山梨県昭和町、身延線の国母駅近くに位置する桜湯。山梨のほぼ中心にあり、県内でも特に人気の高い温泉施設のひとつだ。その最大の特徴は、なんといっても入浴料500円という圧倒的なコストパフォーマンス。山梨の温泉施設の中でもトップクラスの安さで、平日でも駐車場の7〜8割は埋まっている程の人気。ヴァンフォーレ甲府の試合開催時の小瀬並みに、常に混雑している県内最大級の「あらゆる意味で」ホットスポットだ。
サウナと浴場の魅力
サウナは100度を超える高温で、3段構造になっており、約20人(多分)が収容可能。特にストーブ前の最上段(いわゆるトロ)は熱さが際立ち、5〜6分で十分な発汗が得られる。サウナ内は薄暗く、湿度も適度にあり、落ち着いた空間だ。ただし、混雑時にはぎゅうぎゅう詰めになることも多く、タイミングを見極める必要ありだ。
水風呂は3人がゆったり入れる広さで、最大6人ほど収容可能。かつてはもっと冷たかった印象があるが、現在は人の出入りが多いためか、20度前後のぬるめ。ただ、山梨の温泉施設はぬるめが多いため、平均的な冷たさといえる。
浴場は気泡風呂、熱湯、露天風呂が完備されており、すべて源泉かけ流し(多分)。湯船の種類が豊富で、長湯を楽しめる点も魅力。
設備の工夫と快適さ
施設は、非常に機能的でストレスが少ない。更衣室は広々としており、混雑時でも圧迫感を感じにくい。ドライヤーは複数台設置されていて、待ちが発生することはほとんどない。ただ、いわゆる「ダブルハンド」や髪の毛以外のあらゆる所をドライヤーで乾かすベテランを多数見かける(500円だから)。
洗い場の数も多く、シャワーは出続けるタイプで、快適に使用できる。足元には段差があり、湯が自然に流れるよう設計されているため、洗い場周辺の水はけも良好。
水が冷たくて美味しい点も、細かながら大きなプラスポイント。風呂の水も、休憩所の水も。
外気浴スペースとリラックス環境
トトノイイスは室内に4脚、屋外に3脚設置。屋外のイスは寝転ぶ感じのヤツで、湯気が立ち込める冬場の雰囲気も、風鈴が「ちりん」となる夏も素晴らしく、バツグンの環境だ。外の3脚のうち2脚は雨の影響も受けずととのえる。
混雑状況とおすすめの訪問時間
人気の施設だけあり、混雑時はサウナ待ちの列ができる。開店客が入れ替わるタイミングや、昼間の飯どきが比較的空いている。夜は非常に混雑。最近は筋トレ帰りのマッチョが多い。
新型コロナウイルス流行時には結構空いていて、サウナの入場制限もあったため、快適に利用できた。ベテランがあまり来なかったため、マナーも良かった。その頃を懐かしむサウナーも多い。
総評
桜湯は500円とは思えないクオリティの温泉施設。混雑やマナーの問題はあるものの、訪問時間次第で極上のリラックスタイムを過ごせる。ヴァンフォーレ甲府と並ぶホットスポットとして愛され続けるだろう。ちなみに元VFKのイケメンGK桜井の関連施設との噂。