solid bond

never a dull moment

夜とプレイリスト 土煙あがる田舎道を車でとばすときに聴きたい曲

プレイリスターになりたいんだけど、なかなかnoteではうまくいかず。

全然ノーマークなこっちで地道にやっていこうと。

曲紹介とかの内容は間違っている可能性もあります。

open.spotify.com

受動的に音楽を聴くのを止めようと、週一ペースでプレイリストを作ることにした。
聴きながら、意味不明なストーリーと曲紹介も楽しんでいただければ幸いです。

テキサスの裏通りから旅は始まる。乾いた風、土埃、湿ったギターリフ。ロックンロールの鼓動はまだ生々しく、シャウトが夜を突き抜ける。

視界はやがてゆらぎ、夢と現実の境目が溶けていく。高揚と倦怠、笑い混じりの皮肉。車は港町をかすめ、酒場を抜け、歓声の渦へと滑り込む。

「ロックンロールは騒音なんかじゃない」。その一言が空気を引き締める。ホーンの鋭さとブルースの温度が交じり、仲間を呼ぶ声が遠くから響く。

固い決意を背に、即興のリフが道をつくる。軽やかな鍵盤が山の向こうへと誘い、炎のような演奏が一瞬で景色を変える。最後に訪れるのは都会の夏。昼の灼熱と夜の自由。音が消えても、足元にはまだ埃と熱気が残る。


曲紹介

ZZ Top – La Grange (2005 Remaster)

1973年発表、アルバム「Tres Hombres」に収録。歌詞の舞台は、実在したテキサス州ラ・グランジの売春宿「チキン・ランチ」。この店は後に舞台や映画「The Best Little Whorehouse in Texas」の題材にもなった。ギターリフはジョン・リー・フッカーの「Boogie Chillen’」に似ており、著作権侵害訴訟に発展したが、1995年に棄却されている。

Little Richard – Long Tall Sally (The Thing)

1956年にシングルとして発表され、翌1957年にアルバム「Here’s Little Richard」に収録。非常に速いテンポは、当時人気だったパット・ブーンがカバーできないようにとの意図があったとされる。レーベルはSpecialty Records。ロックンロール黎明期を象徴する一曲で、ジャンルの枠を超えて多くのアーティストにカバーされた。

Steppenwolf – Magic Carpet Ride
1968年発表。アルバム「The Second」収録。前作「Born to Be Wild」の成功直後で、バンドの人気はピーク。幻想的な歌詞とファズギターが特徴。曲のアイデアはギタリストのマイケル・モナークの即興から生まれた。

Joe Walsh – Life’s Been Good
1978年発表。ソロアルバム「But Seriously, Folks…」収録。イーグルス在籍中に制作された。大物ロックスターの生活を自虐と皮肉で描く。実体験を下敷きにしており、歌詞中の「家に鍵をかけたことがない」は事実。

Creedence Clearwater Revival – Travelin’ Band
1970年発表。アルバム「Cosmo’s Factory」収録。50年代ロックンロールへのオマージュ。あまりにもリトル・リチャード風だったため、著作権侵害で訴えられたが和解。わずか2分少々の疾走曲。

The Black Crowes – Jealous Again
1990年発表。デビューアルバム「Shake Your Money Maker」収録。ローリング・ストーンズフェイセズを思わせる南部色の濃いロックで、デビュー直後から高い評価を得た。アルバムは500万枚以上を売り上げた。

AC/DC – Rock and Roll Ain’t Noise Pollution
1980年発表。アルバム「Back in Black」収録。ボン・スコット死去後、新ボーカルのブライアン・ジョンソンを迎えて制作された。アルバムラストの曲で、軽く語りかけるような導入が印象的。ロックの正当性を宣言する内容。

The Rolling Stones – Bitch (2009 Mix)
1971年発表。アルバム「Sticky Fingers」収録。キース・リチャーズのリフとホーンセクションの融合が特徴。当時のストーンズはミック・テイラーを加えて黄金期を迎えていた。曲は「Brown Sugar」と同じ日に録音された。

Canned Heat – Let’s Work Together
1970年発表。アルバム「Future Blues」収録。原曲はウィルバート・ハリソン。シンプルなメッセージとブルースロックのグルーヴが広く支持され、全英2位を記録。レコーディングはメンバー間の緊張が高まる時期に行われた。

Tom Petty and the Heartbreakers – Refugee
1980年発表。アルバム「Damn the Torpedoes」収録。契約問題を抱えながら制作されたアルバムで、これが大ブレイクの決定打になった。ジミー・アイオヴィンのプロデュースで、バンドのサウンドが洗練された。

James Gang – Funk #49
1970年発表。アルバム「James Gang Rides Again」収録。ジョー・ウォルシュ在籍時の代表曲。歌よりもリフとグルーヴで押し切る構成が特徴。即興演奏から生まれたため歌詞はほぼない。

Led Zeppelin – Misty Mountain Hop (Remaster)
1971年発表。アルバム「Led Zeppelin IV」収録。トールキンの小説から着想を得たとされるタイトル。実際の歌詞はロンドンでのデモに絡んだエピソードを下敷きにしている。軽快なエレピとギターの絡みが印象的。

Jimi Hendrix – Fire
1967年発表。アルバム「Are You Experienced」収録。ノエル・レディングの母親宅で暖を取るため、暖炉の前にいた犬をどかした出来事が歌詞の由来。ワイルドなギターとタイトなドラムが火花を散らす。

The Lovin’ Spoonful – Summer in the City (Remastered)
1966年発表。アルバム「Hums of the Lovin’ Spoonful」収録。ジョン・セバスチャンの弟が書いた詩をもとに制作。昼の暑さと夜の解放感を鮮やかに描き、全米1位を獲得。車のクラクションや工事音を効果音に使用。