おひさしぶりです。寺尾一郎です。
模索に模索を重ねるこの番組ですが、spotifyではほとんどのヒトがシャッフルで聴くことを考えると、曲順通り聴いてもらうことは難しいと。
で、普通に頭で曲紹介だけやって、あとはシャッフルで再生リストを好きに聴いてもらうのが一番良いんじゃないかと。今回からそんな感じでやっていこうと思います。
再生リストは約30分で、必ず一つのテーマでやろうと。
今回のテーマは山下次郎さんのリクエストに応えて、「梅雨のうざい感じ」です。
湿っぽい感じの曲、ねっとりした感じの曲、たまにそれから抜け出せそうな爽やかな曲を入れてみました。
まず、フジロックに来る予定だったチーム・インパラ。特にすきなアーティストではないんですが、最新作で一番目立つ「ボーダーライン」は結構好きです。音の重ね方が梅雨の雨の音が重なる感じと近いかなと思いました。
で、カリブー。これも対して好きなアーティストではないんですが、この曲のふわっとした感じはなかなか良いかなと。歌も跳ねていて気持ちが良いです。
で、最近結構聞いているクレイロをフューチャーしたサッシー009。オスロの3人組というぐらいしか知りませんが、クレイロのちょっと生々しいヴォーカルがサウンドにうまくはまっていると思います。かなり好きな曲で、梅雨といってもちょっと夜の雨のイメージです。
次はレディオヘッドでnice dream。あまり夏とか暑い季節のイメージは無いレディオヘッドですが、この曲はちょっと寝苦しい夏の夜を勝手に感じています。久しぶりにベンズの曲を聴きましたが、やはり良いですね。ベンズは、自分にとっての聞き手としての原点に近いアルバムです。
次が10CC。ドレッドロックホリデイ。レゲエです。この時代の、本流じゃないバンドがやるレゲエは、イーグルスのホテル・カリフォルニアもそうですが、絶妙なグルーヴがあって面白いです。この曲のサビの部分のふわっと上がる感じが好きです。
フィービー・ブリジャーズで、モーション・シックネス。恐らく乗り物酔いという意味かと思います。このヒトはライアン・アダムスに見いだされたんですね。しっかり曲がかけるアーティストだと思います。youtubeのbeatTeraoで流したキョウトという曲も良かったんですが、これもCメロみたいなのがあって日本人好みする曲だと思います。素晴らしいです。
次が、京都繋がりで、フランスのエール。同じスペルの日本のエア、石田小吉は今何をしているのでしょうか。この曲はちょっと雨が降って神秘的な京都のイメージです。
最後がビビオ。2016年のアルバム「ミネラル・ラヴ」から。音の使い方がユニークで聴いていて吸い込まれるような感じです。
今回のpodcastと連動したプレイリストは、Beat TERAO radio 6で検索してください。
それでは今回はここまでです。またいつか。