今月のレコード・コレクターズ、特集は「ジョンの魂」。なんと50周年だって。
人間としてのジョン・レノンは、正直好きじゃない。ただのヤンキーでひとでなしだ。
ソロの作品もほとんど駄作。ただ、この「ジョンの魂」「イマジン」は別格で、どの時代に聴いてもグッとくる。これから先、世代が替わってもロック音楽を理解できる人なら皆ぐっとくるだろう。
改めて聴いてかっこいいなあと思うのはジョン・レノンのギターの音。パンクとかグランジを凌駕するロックなギターだ。
これがきっと代表作のクラウス・フォアマンのベースや、独特のタイム感で心臓の音のようにリズムを刻むリンゴのドラムも相当素晴らしい。リンゴにとってもレノン2作がおそらくベストワークだろう。
先日亡くなったプロデューサーのフィル・スペクターの関与は少なく、LOVEのピアノぐらいらしいが、それも超名演。
ロックの名盤を10枚選べと言われたら、間違いなく入る。
一番好きな曲はrememberです。