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44/876/スティング&シャギー

 

44/876

44/876

 

 ポリス時代はレゲエとパンクを高次元で融合させたスティングと、レゲエ界のビッグスターシャギーが組んだ企画アルバム。タイトルの44/876とは、それぞれの国番号のことらしい。
レゲエの企画モノというとどうしても安っぽい感じを想像してしまうが、さすがはスティング、ユルすぎず、ある程度の緊張感を持った程良い作品になっている。

スティングの2016年に出た前作「ニューヨーク9番街57丁目」は直球勝負のロック作品で、レゲエ色は殆どなかった。ポリス初期といえば「ロック+レゲエ」だったのに!!この作品は、その反動と言えるのかもしれない。

ロックのスティングも良かったが、多分スティングはこっちのほうが好きじゃないか。声も曲調も合っている。

シャギーの存在感は、ほとんど無い。レゲエアルバムをやる大義名分が欲しかったんじゃないかと思う。


Sting & Shaggy - Dreaming In The U.S.A.