レディオヘッドのライブ盤が急遽出た。
聴き始めたら、千葉マリンスタジアムでの演奏(サマソニ)が脳内で蘇った。
会場ではごちゃごちゃしていた音が、ここではクリアに、鮮明に響く。トム・ヨークの叫びと、ジョニー・グリーンウッドのギター。ロックバンドとして頂点にいた頃のレディオヘッドだ。
サマソニ、「CREEP」が終わると、余韻に浸る間もなく、駅へ走った。翌日の仕事のためだ。そのときの慌ただしさと、ライブ盤の音が頭の中で混ざり合う。懐かしい。
そして夜。YouTubeを彷徨っていると、あやまんJAPANと藤森慎吾の古い映像にたどり着いた。「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」。
20年前の飲み会はこんな感じだった。今では信じられないようなノリとテンション。飲み会はただの社交場じゃなく、一種のエンタメだった。酒の力を借りて、普段は解放しない自分をさらけ出す。
あやまんJAPANのクソ明るいキャラと、藤森のチャラ男キャラ。
ひたすら自分たちの「おもしろい」を追求していた。見る者を笑顔にするだけでなく、閉塞感を壊すエネルギーに満ちていた。
20年前の「おもしろい」は、もっと自由で、危険で、純粋だった。その危うさに惹きつけられていたのかも。
レディオヘッドのライブ盤と、あやまんJAPANの動画。全く違う二つの存在。
表現の形は違えど、その根底にある熱量のハンパなさは、同じだ。
レディオヘッドのライブ盤をもう一度再生する。眠っていた熱い感情を呼び覚ますタイムカプセルのようだ。00年代リバイバルが来そうだな、俺。