solid bond

never a dull moment

今日の一枚

Arcaの新作

open.spotify.com 「ノンバイナリーのトランスジェンダー・アーティスト」として紹介される(何なのかよくわからない)アルカの新作。ジャケットは日本のオタク文化からの影響を感じさせる。強烈なビジュアルイメージは正直自分には合わないが、音楽は刺激的…

ポール・ウェラーは凄い

open.spotify.com すっかり爺さんになったウェラー。 だが、この10年でオリジナルアルバムを5枚リリース、サントラやライヴ・アルバムも出している。アクティヴシニアを地で行くワーカホリックぶり、凄い。「子供が多いから頑張らないとならん」みたいな…

Better Oblivion Community Centerの方が良かったかも

open.spotify.com フィービー・ブリジャーズの新作を聴いてたら、2019年にブライトアイズのコナーと組んでいたユニットが改めて気になって久しぶりに聴いてみた。 やはり凄く良いアルバム。特別でなく、まるで兄妹のような自然な感じがある。コナーの血生臭…

梅雨。ライ・クーダーを聴きキューバ気分

梅雨。湿気が凄くてほんとに不快。だが、楽しい夏ももうすぐだ。 聴くのに季節を選ぶ音楽があって、ライ・クーダーの幾つかのアルバムは、梅雨や夏の湿気にピッタリ合う。 特にこのアルバムはキューバのミュージシャンと組んでいて、聴けば気分は中南米。モ…

戻ってきたwilcoの傑作

wilco。昨年出た11枚目のアルバムだ。 近年は大きいステージでやると映えそうな立体的な音を鳴らしている感じで正直イマイチだった。この作品は原点に戻ったようなオルタナフォークで、バンドアンサンブルとジェフのメロディー、声の良さがしっかり前面に出…

マーカスキングのソロアルバムは最高だ

open.spotify.com マーカスキングバンドのボス、マーカス・キングのソロアルバム。 ブラックキーズのダンがプロデュースしていて、曲作りにも関わっている。 これまでマーカスキングはどちらかというとジャムバンドの凄腕ギタリストとして語られることが多か…

オーストラリア出身の姉と弟のデュオ

open.spotify.com オーストラリアのシドニー出身の姉弟デュオで、フォークとインディーポップを足して2で割ったような透明感のある音楽をやっている。オカルトチックなルックスの姉の声が爽やかで、凄く聴きやすいデュオだ。 これは2017年に出た現時点での…

嘘つきケイティという邦題も良い

open.spotify.com 1975年の4枚目。 いわゆる「バンド」から、スタジオミュージシャンが中心の「チーム」に本格的に移行した作品だ。 ジェフ・ポーカロがほとんどの曲でドラムを叩いており、跳ねた感じのリズムがアルバムのベースになっている。 個人的に「…

ogre you assholeの新しい人

open.spotify.com 山梨からも近い、諏訪のバンドogre you assholeを聴いている。ゆらゆら帝国のサウンドを担当していた石原洋、中村宗一郎がプロジェクトに加わってからの作品が好きだ。ひとつひとつの音の鳴りを重視したサウンド。音数は少ないが、音が作る…

イーノのセンスが冴える801ライヴ

久々にフィル・マンザネラとブライアン・イーノが組んだ名盤「801」を聴いている。 1曲目のTNKがカッコよすぎる。最初がいきなりアルバムのピーク。ブライアン・イーノのロボットのような感情の無いヴォーカルがクールだ。ジョン・レノンもきっと「こり…

ジョニー・デップとジェフ・ベック

ジョニー・デップがジェフ・ベックと組んで、ジョン・レノンのアイソレーションのカバーを発表。 https://nme-jp.com/news/88107/ デップの歌もかっこいいが、鬼の如く引き倒すジェフ・ベック爺が凄い。 異端児同士の組み合わせがハマっている。 去年もライ…

最近、毎晩10時に寝てる。

open.spotify.com いよいよ緊急事態宣言が全国に拡大しそうだ。 宣言が、どん詰まり感がある日常を変えてくれたらありがたいのだが。 今日はずっとフィッシュを聴いている。年に何回かのブームが来てる感じ。リズム感が凄く合う。 サビでは結構盛り上がり、…

家に帰ったらエヂ・モッタ。

open.spotify.com リオ出身、71年生まれのエヂ・モッタ。 AOR、シティ・ポップ、ヨット・ロック、ソフトロック(全部ほぼ同じか)を現在に再現する素晴らしい才能だ。 日本文化にも詳しいらしく、侘び寂びもわかった体の聴きやすいサウンドが最後まで鳴り続…

orbitalの気持ち良い音に包まれる

暇なんで普段あまり聴かない音楽を爆音で聴いている。 2001年のオービタルのアルバムを、多分初めてちゃんと聴いた。飛び道具的な派手な音はガンガン鳴ってるし、低音も迫力ある。ただ、もっとガツガツバキバキくるテクノアルバムかと思ったら、結構ポップで…

春に合うスカートの2枚目。

「不健康バンド」スカートのメジャー2枚目。19年6月発売。 春に合う素晴らしいポップアルバムだ。 キリンジ、飛鳥涼、はっぴいえんど、スピッツ、ヤマタツ・・・聴きながらにんやりしてしまう場面が何度も訪れる。ポップのレジェンド達のクオリティを引…

