube.com

Grandpaw Would /Ben Lee

open.spotify.com 95年発表。オーストラリア出身、78年生まれのベン・リーは当時16歳。飛ぶ鳥を落とす勢いだったグランドロイヤルからソロデビューした。 まるでポール・マッカートニーの1STアルバムのような、宅録っぽいアレンジや録音は、聞く人を選ぶか…

Sob Rock / ジョン・メイヤー

Sob Rock ジョン・メイヤー ポップ ¥1833 music.apple.com 現在の3大ギタリストの一人(他はジョン・フルシアンテ、デレク・トラックス)で、グラミー賞受賞経験もあり、最近ではグレイトフル・デッドの残党とツアーも行う超人ロッカー、20周年記念の4年ぶり…

The Campfire Headphase / Boards of Canada

The Campfire Headphase Boards of Canada エレクトロニック ¥1528 music.apple.com 2005年に出た作品。確かその年の朝霧JAMで試聴会みたいなのが開催されていた。朝霧とか苗場とか、サウナの休憩タイムとか、チルアウトに最適なサイケデリック・エレクトロ…

Blondes Have More Fun /Rod Stewart

open.spotify.com 1978年の作品。ジャケットが象徴するように、一般大衆が求めるイメージにしっかり向き合い、ロックスター路線を貫いた代表作のひとつ。おバカなイメージで損しているが、しっかり作られた素晴らしい作品だ。 一曲目の「アイム・セクシー」…

The Art Of Tea / Michael Franks

open.spotify.com マイケル・フランクスは1944年生まれのなので現在76歳。カリフォルニア出身。オレゴン大学で教壇に立っていたこともあるというから、いわゆるインテリだ。 76年のこのアルバムは、彼の代表作の一枚であると同時にAORというジャンルを代表す…

Odelay / Beck

open.spotify.com 言わずとしれた96年を代表するアルバムなんだが、ちょっと影が薄くなっているような気がする。この作品以降も優れた作品をベックが出し続けているからか。また、ライブ演奏でアップデートされた曲に比べ、アルバムはちょっと迫力に欠ける感…

Our Favourite Shop The Style Council

open.spotify.com つい先日16枚目のソロアルバム「FAT POP」が出たばかりのポール・ウェラー。 スタカン時代の代表作がこのour favorite shopだ。勿論全英1位。この当時のポール・ウェラーは27、28歳で、人として一番血気盛んな時期。キャリアで最高の歌声を…

461 Ocean Boulevard / Eric Clapton

open.spotify.com ロッキング・オン6月号の特集は「究極のギタリスト50」。 勿論クラプトンも入っていたが、2ページ見開きのアーティストがいる中で地味に1ページだけの扱いだった。文中では「ギタリストからシンガーソングライターに移行していったアーティ…

The Tin Man Was A Dreamer / Nicky Hopkins

open.spotify.com ストーンズやビートルズ、ジェフベックグループ、ジョンレノンの「イマジン」などUKロックの名盤の多くに関わったキーボーディストの72年のソロアルバム。 アルバム全体が優しく朧げな雰囲気に包まれている。他で聴いたことがない独特の世…

sebadohの名作

open.spotify.com 1996年発売。大学ど真ん中のタイミングで、試聴機で聴いて一発で気に入り購入した。未だに大好きなアルバム。初期のオルタナパンクな感じから、破壊力はそのままでポップにメロディアスに進化した感じの作品だ。 当時やっていたバンドでカ…

TOTOは落ち着く場所だよな

open.spotify.com 10代の頃からずっと聴き続けているTOTOの代表作で、「ロックよりのAOR」の傑作。 ロックは聴くと不安や焦りや焦燥感を感じるものが多かったりするが、このアルバムはコタツのようなぬくもりと心地よさに溢れている。 最近weezerがカバーし…

