3連休最終日、昨夜の「組の飲み会」での二日酔いが少し残る体を引きずりながら午前10時の映画祭へと足を運んだ。90年代の金字塔『パルプ・フィクション』。
スクリーンで観るのは多分これで3回目、ビデオやDVDも含めれば数えきれないほど観てきたが、今見返すと改めてその刺激の強さに驚かされる。特にドラッグの描写は強烈。先日観た『レオン』もそうだが、人がガンガン死んでいくバイオレンス描写が、90年代には一つの「エンターテインメント」になっていた。
この映画を語る上で外せないのは、ユマ・サーマンとジョン・トラボルタのダンスシーンだ。70年代のディスコスターであるトラボルタにツイストを踊らせたタランティーノのセンス。この映画の最大の見せ場だ。
また、ブルース・ウィリスがギャングのボスと椅子に縛り付けられるシーンや、ギャングとの争いを解決しガールフレンドとバイクで走り去るシーンの爽快感も最高だ。また、タランティーノ自身が登場していたことをうっかり忘れていたが、監督自ら2人のギャングに混ざっているのも面白い。
今回、特に目を引いたのがカメラワークの格好良さだ。低い位置に構えたカメラのギリギリ手前で車が止まるショットが何度か繰り返されるが、低重心なアングルがいちいち決まっている。
こうした迫力や細かな演出の格好良さは、映画館の大画面こそ伝わるものだと痛感。