今回は70年〜80年代のスターの特集。
- For Once In My Life/スティーヴィー・ワンダー
- The Girl Is Mine (with Paul McCartney)/マイケル・ジャクソン, ポール・マッカートニー
- Another One Bites The Dust /クイーン
- Waiting On A Friend /ザ・ローリング・ストーンズ
- China Girl /デヴィッド・ボウイ
- Cross My Heart/ブルース・スプリングスティーン
- New York Minute/ドン・ヘンリー
- And So It Goes/ビリー・ジョエル
For Once In My Life/スティーヴィー・ワンダー
- 68年の同名アルバムから。
- スティーヴィー・ワンダーは日曜日の昼間のイメージがある。
- ロン・ミラーとオーランド・マーデンというソングライターチームがモータウンレコーズのために書いた曲。
- 元々もっと遅い曲だったが、テンポを上げて明るくしたスティーヴィーバージョンがヒットした。チャートで2位まで上がり、スティーヴィーにとっても代表曲のひとつとなった。
The Girl Is Mine (with Paul McCartney)/マイケル・ジャクソン, ポール・マッカートニー
- スリラーからの先行シングルで1982年発表
- スリラーは史上最も売れたアルバムとされている。2020年に改定されたローリング・ストーン誌のオールタイム・ベストアルバム500で12位。マイケルでは一番評価が高い。
- ビリー・ジーン、スリラーなどメガヒットの影に隠れているが、80年代前半っぽい優しい音で抑えたボーカルも素晴らしい名曲。
Another One Bites The Dust /クイーン
- 80年のアルバム「ザ・ゲーム」からシングルカットされ当時のバンド最大のヒット曲となった。
- ジョン・ディーコン作曲。
- ディスコ調のドラムをジョン・テイラーは叩くのを嫌がったらしい。
- マイケル・ジャクソンがシングルカットを進言し成功に繋がった。
- フックが効きまくっていてジョン・ディーコンのセンスを感じる曲。
Waiting On A Friend /ザ・ローリング・ストーンズ
- 81年にシングルリリース。邦題は「友を待つ」。アメリカでは13位まで上がりヒット。
- 「山羊の頭のスープ」時にレコーディングされ、アウトテイク集である「刺青の男」に収録された。
- バンド内の友情について歌ったとされ、ミュージックビデオもそんな感じになっており微笑ましい。
China Girl /デヴィッド・ボウイ
- 83年のヒット曲。ボウイとイギー・ポップの共作。
- 元々はイギー・ポップの77年発表「イディオット」に入っていて、テンポも遅く地味な曲だった。
- イギー・ポップに印税を渡すため、ボウイがポップにリメイクしヒットさせたと言われている。
- 映画「汚れた血」で主人公が踊りだすシーンでかかっていたのがこの曲だとずっと思っていたが、正解はmodern loveでした。
Cross My Heart/ブルース・スプリングスティーン
- ボスの作品でも評判の悪い92年のアルバム「ヒューマンタッチ」収録
- 「ヒューマンタッチ」と「ラッキータウン」が同時に出てどちらも未だに評判が悪い
- 90年代のスプリングスティーンは正直パッとしなかったが、個人的にはリアルタイムで聴いた初めてのボスだったので印象深い。
- cross my heartとは「神に誓って」という意味。
New York Minute/ドン・ヘンリー
- ダニー・コーチマーがサポート。ビッグヒットにはならなかったが良い曲。
- この曲が収録されている「エンド・オブ・ジ・イノセンス」は89年を代表するアルバム。
- 後にイーグルスでも歌われた。ドン・ヘンリーも気に入ってる
And So It Goes/ビリー・ジョエル
- 良い曲を沢山持っているアーティストなのに、再評価の機運が全く無い。何か問題があるのだろうか。
- 89年のアルバム「ストームフロント」の最後を締める曲。シングルカットもされ全米37位まで上がった。素朴な名曲。