現在の3大ギタリストの一人(他はジョン・フルシアンテ、デレク・トラックス)で、グラミー賞受賞経験もあり、最近ではグレイトフル・デッドの残党とツアーも行う超人ロッカー、20周年記念の4年ぶりの新作は、80年代〜90年代前半にどっぷり浸かった、オヤジどもウェルカムの凄まじいアルバムだ。
まずはこのMVを見てほしい。
アルバム全曲こんな感じ。俺達が洋楽に目覚めた頃の、あのサウンドなのである。
本人のインタビューが見つからないのでわからないが、どこまで本気なのか。このMVは完全にウケ狙いとしか思えないが・・・。しかし、ド直球の80年代サウンドは俺らのハートをグイグイ揺さぶってくる。メロディー、ギターのキラキラしたアルペジオ、間奏のガチャガチャなるカッティング、ウザいほどクリーンなシンセ・・・。
AOR(ヨットロック)的な感じもあるが、もっと俗っぽくダサいリチャード・マークスみたいな感じを狙っているのでは。最近野村訓市のラジオでリチャマがかかって相当グッときた俺には堪らん感じです。7曲目は80年代のボブ・ディランみたいな感じ。これも素晴らしい。
とにかくノックアウトされた。次もこれでやってほしいけど、1回きりの企画モノだろうなあ。ジョンメイヤーのキャリアを全て追いかけたくなりました。