久々にリアルタイムの映画。
ブギーナイツ、マグノリアのポール・トーマス・アンダーソンの新作ということで、観に行った。
2時間40分の長さを感じさせないテンポの良さ、ヒロインの存在感、ショーン・ペンの気持ち悪さ、今日の政治のような世界情勢・・・そして五十歳のディカプリオのダメっぷり、老けっぷり。
まんまレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドによる音楽も、挿入される曲も良かった。スティーリー・ダンの「dirty work」が流れた場面は笑ってしまった。
面白かった。何も訴えるものはなくても、映画はこれで良い。
しかしこの排他主義を扱った内容、アメリカでどう評価されているのか。