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Beat TERAO 22「音楽トピック」

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最新音楽トピックについて語る、新シリーズBeat TERAO。

22回目はクリエイションレーベルのトップ20アルバムやMr.Bigボンジョビやプリンスとバスケについて語ります。

キラーズの新作は結構良い

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キラーズの昨年夏に出た現時点での最新アルバム。

どの曲もメロディアスで、練り込まれて無駄の無いサウンド。とても聴きやすく、とても楽しい作品だ。いわゆる「普通のギターロックバンド」による作品としては極上。もはや中堅バンドの域に入ったキラーズのキャリアでも、最上位に入る出来じゃないか。

本来ならアルバムの発売に合わせ世界ツアーが予定されていたようで、おそらく日本のビッグフェスにもトリレベルで出演していたはずだ。いつになるかわからないが、みんなで拳を振り上げて大声で歌いたい!シンガロングしたい名曲ばかりの傑作。

穏やかな土曜日のプレイリスト

ロッキング・オン、珍しくジョニ・ミッチェルが表紙だったんで、ついつい手にとってしまった。パラパラ読むと、レコード・コレクターズもびっくりの熱の入った特集で、特にジョニの熱心な聞き手ではないが買ってしまった。

じっくり読むと、ロッキング・オン、新しいロック・ポップスの情報はほとんど無く、昭和生まれの読者に向けて雑誌のコンセプトを作り直した感じになっていた。松村の連載が飛んでいたからかもしれないが、渋谷陽一色はほとんど無くなった感じ。ピンク・フロイド「原子心母」の特集にも渋谷が登場しなかった。

良くも悪くも、自分が買ってる時点でマーケティングが成功している。同じようなコンセプトであれば毎月買うかも。

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昨日は雨の予報だったが気持ちよく晴れた。のんびり音楽を聴いていた。

プレイリストもそんな気分で作ってみた。

  1. メンズウェアはシャッフルしてたら流れた。気分に合ってた。これをベースに曲を選んだ。
  2. クークス。この曲は作曲レベルが非常に高い。職人的な名曲。
  3. ポップス職人といえば10cc。ふわふわする曲。
  4. there she goesをブーがカバー。ブーのspotifyではランキング上位。自分らの名曲が沢山あるのに。
  5. コーラルはアルバムで聴くと重いが1曲だけだとグッド
  6. 土曜ですがサンデイマンデイ。
  7. バンド感が強くブラーよりもぶっちゃけこっちが好きです。
  8. 江戸盛った。
  9. ファレルの、しっかりプロデュースされた馬鹿っぽさは尊敬に値する
  10. 最後はブライトアイズ珠玉の名曲で締め。

雨のFRIDAY NIGHT

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金曜日。ようやくたどり着いた。会社を出ると結構強めの雨が降っていた。

一曲目はkiss。ちょっと踊れるポップナンバー。

続いてジェイミー・カラム。この人、日本で取り上げられたのはデビューからの短い間だが、良い感じで活動を続けている。BBCでやってるラジオも良い感じです。

ウルフ・アリス、チープトリックに続いてジャスティン・ビーバー。最近お気に入りのポップスター。良い曲をもらっている。

プレイリストの真ん中にローリング・ストーンズのfool to cry。このアルバムのスローナンバーは大好きです。

デュア・リパの次にオヤジロックの定番ボブ・シガー。俺は最近好きになった。そしてオバサンアイドルのカイリー・ミノーグ。軽薄な感じが最高。最後は最近ドツボにはまっているブライアン・アダムスの大ヒットナンバー。チャートでずっと1位をとっていた。名曲です。

プレイリスト。木曜の疲労ハンパない

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体力の限界。いつも木曜日の夜はヘロヘロだ。

今日、たまたまspotifyグリーン・デイのビリーのソロ・カバーアルバムを聴いて、「manic mondayって名曲だな、ビリーもそうだし90年代のアーティストって結局80年代好きだよな、俺も昔は80年代嫌いだったけど、最近無茶苦茶聴いてるしな」などと思った。

そこから作ったプレイリスト。ちなみに10曲制限を自分に課しています。

manic mondayのイントロみたいな印象的なフックで気分が上がる曲を中心に選んだ。

weezerの新作は最近お気に入り。トラヴィスはゲストヴォーカルがスザンナ・ホフスでマニック・マンデー繋がり。サウンドガーデンはなにかのラジオでかかって以来ヘビーローテーションボンジョビは最近自分の中で初のブームが来ている。it's my life最高。

注目のバンド、Black Country, New Road

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UKロック期待の新人バンド。ベースはアンダーワールドのカール・ハイドの娘。

UKロックっぽい陰鬱な感じと、幅広い音楽性が特徴。大きな括りでいうとギターロック。90年代からの系統でいえば、レディオヘッドやthe xxの流れかと。

ライヴ映えしそうな肉体的な感じも凄く良い。暗い感じだがしっかり踊れる。それもフジロックとか夜の野外が合いそうな開放的な雰囲気がある。

新星が大きく取り上げられてはあっという間に消えていくUKロック界だが、久しぶりに実力ある大物が登場した感じがする。これから20年ぐらい歴史を作っていきそうだ。

mikiki.tokyo.jp

俺とクイーン。プレイリスト

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クイーンにハマったのは中学の頃。ボヘミアン・ラプソディのビデオクリップを、TVKか何かで見て衝撃を受けた。

