11月もあっという間に中旬。
気温がぐっと下がり、秋から冬に季節が変わりつつある。
今回は、ソロアルバムが出たばかりのデーモン・アルバーンの晩秋っぽい曲を特集してみた。
Put It Back Together / ファットボーイ・スリム, Damon Albarn
- 2004年に出たファットボーイスリムの4作目のアルバム「パルーカヴィル」収録のナンバー。
- ブラーのアルバム「シンクタンク」でもファットボーイ・スリムがプロデュースしたナンバーがあった。ノーマンクック、デーモンとの相性は良くてもブラーとはいまいち合わないと思う。
Empire Ants (feat. Little Dragon)/Gorillaz, リトル・ドラゴン
- 2010年プラスチックビーチに収録されたナンバー。
- リトルドラゴン(長野幸美)とのコラボ。
- 雰囲気のある素晴らしいバラードで高い評価を受けた。
Herculean/The Good, the Bad & the Queen
- 2006年リリース。全英シングルチャート初登場22位。
- デーモン率いるスーパーバンドのデビューシングル。デーモン以外に、クラッシュのポール・シムノン、ヴァーヴのサイモン・トング、ドラムはトニー・アレンで、プロデューサーはデンジャー・マウス。
- このメンバーでハズレるはずは無く、アルバムは完成度の高い素晴らしい作品だった。UKポップロックの王道。
- 2枚アルバムをリリースしたが、トニー・アレンが亡くなったことで完全に解散したと思われる。
Sweet Song / ブラー
- ブラーの傑作「シンクタンク」収録。このアルバムはビルボードで56位まで上がり、ブラーの作品では最高位。
- グレアム・コクソンは曲作りや録音に参加していない。
- 優しいメロディーと無駄のないアレンジ。素晴らしい曲。
Blu (feat. Damon Albarn)/Mura Masa, Damon Albarn
- 2017年のムラマサのデビューアルバムに収録。
- ユニット名「ムラマサ」は日本の村正から取ったとのこと。
- 若手と組んで違和感無くハマるデーモンは凄い。
Poison / Rocket Juice & The Moon, Damon Albarn
- デーモン、フリー、トニー・アレンによるスーパーユニットによる唯一のアルバムから。2012年発表の作品。
- ジャムっぽい曲だが、タイトなドラムにフリーのベースが絡んでクールなトラックになっている。デーモンの歌もハマっている。
Royal Morning Blue / Damon Albarn
- つい最近リリースされたデーモンの7年ぶりのソロアルバムから。
- 今回の作品、アルバム1枚通して、洗練された曲調、無駄のないアレンジで統一されている。デーモン・アルバーンの評価を高める1枚になると思う。
- 今年のベスト10に間違いなく入る作品だ。
No Distance Left to Run / Blur
- 99年のアルバム「13」からの3枚めのシングル。
- UKシングルチャートで14位まで上がった。
- デーモン・アルバーンとエラスティカのジャスティン・フリッシュマンとの別れを歌った歌。
- ジャスティンはアメリカの気候学者と結婚し、今はアメリカに住んでいるとのこと。