マーカスキングバンドのボス、マーカス・キングのソロアルバム。
ブラックキーズのダンがプロデュースしていて、曲作りにも関わっている。
これまでマーカスキングはどちらかというとジャムバンドの凄腕ギタリストとして語られることが多かったが、このソロアルバムでは、シンガーソングライターとして、またソウルフルなシンガーとしての魅力を発揮している。プロデューサーの実力発揮か。
特に曲が素晴らしい。ちょっと歌謡曲っぽい感じで日本人の琴線に間違いなく触れる。ソウルやブルースが基本にあるのだが、サビでふわっと盛り上がる面白い曲がいくつかある。アルバム全体をじっくり聴いて楽しめる。
まだ23歳。見た目はデブで老けていて40歳ぐらいに見えるが。これから先もこの水準をベースに頑張ってもらいたい!ライブを観たい。