今日の一枚
">1974年の作品。製作に当たり、レコード会社から「安く、早く」を要求され、ツアーバンドとレコーディング。凄く親しみやすく、統一感の取れたサウンドの中、時折デヴィッド・リンドレーのギターが唸る。夜の静粛をぶち壊すような存在感で、かっこいい。長…
98年発表の4作目スタジオ・アルバム。 タンバリンスタジオでの録音、トーレ・ヨハンセンのプロデュースと基本は変わらずポップだが、ダークな雰囲気がアルバムを支配。 www.youtube.com 低めで無理しないボーカルの本領が発揮され、ポップの枠の中で切れのあ…
72年。アメリカのジャズオルガニスト、ジミー・マックグリフのリーダー作。 www.youtube.com アル・グリーンの有名ナンバーを筆頭に、アイザック・ヘイズのシャフトやホワッツ・ゴーイン・オン等、耳馴染みのあるヒット曲を見事に解釈。グルーヴの塊のような…
67年発表。 若き天才シンガースティーヴ・ウィンウッドがジム・キャパルディ、クリス・ウッド、デイヴ・メイスンと結成したロックバンド。 ジャズ、R&B、ブルース、フォーク等を雑多に混ぜ合わせ全体をサイケに味付けして纏めた感じのデビュー・アルバムだが…
サニーデイ・サービスのセルフタイトルの4枚目を聴いている。 90年代後半のロックシーンを代表する作品のひとつで、サニーデイ・サービスにとっては最も完成度が高い作品だと思う。この次の作品も良いけど。90年代らしいサウンドと歌詞が、ど真ん中に大学生…
79年。 グレン・フライとの共作も含むヒットアルバム。 ウエストコーストらしい優しいサウンドと、JDサウザーのソングライティングが光る傑作だ。 表題曲は、ロイ・オービソンの影響を強く受けたポップソングで、ビルボード7位の大ヒットとなった。日本でも9…
丸く柔らかい音だった前作から、高音が効いたヘヴィなサウンドに変化。ロック感と覚醒感が増した。 ジョージが飛躍したM1、常に発見があるポールの佳曲M2,5,10、作風が変わってきたジョンのM3,7,9,11,14など最高な曲だらけ。 演奏もアイデア豊富。傑作だ。
02年。 オルタナカントリーの騎手がレーベルとの擦ったもんだの挙句辿り着いた極地。 www.youtube.com ジェフ・トゥイーディーのグランジを通過した声と、ジム・オルークの手も借りて作ったポストロック的サウンドがドンピシャにハマり00年代を代表する作品…
2008年に発表されたOASISの現時点(2022年)におけるラストアルバム。 1ST、2NDと傑作をブチ込んだギャラガー軍団が、その後ボロボロになっていまいちなアルバムを連発する姿は正直リアルタイムリスナーとしてキツかったが、突如として傑作をドロップしてき…
00年。 当時シーンを沸かせたデビューアルバム。霧が立ち込める森の中をゆっくり彷徨っているような浮遊感のあるメロディ、サウンドが唯一無比。特に⑨は白眉の出来。聴けばどっぷり酩酊状態。ukロックの吉田類だ。 www.youtube.com
90年発表。ビルボード最高位5位。クリス・トーマスのプロデュース。 オーストラリアを代表するグループ。カリスマ、マイケル・ハッチェンスの存在感あるボーカルと変幻自在なバンドサウンドが人気を集めた。 全ての面で程よいロックアルバム。 www.youtube.c…
00年発表。UK16位。 youtu.be ハシェンダの熱狂から、メランコリックな夜明けへ。 酩酊と覚醒を行き来するサウンドとUKらしいメロディー、クラブを通り抜けたリズム感が素晴らしい大傑作。 www.youtube.com 朝4時、マジックアワー前のサウンドトラックだ。
75年発表。ビルボード12位まで上がったヒットアルバムだが、代表作として取り上げられることはほとんどない。シンプルで聴きやすく初心者向け。だからこそもっと推されてほしい。いつ聴いてもなんとなくしっくりくる優しい傑作。 open.spotify.com
open.spotify.com 95年発表。オーストラリア出身、78年生まれのベン・リーは当時16歳。飛ぶ鳥を落とす勢いだったグランドロイヤルからソロデビューした。 まるでポール・マッカートニーの1STアルバムのような、宅録っぽいアレンジや録音は、聞く人を選ぶか…
1975年に発売されたアルバム。前作「461オーシャン・ブールバード」が高く評価されチャートでも成功を収めた一方で、この作品は評価が低く、売れなかった作品とされている。 youtu.be 「安息の地を求め」ジャマイカに向かったクラプトンだが、アルコールなど…
Knocked Out Loaded (Remastered) ボブ・ディラン ロック ¥1833 music.apple.com ボブ・ディラン、45歳の時のアルバム。 みうらじゅん氏の「ディランは自分の年齢と同じときのやつ聴いとけ」的なヤツに従い聴いてみた。ディランはいろいろ聴いたが、この作品…
