solid bond

never a dull moment

メタモルフォーゼ06

  • 2年連続のメタモ参加。今年もゆるりと楽しませてもらった。他のどのフェスにも無い独特の世界がこのフェスにはあり、その雰囲気を楽しむだけで満足できる。
  • 12時過ぎの甲府発富士行きの特急で出発。去年は携帯を忘れたり乗り継ぎを間違ったり小泉首相に会ったりといろいろ混乱したが、今年はすんなり開場15分前ぐらいに自転車王国へ到着。
  • 去年とは比べ物にならないぐらいの長い列が出来ていた。ムラタらの到着はまだまだ先になるとのことだったので、一人寂しく開場を待つ。周りの会話を聞いていると、「今回始めて参加」する人がけっこう多いのかな。そして、妙に年齢層が高い感じ。

  • 4時半に開場、けっこうすんなり中に入る。ステージの奥にテントを張ろうと思ったが既に占領されていた。ステージから降りてすぐの好立地にテントを立てる。一人で立てるのは始めて。ハンマーを忘れてしまってたのでけっこう大変だった・・・。テント完成を祝って一人乾杯。ひゃー。美味い。


テントが完成した頃にはそれなりに暗くなっていて涼しいを少し越えている感じだ。ムラタらがまだ来ないようなので、konono №1のステージを見に行く。コノノを見ながらグリーンカレーを食らう。やたらと沢山ナンプラーをかけるのが好きだ。美味い!!

コノノは陽気なパーカッションミュージックだ。それなりに楽しいけれど、もっと酒が廻ってる頃に出てきて欲しかった気がした。まだ俺らウォーミングアップできてないよ*1。勿体無い。

  • そしたらムラタとアンノさんが来た。乾杯。焼肉メシを食う。不味かった・・・。
  • 二番手に登場はSLEEP WALKERコルトレーンアヴァンギャルドなアルバムに参加していたPHAROAH SANDERSなるオッサンと組んでの演奏ということで凄く期待してたが・・・。ジャズとしては凄く良いと思う。キレイに音が揃ってたし気持ちよかった。けど破綻が無さ過ぎる。俺が好いているジャズはもっと暑苦しくてぶっ壊れているモノだ。キレイ過ぎて少し物足りなかった。けど、フジロックあたりで聴いたら凄く良いだろうな・・・。

  • プラネットステージに移動。NAOKI KIHIRAを見る。プラネットステージは芝生が気持ち良い、非常に緩くて幸せな場所。酒を飲みながらテクノにアタマを揺さぶられたいところだったが、アゲモードでは無く、物足りずすぐ会場を後にした。次のフミヤ目当ての客が一杯歩いていた。
  • ソーラーに戻ると村田が爆睡モードへ。ステージではO.D.Dが登場。予想通り変態ファンクを披露。楽しい!!変態的動きを見せるヴォーカリスト二人が華やかで客を引っ張りまくる。前のほうで3曲程踊りルナーステージを目指す。しかしいったいどこにあるのよ?!辿り着けずそのまま彷徨う。地下道のステージで激しいテクノが流れていてしばらく踊る。腹が減ったので牛タン串を購入。美味いのか美味くないのか良くわからんがとりあえず固くて消化に悪そうだった。O.D.Dは最後にプリンスの曲のカバー*2を演奏し終了。
  • ムラタが目覚め、一緒にプラネットへ。EYEを見るためだ。EYE目当ての客が沢山集まっていた。さっき来た時と人の量が全然違う。けど緩さを楽しむだけのスペースはある。PA前に移動しEYEの演奏を楽しむ。アゲアゲだ。しばらく聴きつつムラタが爆睡。俺も後を追うように爆睡してしまった。芝生がホント気持ちよいんだよな。
  • 雨が降ってきて目が醒める。テントに帰り本格的爆睡モードへ。25時半。やはりこのぐらいの時間には眠くなっちまうな・・・。ムラタはThe BAYSを見に行った。
  • 4時過ぎに目が醒める。外はうっすら明るくなっていた。隣のテントでは、カネの話でけんかが起きていた。トホホだな。ゆっくりカラダを起こしてソーラーステージへ。MANUEL GOTTSCHINGの演奏が始まっていた。名盤「E2-E4」を演奏する*3とのことだったので、きっと演ってたのだろう。かなりチルアウトな聴きやすい演奏だった*4。芝生に寝転んで聴こうと思ったが芝生が濡れてたので断念、ウロウロした挙句結局眠さに耐え切れずテントへ帰った。再度爆睡。
  • ムラタの電話で目が醒める。もう7時だった。ソーラーはすっかり演奏が終わっていた。テント撤収し帰った。
  • 今回のメタモは前回に比べ人の数が随分少なかったように思う。トータス・ブンブン・ハイファナなど、俺らみたいな一般ロックファンが知ってるアーティストが沢山いた去年に比べると、やはりメンツが弱かったのだろうか。今回のメンツがクラブ界隈でどう評価されているのか俺にはさっぱりわからんけど・・・。しかしおかげで凄く快適だった。トイレは待たないし、移動にもほとんど問題はなかった。「人が多くてウザい!!」ってことが無かった。ゆらりと過ごせてよかった。
  • クラブミュージックはやっぱりカラダが動いて楽しい。けど、EYEとかもっと凄いのかと思ったが極めて普通にアゲるだけで、いまいちDJの違いがよくわからない。タメてガーっといく、ってのが続きすぎてEYEはいまいち面白くなかった。ずっとこういうので踊り続けているのも難しいな、正直。それを受けての今回のソーラーのメンツだったんだろうな。アフリカ、ジャズ、ファンク・・・って。

*1:酒の

*2:多分。有名曲だった。

*3:俺は良く知らないけど・・・。

*4:俺が聴いていたところだけかもしれないが。