The Magic Numbers/The Magic Numbers

Magic Numbers アーティスト: Magic Numbers 出版社/メーカー: EMI Europe Generic 発売日: 2005/05/19 メディア: CD この商品を含むブログ (1件) を見る 2組の兄妹で構成される混声コーラスが魅力のバンドで、ヒッピー的なルックスだがイギリス出身。 これ…

twice removed / sloan

Twice Removed アーティスト: Sloan 出版社/メーカー: Geffen Records 発売日: 1994/08/30 メディア: CD この商品を含むブログ (1件) を見る グランジ末期にデビューし、パワーポップバンドとして大御所の地位を築いたカナダの四人組バンドSLOAN。これは94…

duane allman/Anthology 1

Anthology 1アーティスト: Duane Allman出版社/メーカー: Island / Mercury発売日: 1990/10/25メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見るどのギタリストが一番好きかと聞かれれば間違いなく1位はduane allmanだ。 このアルバムは彼が参…

radiohead/amnesiac

今夜はコレ聴いている。Amnesiacアーティスト: Radiohead出版社/メーカー: Capitol発売日: 2001/05/10メディア: CD購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (103件) を見るkid Aが攻撃的なアルバムとすればこちらは母性的というか。 海っぽいとか宇宙…

fatboy slim / You've Come a Long Way..

You've Come a Long Way..アーティスト: Fatboy Slim出版社/メーカー: Skint発売日: 1998/10/22メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見るたまに車で爆音でかけては、楽しくドライヴしている。 非常に享楽的なアルバムなので、すぐ飽き…

11 sleeper/smart

Smartアーティスト: Sleeper出版社/メーカー: Bmg/Arista発売日: 1995/03/14メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る今、このバンドの名前が出てくるのは、ブリトポップの負の部分として取り上げられるときだけのような気がする。逆を…

10 traffic /Mr.fantasy

昔はもう一人のスティーヴ(スティーヴ・マリオット)が俺のアイドルだったけど、最近ではすっかりこっちの長生きしたスティーヴの大ファンだ。トラフィックのアルバムはハズレが無い。初期2枚は有名、その後のアルバムもすげえ傑作。80年代のソロはいまいち…

9 radiohead / The Bends

このアルバムは大学合格と同じぐらいの頃買った。3月発売だったはず。新たな生活のスタート。聴くと仙台を思い出す。 今聴くと強烈にロックな感じ。凄まじいカタルシス。同じ土俵でこれと匹敵するアルバムはこれ以降出ていない、それは間違いない。文句無く…

8 elliott smith / Elliott Smith

エリオット・スミスはXO以前の素朴なアルバムのほうが格段に素晴らしいと思う。特にこのアルバムは最高だ。ずっとレーベル名の「kill rock stars」ってのをアルバムタイトルと勘違いしていた。けど、マジでロックスターを殺すぐらいのインパクトを与えてくれ…

7.prince / Purple Rain (1984 Film)

パープル・レインを聴くためにアルバム一枚通しで聴くってのがけっこう好き。このアルバムでのプリンスは非常に真摯であまり迷い無く楽しく音楽を作っている感じがする。天才である彼はきっと作ろうと思えば簡単に名曲を作れてしまうんだろう。「パープル・…

6.the push kings / Far Places

美しいメロとちゃんとはねたリズム、シンプルなアレンジ。これも10年経っても色褪せない名盤。ウタもうまい。10曲目素晴らしい。このアルバムを聴いてて思い出す景色がいっぱいあります。

5.jim o'rourke / Eureka

ジム・オルークは最近日本での活躍が目立つ。このアルバムを聴いていると、彼のもつ独特の趣向が、日本の「わびさび」とか「いとおかし」といった昔ながらの感覚と非常にリンクしているのがわかる。遠浅の海に押し寄せる波のようなゆるやかなロック。時代の…

4.Sparklehorse/It's a Wonderful Life

スパークルホースってつかみ所のない音を出すバンドだと思う。いかにもアメリカっぽいオルタナカントリー風の曲とヨーロッパ的な構築された音、更にローファイを感じさせることもある。中心にあるのはやたら孤独そうなメロディーと声だ。このアルバムはこの…