solid bond

never a dull moment

ロッキングオンソニック2025初日。

今回の年末年始は職業上年末年始想定される最大の6連休の休み。ロッキング・オンクリマンが組んだ洋楽フェスに参加してきた。

ロッキング・オンのイベントには04年の佐野元春くるりサンボマスターが出たカウントダウンジャパン以来の参加となる。めちゃくちゃ快適だった記憶しかない(当時不調?だった佐野元春のライブが微妙だったのもよく覚えている)。

 

幕張まで

当日、まず蘇我駅で下車。「町中華で飲ろうぜ」に出てきた秀来軒に11時過ぎに訪問。地元のヒトが呑んでた。地元民に愛される名店。量も多くて満足。また幕張のイベントに来たらここでメシを食おうと思った。

そして、駅から歩いて10分ぐらいのところにあるフクアリへ。高校サッカーの準々決勝、優勝候補の流通経済大柏と隣県長野の上田西の試合を観た。久々のサッカー専用スタジアム、臨場感がハンパなかった。高校生独特の熱が暑苦しくて最高。試合も流通経済大柏の強さが遺憾なく発揮された見応えのある内容だった。強すぎ。

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十分温まったところで幕張メッセへ。メッセまでの道のりにほとんどヒトがいなくて不安になる。

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入口までたどり着いてもほぼヒトがいない状況は変わらず。すんなりリスト交換して中へ。飲食エリアには全くヒトがいなくて、「俺は伝説を見に来たかも」とその時思った。

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うろうろしながらステージに入ったら結構ヒトがいてホッとした。会場の95%以上がステージを観ていた感じだ。

Friendly Fires

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2008年のデビューアルバムはよく聴いてた。結構楽しみにしていたバンド。熱気こみ上げるステージで中年のオッサンが変なダンスをかましながら歌っていた。日本人も含めたバンドは結構豪華。ナマ演奏が多くて迫力がある。一発目としては上出来で、会場のリアクションも凄く良かった。この時点でイベントの成功は見えた。

ライブ後、村田と合流。立て続けにビールを2杯流し込む。しかし一杯800円は結構高いよな・・・。昔は500円だった。

Jimmy Eat World

90年代後半にデビューして、2001年に「the middle」がヒットしたバンド。エモを代表するバンドだが、グリーン・デイWEEZERを足して2で割ったような音楽性が当時大学生だった俺には低レベルな音楽に聞こえて、バカにしていた。ロキソニ参戦に伴い改めて聴いたらギターサウンドが結構良くて、ライブ映えしそうだなと楽しみにしていた。
演奏は達者だし最後の「the middle」は良かったけど、やはり平坦で奥行きの無い印象は変わらなかったかな。バンドとしての地力が、というよりはやっぱり自分の好みでは無いということだろう。

Primal Scream

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プライマルのライブはこれまでフジロックで何度も観ていたのと、映像で観たスクリーマデリカ再現ライブがカラオケ状態でイマイチだったこと、更に正直新作が自分にとっては消化不良な作品だったので、あまり良い印象がなく、それほど期待していなかったが、まるで演歌歌手のようなラメの入ったド派手な衣装と、女性コーラス2人を含めた気合の入ったバンド構成を観て「おお?」となった。何よりボビーがやたらご機嫌だ。

1曲目は予想通り新作から 「Love Insurrection」。想定以上にライブ映えする曲。5曲目の「Medeication」からはヒット・パレードで、オーディエンスもボビーも絶好調。
ボビー「静かにしろ」客「シャー!」ボビー「お前殺す(笑)」面白やり取りも飛び出した。
バンド構成や選曲、アレンジはソウル的なのだが、鳴っているのはパンク独特のグルーブ無しの平べったいサウンド。いかにも「プラスティックソウル」という感じで、これこそプライマルだ。これまで観た中で一番良かった。
01. Love Insurrection
02. Jailbird
03. Ready to Go Home
04. Deep Dark Waters
05. Medication
06. Loaded
07. Movin' on Up
08. Country Girl
09. Rocks

St. Vincent

ジェイソン・フォークナーを観たくてチラ見。アタック音が強い最近の音を取り込んだ変態ゴシック・ロックという印象。アルバム以上に迫力があって、じっくり観ようかなと思ったがPULPの場所取りを優先し早目に出た。ジェイソンは、アグレッシヴなステージアクションで若々しく、元気でした。

PULP

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初日しか行けないことは早い段階でわかっていたので、日取りが決まったとき、「PULPトリか盛り上がるかな」と思ったのが正直なところ。全て杞憂に終わった。結果として、これまで体験したライブの中でもトップ5に入る素晴らしい時間となった。ジャービス率いるPULPのパフォーマンスが親しげで唯一無比だったことはもちろん、迎え入れるロキソニのオーディエンスの雰囲気も最高だった。
予想通り「I Spy」でスタートし(ジャービスと映像の雰囲気作りがとても良かった)、まさかの2曲目「Disco2000」。恐る恐るジャービスに接していた感のあったオーディエンスに一気に火がつきまさしく爆発した。このときのうねりがとても良かった。オッサンおばさんが多いだけに、抑制が効いたはしゃぎだった。
その後、アルバムでは地味な曲もジャービスのショーマンシップで全て娯楽に持っていって、中盤からの「Do You Remember the First Time?」「Babies」で再度爆発(俺、この頃のPULPが好き。今思えば「彼のモノ彼女のモノ」は地味なレコ評だったな)、本編最後はアルバム「We Love Life」の隠れた名曲「Sunrise」でおごそかに締めた。
事前に予告されていたアンコールは大好きな「underwear(Common PeopleのB面だった悲惨な歌詞を持つ名曲)」でスタート。このちょっと気持ち悪い感じのメロディがマジ最高です。最後はお約束の水戸黄門ソング「Common People」で大団円。みんな「マジやべえ」「最高や」とか言いながらサーッと出口に向かうのが印象的だった。
全編通して、レコード以上に侘び寂びの効いた演奏がとてもライブ映えしていた。
01. I Spy
02. Disco 2000
03. O.U. (Gone, Gone)
04. Something Changed
05. Pink Glove
06. F.E.E.L.I.N.G.C.A.L.L.E.D.L.O.V.E.
07. Sorted for E's & Wizz
08. This Is Hardcore
09. Do You Remember the First Time?
10. Babies
11. Sunrise
---encore---
12. Underwear
13. Like a Friend
14. Common People

まとめ

 

youtube.com

会場についたのが14時半頃、会場を出たのが21時前。ビール3杯と非常に量が少ないタコライスは食ったが、ほぼノンストップで音楽を楽しめた。さすがロキノン系フェス、導線もよくノンストレス。来年以降もやってほしいが、2万程度だった観客数と日程を考えると今回きりの幻のフェスになるのかな。しかしフジロックとは雲泥の差だ(フジはキツさをあえて楽しみに行く感じもあるよな・・・)。
このフェス、洋楽誌のパイオニアロッキング・オンが洋楽フェスに参入する試金石だったと思う。正直フジロックとは雲泥の差(フジはキツさを味わうのが楽しいのもあるので・・・)。今後の展開が非常に楽しみ。ロキノンの洋楽フェスがあれば絶対に行く。