ブライアン・メイが自分でギターを作るとか、ピックではなくコインでギタープレイするとか、例の「ノー・シンセサイザー」の表記とか、アホな中学生が夢中になれるネタがいっぱいだった。今となっては「ラーメンは調味料が入っていたら駄目」みたいな、どっちでも良い価値観なんだけど。結局は味。

学生の頃好きだったのはバンド前期のアルバムで、真面目に聴いていたのは「世界に捧ぐ」まで。後期クイーンはダメと勝手に思い込んでいた。当時(90年代初期)の雑誌等でも後期クイーンの評価は相当低かったと思う。マスコミの影響はデカかった。

最近好んで聴くのは「グレイテスト・ヒッツVOL2」期。ハードロックから離れたクイーン。多分、SPOTIFYで一番聴いたクイーンナンバーは、マイケル・ジャクソンに捧げた「地獄に道連れ」、次点がヴァニラ・アイスのサンプリングで有名な「under pressure」だ。「バイスクル」とか「RADIO GAGA」とかも好きだ歳をとると味覚が変わってくる。

今回のプレイリストでは、そんな感じで、「最近の耳が好きな」クイーンナンバーを中心にセレクトした。「伝説のチャンピオン」「ボヘミアン・・ラプソディ」は入れてない。若干オルタナティヴな選曲なので、コアなファンも是非聴いてほしい。

sebadohの名作

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1996年発売。大学ど真ん中のタイミングで、試聴機で聴いて一発で気に入り購入した。未だに大好きなアルバム。初期のオルタナパンクな感じから、破壊力はそのままでポップにメロディアスに進化した感じの作品だ。

当時やっていたバンドでカバーしていた「Beauty of the Ride」はドラマティックな名曲。イントロからAメロへの展開が未だに聴いていて鳥肌モノだ。

ただ、これだけの充実作がビルボードトップ100入りしていない。また、現時点でのspotifyの月間リスナーは10万人未満。当時ロッキング・オンクロスビートでど真ん中だったオルタナ、実際のところどうだったのか、改めて評価してほしい。90年代以降に特化したレコード・コレクターズ的雑誌が欲しい。あ、それ、未だに90年代スターの特集が載るロッキング・オンですか?薄いんだよな内容が。

圧倒的なオヤジロック!最高だボブシーガー

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見た目が完全にただのオヤジなので、食わず嫌いしていたアメリカンロックの大定番。

ボスより曲が書けるしイーグルス程酔いつぶれてなく、疾走感もある。

特に一曲目のグルーヴはなかなか出せない。嵌りつつある。

 

洋楽を聞き始めて30年以上になるが、まだまだ聴いていない名盤は数多い。よかった。

小さな旅

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録画していた小さな旅を見た。

水量豊富な川で採れるカニを飲み屋で振る舞うオヤジ、蜂の動きを見て蜂の巣を見つけ、蜂の子や蜜を取り、嬉しそうに仲間と酒を飲みオヤジ。

番組の最後にオヤジが「遊びながら暮らして、毎日楽しい」と。オヤジの笑顔は少年のようだ。早くこういう次元にたどり着きたいと思う。

 

フランプトンのギターソロがかっこいい。stone cold fever

レコード・コレクターズ「究極のギターソロ」特集から。
ティーヴ・マリオットとピーター・フランプトンのハンブル・パイ、成功する前のアルバム収録の曲。この時期のマリオットのボーカルは正直苦手。しかし、バンドの勢いは圧倒的。
 
この曲、最初はリフ主体でいかにもハンブル・パイな感じだが(やや苦手)、間奏に入り照明がマリオットからフランプトンに移ると、雰囲気が変わる。それまでの曲の雰囲気を一変させるような音色のギターソロで、天才的なものを感じる。凄いぜフランプトン。
曲を壊しかねないソロを採用したマリオットのセンスも認めよう。
 

カーペンターズ/goodbye to love

レココレ2020年5月号「究極のギターソロ」特集から。 曲自体はカーペンターズの黄金ポップスなのだが、間奏でぬるい雰囲気を切り刻むようなかっこいいギターソロが突如割り込んでくる。 ロックだと思う。

↓この曲のギターソロについての記事だが、正直よくわからない内容。 https://www.udiscovermusic.jp/stories/the-carpenters-power-ballad

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最近好きなラジオ

ラジオが好きで昔から良く聴いている。

ラジコやらじるらじるを録音できるソフト「らじれこ」で自動でiTunes(AppleMusic)に落とし、好きな時間に聴いている。番組ごとにフォルダにまとめてくれるので、録音した番組をシャッフルして適当に聴くのも楽しい。以下、最近好きなラジオ番組を綴ってみた。

