solid bond

never a dull moment

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

俺とロックの一週間

ゴリラズの2017年UKライブ映像がYouTubeでやたらと流れてくる。テロリストを彷彿とさせる演出は少し過剰。演奏が始まると雰囲気が変わって無茶苦茶かっこよく、さすがデーモン・アルバーンという感じだ。2017年のデーモンは今のデーモンよりだいぶ若く見えた…

radiohead-KID A 優しく降る雨のような傑作。

00年10月発表。4作目のスタジオアルバム。 『OK Computer』で世界的な成功を収めた後、メンバーはスランプに陥る。ギターでの作曲に限界を感じたトムは、グランドピアノを前に試行錯誤を始める。アルバム制作の転機となったのは「Everything in Its Right Pl…

Sugarの “If I Can’t Change Your Mind”と俺の隣人

季節が変わりかけている。桜も知らぬ間に散り、密閉された部屋には湿った空気が漂うようになった。天気のドーピングで、夕方には疲労が体に残った。 風呂に入って、麦茶を飲んで、Spotifyをシャッフルした。流れてきたのはSugarの “If I Can’t Change Your M…

俺とジャーヴィスのdisco2000

BBCラジオを何気なく流していたら、ベックの“Sexx Laws”がかかった。90年代らしい雑多なミクスチャー感。当時も今も響かない曲だ。このアルバムのベックは何だったんだろうか。 その後に続いたのがハッピーマンデーズ。月曜に聴くとすべてがどうでもよくなる…

燈屋。会員制の落ち着いたサウナ。

">燈屋には月に2回ほど通っている。会員制ということもありストレスが少なく、最近お気に入りの施設だ。 "> サウナは広い。5段のスタジアムサウナで、人との距離が十分に取れている贅沢な造りなので、余計な気を遣わなくて済む。温度もそれなりにあり、上段…

Latin Playboys!!特別変異の音像が最高すぎる

94年、ロス・ロボスの中心メンバーが、プロデューサーのチャド・ブレイクとミッチェル・フルームと組んで生まれた実験的サイドプロジェクト、Latin Playboys。当時のオルタナロックの空気と、ロス・ロボスが育んできたルーツ・ロックの文脈がクロスした奇妙…

湯めみの丘に久々に行った

甲斐市の「湯めみの丘」、何度も行っているが、やはりサウナと水風呂のクオリティは文句なし。サウナはほどよく湿度があって、温度もしっかり高め。すぐに発汗できるし、熱がしっかり身体に入ってくる感じがする。水風呂もキンキンじゃないが、気持ちいい冷…

桜、満開。サニーデイ・サービスの「東京」を聴く。

桜が一気に咲いた。足踏みしていたつぼみが、数日ぶりの陽射しに一斉に開いた。街の空気が柔らかくなって、季節が少し進んだ気がした。 今年もサニーデイ・サービスの『東京』がハマる季節が来た。どこか無防備で、光が差し込んでいるのに、物寂しさもある。…

radiohead / OK computer

『OK Computer』を初めて聴いたのは大学3年の梅雨時。前作『The Bends』への強い信頼があった分、冒頭から戸惑いは大きかった。音が明確に分離され、ギターの重みは抑えられ、全体的に引き算のサウンドデザイン。音が空間に配置されているような感覚があり、…

Badfinger / straight up

バッドフィンガーの1971年作『Straight Up』は、パワーポップの礎を築いた傑作として今なお称賛されている。アップル・レコードから発表され、ビートルズとの縁が深い彼らだが、このアルバムでは単なるフォロワーではなく、独自の音楽性を際立たせている。黄…