solid bond

never a dull moment

「ベルリン・天使の詩」静と動の対比で描く、人間讃歌。サウナに近い。

タイトルは勿論ずっと前から知っていたけど。

映画館で観ることができてホント満足です。ありがとう「午前十時の映画祭」。

ヴィム・ヴェンダース監督、素晴らしい。コロンボのヒトを含め、メインの演者も最高だった。特にヒロイン(早逝してしまったのは残念)の生のエネルギーに満ち溢れた躍動感ある演技。最後のシーンの眼力と説得力には圧倒された。

 

中年のオヤジが天使で、事前情報無く観た俺はまずびっくり。

白黒の世界の中で人間のモノローグをひたすら聴く前半(撮った映像を切って編集した感じ)と、天使として死に、人間の世界で躍動する後半の対比がグランジ的な静と動の構図に近く、めちゃくちゃ盛り上がる。

2024年の日本で例えるなら、高温サウナとキンキン水風呂に浸かった後の外気浴って感じ・・・例えは悪いが。

 

人間世界での主人公の活き活きとした感じが素晴らしく、人間の素晴らしさを単純に再認識できる。鑑賞後は非常にポジティヴになれる。

映像は無茶苦茶きれいで、カメラワークがダイナミック。映画館で観るべき作品だ。

「生の象徴」としてライブシーンが出てきて、その映像も素晴らしい。ニック・ケイブがかっこいい。ロックのかっこよさ、パワーも再認識した。