ジャック・ジョンソンの優しい歌声が染み入る

open.spotify.com 本当はこの時期外でBBQでもやりながら聴きたい2010年のジャック・ジョンソンのアルバム。優しい歌声と優しいリズムと緩やかなベースラインがアルバム全体で統一感を持って流れる。「chill」系のプレイリストに入ってる確率が非常に高い…

underworldのbarkingを聴く

open.spotify.com underworldの6枚目で2010年頃に出たアルバム。歌モノ中心で凄く聴き易い。盛り上がるタイミングもはっきりしていて、暗い気分のときに気分を上げるにはもってこいの音楽だ。単純に楽しいです。 最近、昔のCDとかCD-Rを昔のコンポでデカい音…

ビル・ウィザースの名盤。

open.spotify.com 先日亡くなったビル・ウィザースのライヴを聴いている。これは先週のバラカンビートで紹介されていたヤツ。素晴らしい。 歌声もバンドの演奏も雰囲気がよく、聴いてて物凄く気が楽になる。 本当に力のあるアーティストは良いライブ盤を残し…

ぼんやりとstrokesのアルバムを聴く

コロナの最中、strokesの新作がドロップされた。やたらとバンドっぽいサウンド。だが、ギターやドラムはあまり全面に出てこない。バランスが取れた音?brooklyn bridge to chorusとかbad decisionsとか、メロディーが練られたシングルになり得る佳曲はいくつ…

trafficの名作と桜

open.spotify.com 桜が満開。 今年は、市川三郷町の宝寿院、身延のクラフトパーク、韮崎のわに塚、甲斐市の矢木羽湖の桜を観てきた。 矢木羽湖はまだ工事中で水が無い。桜はきれいだったけど、公園の整備状況は微妙だった。いつまで工事が続くのだろうか。ど…

The weekendの迫力あるアルバム

open.spotify.com The weekendの新作。猿の惑星のエンディングみたいな寂寥感と重苦しいロマンを感じるスケールのデカい作品だ。サウンド的にはダフトパンクの延長上にある80年代をベースとした未来型サウンド。圧倒的なボーカルが2020年のクイーンと呼びた…

Four tetの新作

four tetのニューアルバム。音が柔らかくメロディーもpop。聴きやすい。時勢にあった優しい作品。今年を代表する1枚になりそうだ。 open.spotify.com

フランスの谷崎潤一郎

エールの5枚目。あまり聴き込んでなかったアルバム。 爆音で聴いてみた。凄くカッコいい。かなり暴力的な音で、このユニットのイメージが変わった。細部まで作り込まれた音のひとつひとつに殺気あり。サムライのようだ。

ボサノヴァとスウェーデン

90年代、スウェーデンを代表するロックバンド。突き抜けているけどポップ。方向性は違うが、「ならず者」の頃のストーンズに近いヤバさ。長生きできない勢いというか・・・。 フロントマンでイケメンのニクラス・フリスクの歌声も凄くかっこいい。良いバンド…

10cc。

open.spotify.com 70年代のサウンドはかっこいい。10CCのこのアルバムもそう。ドスン、ドスンという感じのドラム、シュパシュパって感じのハイハット。かっこいい。曲の出来も良い。前作の超有名盤「愛ゆえに」よりもこっちの方が好きです。 明日の朝は健康…

高校生はカラオケへ

open.spotify.com 疲れた。今日は結構ホットな1日だった。暖かくなるとR&Bやヒップホップが聴きたくなる。 という訳で久しぶりにケンドリックラマーを聴いてみたが、「え、こんなに良かったっけ」ってぐらい良く聴こえた。 フジロック、大雨の中で仁王立ち…

Jマスキスは何に救いを求めたか

疲れた。コロナウィルス憂鬱だな、と思いつつ聴くJマスキスのソロ作品。アコースティックギター、歌と鳴きのギターが炸裂する極めてわかりやすい作品だ。音楽の出来が良いだけに、宗教的な不気味なジャケットが勿体ない。 しかし、迂闊に咳もできない世の中…

曇りガラスの向こうは傘

open.spotify.com キングヌーはこの曲が好きだ。歌謡曲調のメロディをハイレベルな歌唱がなぞっていく。 曇りガラスというフレーズが出てくる。間違いなく寺尾聡のルビーの指輪や風街へのオマージュ。その辺りへの配慮をさり気なくキメてみせるあたりが芸大…

アナログでvisitors

最近レコードプレイヤーの針を交換し、レコードが再び聴けるようになった。レコードは、音楽と一緒に、溝がほられてからの長い時間を聴いているような感じがある。配信には無い音楽の重さがあって楽しいです。音も良いし。 で、佐野元春の代表作を聴いた。ベ…

ストロークス。新たなブルース

open.spotify.com みんな大好きストロークスの新曲。ドラムレス。世紀末のブルース的な寂しさが漂う。ラオウ的なヤツだ。これまでのストロークスの芸風とはちょっと違う。 ダフトパンクの未来的サウンドと目指す方向は一緒か。アルバムが楽しみだ。フジロッ…