午前十時の映画祭で「天使にラブ・ソングを」を観た。
今回は10時と言いつつ7時45分に幕が上がり、観終わった頃にはまだ10時前。充実の朝を過ごせた。
前回観た映画「風と共に去りぬ」があまりにも長くて理不尽で、途中から苦行に近かっただけに、今回は最初から最後まで小気味よく進んでいく物語に救われた。
ウーピー・ゴールドバーグの演技はあっけらかんとしていて爽快だし、修道院の面々のテンポの良い掛け合いも笑える。歌のシーンは想像以上に迫力があって、一曲ごとに劇場の空気が温まっていくのがわかる。
映画館の暗闇の中で、ただスクリーンに引き込まれる時間はやっぱりいい。ハリウッド映画はこういうわかりやすさと後味の良さがあるから、気持ちが軽くなる。
家に帰って「金曜ロードショーで十分だろ」と突っ込まれたが、あんな音響は家じゃ無理だし、家だと没入できないから、俺は映画館でしか映画を観ない。
館内の重低音が腹に響いて、エンドロールを眺めながら席を立つまでが映画。
次は何を観ようか。