「ローマの休日」を観た。
言わずと知れた名作。これがハリウッドデビューとなったオードリー・ヘプバーンの瑞々しい演技が光る大傑作だ。
この作品、高校の頃ぐらいに昼間やっていた「新ローマの休日」という別の役者がリメイクした80年代バージョンを先に観ていて、それも役者の演技が光っていたが、やはりオードリー、半端無い。映画館の大画面でもその美しさは際立っていた。まるで本物の王女だった。品と好奇心が両輪で、自然で。
観れば誰でもファンになるはず。終わりの頃には「もうちょいこの時間が続いてくれ!」とまで思ってしまった。「台所があればそのままヘプバーンが下界で暮らしたかも知れないのに!!」
ベタなんだけど、ベタだから良い。余韻も最高だった。やっぱハリウッド最高。