- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2004/08/25
- メディア: DVD
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それ以来だからホント7年ぶりぐらい。久々に見た。
まず若きウィノナ・ライダーが美しい。ピチピチだ。
ユマ・サーマンとの破局も噂のイーサン・ホークはグランジスターのようなルックス。でもちょっと肉がたるんでる。この頃はジョニー・デップの肉もたるんでた。ハリウッドが緩んでたころなんだろうなあ。
で、この映画は「ジェネレーションX」を描いた映画として有名だ。「ジェネレーションX」って今や死語だな。=グランジ世代、って言い換えていいのかもしれない。チョイ役でエヴァン・ダンドゥが出てる。エヴァンが全部体現してるんじゃないかな。ウィノナはこの映画に出たことでグランジ世代の「姉貴」になったわけで彼女のキャリア的にも凄く重要な映画だ。
で、金とかに価値観をもたず、「死ぬときは人間は孤独」とうそぶくイーサンときっちりやりたいウィノナのラブロマンス的には答えらしきものが出るが、グランジ世代が一体どうすれば正しいのかについての答えはカケラすら見出せない。
この映画から10年近く経つと思うが、今同じような内容で映画をとったらどうなるのか。トム・ヨークのようなスーパー強いヒトになるか、それとも命を絶つか、どっちかのエンディングじゃなきゃ納得できねえだろうなあ。
僕は現実は厳しく、この映画の登場人物みたいなノリでは、生きていけないと思いました。けど所詮生き方はそれぞれ、ってのが答えか。つまり応えは風の中ってこと・・・とほほだね。