solid bond

never a dull moment

Cecilio & Kapono – Night Music

77年発表。
カリフォルニア生まれのセシリオ・ロドリゲス(人間的には・・・)とガチハワイアンなヘンリー・カポノによるユニットによる3作目。

ロサンゼルス録音。いかにも西海岸なサウンド(ウエストコーストロックの末期だ)とハワイアンらしい緩くてセンチメンタルな感性がシナジーを生んで、他に無い雰囲気の優れた作品になっている。ハワイの朝焼けか夕焼け?が美しいジャケットの良い感じそのまま。
4曲目「we're all alone」はAORのキング、ボズ・スキャッグスの名曲のカバー。まるで自分たちの曲のように「らしく」カバーしている。

ハワイアン・サーフ・ミュージックとAORの間の子のような傑作。
夏が終わりかけのタイミングに聴くとぐっとくる。この時期の海は良いんだよな・・・。