- 一年間ありがとう。こんなにコンスタントに連続ドラマをしっかり見たのは初めてかもしれない。なんか凄い脱力感に襲われています。ロバート・ジョンソンのブルースを聴きながらチルアウトしてます。
- 最後のセリフは「歳。」オンエアのときは「?」って感じだったけど、時間が経って整理していくにつれ納得がいく。やはり新選組は近藤と土方歳三の友情物語であり、そして新選組は土方歳三のストーリーで、更にいえば「新選組!」は山本耕史のドラマだったんだ。それを完全に総括した、三谷が言わせたかったセリフなんだろうと思う。NHKのページで山本が「俺の中では未だに終わっていない」って話しているけれど、この終わり方では確かに土方は終われない。三谷がどこかで(なにかドラマか映画で話を作って)完結させるんだろうと思う。
- 近藤勇の死に向かう演技。子供を絡めた演出はどうかと思うが、香取は非常に良かったとおもう。一時はどうなるかと思った時期もあったが、役者として凄く広がったんじゃないだろうか。
- 山本太郎は最後まで美味しかった。最後まで同じキャラを貫いてて良かった。
- オダギリジョーは最後まで溶け込んでない感じだった。ただ一人になると凄く殺気だった演技が映えていた。今回の「首を奪還に行く」という話は完全なオリジナルだが、史実における斎藤一と会津藩、新選組、その後の働きを考えると非常に納得がいく。さすが三谷。
- 年末は沢口靖子が新選組を振り返るらしい。もう少し楽しませてもらおう。