solid bond

never a dull moment

いつか「正徳寺温泉 初花」でうなぎも食べてみたい。

朝から暇だったので、「正徳寺温泉 初花」へ久しぶりに足を運んだ。うなぎ屋に温泉が併設されたなかなか珍しいスタイルの施設だ。

施設の目玉は間違いなく温泉。源泉かけ流しの湯は、強烈なぬめりを持つアルカリ性で、体を沈めると全身が包まれるような独特の感触がある。体感温度は36度ほどで、熱さはほとんど感じず、目を閉じて身を預けていると、どこか別の空間に浮かんでいるような感覚になる。時間の流れが緩やかになり、まさに「休む」ことに集中できる温泉だ。

内風呂は2種類。ひとつは加温された42度程度の熱湯、もうひとつは源泉そのままのぬる湯。どちらも浴槽が広く、ゆったりと入れる。露天エリアは一体が風呂という感じでめちゃくちゃ広く、寝湯やジャグジーもあり、温泉だけでも十分に楽しめるつくりになっている。

サウナはコンパクトな6人程度のサイズ。詰めれば10人ぐらい入れそう。温度は100度表示だが、体感はそこまで熱くない。ただ、じわじわと汗が出てくる質の良い熱で、無理なくゆっくりと汗をかけるタイプのサウナだ。午前中は比較的空いており、静かに過ごせるのも好印象。

水風呂は2種類。ひとつは池のような広がりを持った23度ほどの水風呂。もうひとつは樽型の水風呂で、表示は17度だが、体感は19度前後だろうか。いずれも天然水を使用しており、飲用可能。その水がまた美味しい。柔らかい感じで、思わず何杯も飲んでしまう。塩素系のような痛みはまったくなく、肌あたりは非常に優しい。特に樽の水風呂の質が高く、水だけであれば静岡の名施設「しきじ」と並ぶレベルだ(個人的感想)。

ととのいスペースは、少し狭く窮屈だが、美しく整備された木々の緑を眺めながらととのえる時間は非常に贅沢で、春には桜も見える。

料金は800円。非常にコストパフォーマンスが高い。多くの人はうなぎとセットで訪れるようで、滞在時間が短く、入れ替わりも早い。混雑を感じることはほとんどない。俺はいつも昼にしかいかないが、夜の雰囲気もきっと良いのだろう。

山梨の中でもあまり知られていない穴場的存在。俺は、STILLICHIMIYAのラジオ番組で紹介されていたのをきっかけに知った。

温泉、水風呂、外気浴、そしてうなぎ。隠れた名サウナだ。