 

ビートルズ10

通称「ビーテン」。毎週ビートルズだけのカウントダウンをやっている鬼番組。ビートルズのラジオ番組は数あれど、これが真打ち、最強。憂鬱の月曜日の朝、車の中で聴いてパワーを貰っている。週イチでこれを聴くことで自分の中のビートルズがどんどん更新されていく。ちなみに小生の最近のビートルズのおきにいりはサージェント・ペパーズ。

宮治淳一のラジオ名盤アワー

素朴な番組タイトルから番組内容が推測し難いが、山下達郎「サンソン」に匹敵するオールディーズ・クラシックロック関連の専門番組。「サンソン」は山下夫婦の曲がかかるが、この番組はほぼ100%マニアックな曲しかかからない。ニッチな神番組。宮治氏の語り口も最高です。基本、火曜日の出社退社の友。

ジェットストリーム

仕事のペースを落とした福山雅治が、おそらく自分で選んだ仕事がコレだと思う。城達也氏に匹敵するインパクト!無茶苦茶合っている。番組内容も福山色に変わっており、「イマジネーションの世界にトリップしよう」という雰囲気が非常に心地良い。毎晩寝る前に聴いています。

デイジーホリデイ

細野晴臣のラジオで、「荒海」interFMで長く生き残っている。音楽番組というよりpodcastみたいな語り中心の番組で、明確なメッセージ性はなくだらだら喋っているのに、毎回本質を突いた話が必ず出てくる。こないだの放送では「タバコの煙が自分と天を繋げるんだ」みたいな話が出て、目が点になった。いつまでも続いて欲しい。

全米TOP40

80年代の伝説のラジオ番組「全米トップ40」を矢口清治氏が紹介しながらそのまま流す番組。ジングルとか、勿論80年代そのままなので、ノスタルジーに浸れる。矢口氏の声も衰えが無く聴き心地良い。基本水曜日の朝などに聴いている。

山本さゆりのミュージックパーク

ベテランDJによる60歳以上をターゲットにしたと思われる洋楽番組。山本氏の結構辛口な語り口調や選曲がだらだら聴くのに最適。移動中に聞くことが多い。

Music Freeway

矢口清治氏の月曜〜木曜23時からの30分間の洋楽番組。声・語りが素晴らしい。選曲も毎回練られてます。基本70年代〜80年代の洋楽が中心だがたまに最近のもかかる。録音してシャッフルで聴くことが多い。

travelling without moving

最近聴き始めた番組。元バックパッカー野村訓市の語りが最高に面白い。大学時代の友達の話を酒呑みながら聴いてる感覚。選曲もそんな感じで素晴らしい。筋トレしながら聴くことが多い。

third stone from the sun

ラブサイケデリコの長寿ラジオ番組。月2回になってしまい残念。ギタリストの語り口が好きです。

ウィークエンドサンシャイン

ピーター・バラカンNHKFMのこれか、interFMの「バラカンビート」だが、後者は音楽がメインと言っている割にお年寄りの投稿番組になってしまってて疲れる。介護がどうのとか体調が悪いとか妻の誕生日を祝いたいとか公共の電波で流してどうするのか。バラカンの選曲を楽しむならこちらの方が楽しい。

世界の快適音楽セレクション

土曜の午前はバラカンゴンチチの流れが心地よい。全部聴くことはほとんど無いです。

ワールドロックナウ

ロッキング・オン渋谷陽一社長の長寿ラジオ。昔は寝る前にこの番組を聴くのが楽しみだったが、日曜の夕方の放送になってしまい残念。最近はほとんど聴いてない。

洋楽グロリアスデイズ

GREAT3の片寄明人がDJになってから聴くようになった。日曜の夕方16時と微妙な時間でタイムフリーもないので聴きにくいが、近所の温泉に行く際に車で聴くことが多い。80年代の洋楽中心でこれもノスタルジーに浸れます。

TOTOは落ち着く場所だよな

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10代の頃からずっと聴き続けているTOTOの代表作で、「ロックよりのAOR」の傑作。

ロックは聴くと不安や焦りや焦燥感を感じるものが多かったりするが、このアルバムはコタツのようなぬくもりと心地よさに溢れている。

最近weezerがカバーした「アフリカ」とか、何か大きなものに包まれる感じ。イントロだけでほっとする。

不安だらけの2020年代、聴く回数が増えている作品。

Viva La Raza/Latin Playboys

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ラテンプレイボーイズは、ロス・ロボスのメンバーと、プロデューサーのミッチェル・フルーム、チャド・ブレイクで結成されたユニット。ロス・ロボスが真夏のギンギンな陽射しだとすれば、こちらは同じ真夏でも日陰、しかもけっこうクーラーが効いている屋内。

ギターがパーカッションみたいに聴こえる曇った感じの音像と、昼からビールを呑みたくなるようなルーズな時間感覚、そしてちょっと切なげなメロディーが癖になる。ロス・ロボスより中毒性は高い。