Utopian Ashes ボビー・ギレスピー & Jehnny Beth ロック ¥1833 生きるレジェンド、ボビー・ギレスピーとジェニー・ベスがデュオ名義でアルバムを発表。ジェニー・ベスはsavagesからキャリアをスタート。savagesは女性中心のポスト・パンクバンドで2011年に…
It Was Hot, We Stayed In The Water The Microphones オルタナティブ ¥1528 music.apple.com アメリカのインディーフォーク・ロックバンドが2000年に発表した2NDアルバム。ベックやアトラスサウンド、ビルトトゥスピル等が在籍したオルタナ系レーベル「Kレ…
Sling Clairo オルタナティブ ¥1935 music.apple.com アメリカのシンガーソングライター、ベッドルーム・ポップを代表するクレイロの2nd。プロデュースは、Fun.等で活躍しその後プロデューサーとしてテイラー・スウィフト、ロード、シーア、ラナ・デル・レイ…
Fantastic ワム! ポップ ¥1833 music.apple.com 1983年発売。いわずと知れたジョージ・マイケル率いるワム!のデビューアルバム。 デビューシングル「ワムラップ」はヒットしなかったが、トップ・オブ・ザ・ポップスへの代理出演(この時、バックダンサーに…
Power Corruption and Lies (Definitive) ニュー・オーダー ロック ¥1630 music.apple.com 1983年のニュー・オーダーとしては2ndアルバム。 80年のイアン・カーティスの死から2年後の82年に製作された代表作のひとつ。キーボーディスト(ギリアン)をメンバ…
The Campfire Headphase Boards of Canada エレクトロニック ¥1528 music.apple.com 2005年に出た作品。確かその年の朝霧JAMで試聴会みたいなのが開催されていた。朝霧とか苗場とか、サウナの休憩タイムとか、チルアウトに最適なサイケデリック・エレクトロ…
Wild Life ポール・マッカートニー&ウイングス ロック ¥1935 music.apple.com 1971年発表。「マッカートニー」から3作目の作品。ウィングスとしてはデビュー・アルバム。デニー・レインとの共同作業はここから約10年続くことになる。 2週間程度で製作され、…
open.spotify.com 1978年の作品。ジャケットが象徴するように、一般大衆が求めるイメージにしっかり向き合い、ロックスター路線を貫いた代表作のひとつ。おバカなイメージで損しているが、しっかり作られた素晴らしい作品だ。 一曲目の「アイム・セクシー」…
open.spotify.com マイケル・フランクスは1944年生まれのなので現在76歳。カリフォルニア出身。オレゴン大学で教壇に立っていたこともあるというから、いわゆるインテリだ。 76年のこのアルバムは、彼の代表作の一枚であると同時にAORというジャンルを代表す…
open.spotify.com 1981年に出たライブ・アルバム。タイトルは「屋根裏の曲」、ストレンジャー以前の眠っていた名曲をライブで生き返らすことを目的に編集された感じ。全米8位。プロデュースは勿論フィル・ラモーン。 ビリーの絶頂期に近い時代なので、迫力あ…
open.spotify.com コロナで亡くなったフィル・スペクターのフィレスレーベルでの仕事を集めたコンピレーションアルバムで、CDでは7枚組のマニアアイテム。気軽にストリーミングで聴けるのはホント良い時代になったと思う。 爆音で聴く程カッコよさが増す。音…
open.spotify.com すっかり見かけはヒッピーというか世捨て人になってしまった、ダイナソーJr、セバドーのルー・バーロウ。 6年ぶりのソロアルバムは相変わらずの雰囲気。つまり90年代的な宅録・ローファイだ。とんがった感じはなく、優しいメロディーと柔ら…
open.spotify.com 2001年の5月発売、エルボーのデビュー・アルバム。20周年記念でデラックス・エディションが出た。 久しぶりにじっくり聴いてみた。ゆっくりとしたテンポの中で、若干サイケデリック、基本はメロディアスな正統派ギターロックが高い完成度で…
open.spotify.com the bandの代表作。 この作品、レコード・コレクターズ界隈では「神アルバム」の扱い。 ずっといまいち分からずにいた。雰囲気とか曲とか、良いのはわかるが、アルバム全体のヌルい、だるい感じが、自分にはどうも合わなかった。 改めてし…