solid bond

never a dull moment

Our Favourite Shop The Style Council

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つい先日16枚目のソロアルバム「FAT POP」が出たばかりのポール・ウェラー

スタカン時代の代表作がこのour favorite shopだ。勿論全英1位。この当時のポール・ウェラーは27、28歳で、人として一番血気盛んな時期。キャリアで最高の歌声を聴かせる。相棒ミック・タルボット、ウェラーにとっての「リンダ・マッカートニー」と言えるDCリーも、非常に存在感があって、ウェラーの汗とツバが飛び交う中でいわゆる「シャレオツ」な雰囲気をアルバムにもたらしている。

このアルバムを本格的に聴くようになったのは大学に入ってから。当時流行っていた渋谷系の影響だ。このシャレオツな雰囲気に当時イカトン(東北大学イカトンで検索してください)だった俺は完全にノックアウトされた。

久しぶりにアナログで聴いているが、未だにアホみたいに聴いていた頃の風景を思い出す。陽の当たらないアパート(シャンブル八幡)とか、学校サボって原付きで向かった荒浜とか。

だから、俺にとってこのアルバムは80年代の名盤では無く、95年ぐらいの思い出が詰まったアルバムだ。ウェラーの青春が詰まったアルバムは、俺にとっても青春のアルバムである。

アルバムの中であえて1曲選ぶとすると、DCリーの歌声とMVが印象的だった"The Lodgers " だな。