バンドにとって2枚目、最後のアルバムとなった作品。05年にリリースされ、バンドは解散した。
前作よりもさらに美しいメロディが丁寧に構築されている。
60年代のロックの要素を強く持ち、フォークロックへの憧れを港町リバプールから鳴らすことで、ベースは伝統的なサウンドながらも、独自のアイデンティティを打ち出すことに成功している。
プロデュースは、エリオット・スミスやブラック・ダブ・ブラザーズなどのアーティストを手掛けたトム・ロスロックが担当。バンドの音楽性を引き出すために、非常に重要な役割を果たしている。
アルバムリリース後、わずか2枚のアルバムで解散することになった。
彼らの音楽は、70年代のロックやフォークのファンから熱狂的な支持を受けていたが、活動期間が非常に短く、解散が惜しまれる。朝霧JAMでのライブ、最高だったのにな。