solid bond

never a dull moment

Sound Garden トクマルシューゴ、サニーデイサービス

ヴァンフォーレの勝利を見届け、6時に日比谷野音に到着。残念ながら二階堂さんは見られず。まあ諦めていたけど・・・。
着いたら一休みする間もなくトクマルシューゴのライブがスタート。ステージ上に沢山の楽器があって、トクマルを囲むように演奏していく。トクマルは裸足で、イスに座ってアコギを鳴らす。凄い早いフレーズが連発なんだけど、トクマルを中心にそつなく演奏していく。歌は凄く上手い。夜の日比谷に声が響きまくっていた。MCを聴くとかなり天然的なキャラクター。ロマンポルシェと絡めるはずがない。パラシュートとか名曲連発、バングルスのラジオスターの悲劇のカバーまで披露。楽しいライヴだった。

サニーデイのライヴが始まる頃は、あたりがぐっと暗くなってちょっと寒くなり始めた。田中君の変わらなさ加減にビビる。俺らは10年でだいぶ変わったのに・・・。
二曲目の「恋におちたら」のサビで感極まる!!演奏はヘナヘナだったけど。ソカベの歌でこれを聴きまくっていたときの情景がガーっとフラッシュバックした。同じような感覚は不意をついて演奏された「若者たち」にも感じた。大学の頃の、何もせずぼーっとタバコの煙を吐いていた日々。「彼女はといえば〜」の部分でガツンときた。「旅の手帖」「白い恋人」あたりは曲の良さを再認識した。

演奏は、ここ数年見たバンドの中で一番ヘナヘナだった。けど、あの3人が演奏しているというだけでガツンとくる。空虚を身にまとうハルシゲ君の存在感は圧倒的。会場は俺と近い歳のやつらばっかりだった。きっと音楽を必死に聴いていた最後の世代だと思う。

「青春狂騒曲」をやらなかったけど、これはもうソカバンの曲になっちまったのか。ちょっと残念だった。
まだまだ名曲がいっぱいある。ライヴが終わって夜音を出ると、5〜6人の酔っ払いがサマーソルジャーを歌っていた。おそらく漏れ音でライヴを楽しんでいたと思われる。サマーソルジャーも聞きたかったな。当分活動しそうなので、ついていこうと思います。

そうそう、アンコール一回目でサニーデイ、トクマル、二階堂さんで細野ハルオミの「恋は桃色」をセッションしてました。これも面白かった。