solid bond

never a dull moment

Beat TERAO vol.17

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お久しぶりです。寺尾一郎です。

spotifypodcastで冒頭曲説明をやる形で続けてきたこの番組ですが、やはりなんか面白くないなあということで、再びmixcloudでのラジオ番組に戻します。ラジオ番組の元になる断片的なpodcastと、勿論プレイリストはspotifyに残しますが、形としてはmixcloudで聴いていただければと思います。

 

今回は、金曜夜の60年代特集です。60年代後半の「夢破れ感」溢れるロックを集めてみました。

 

 

まず前半は、1曲目キンクスでyou really got me。ヴァン・ヘイレンでもおなじみのヤツです。ギターリフがいつ聴いてもかっこいい。キンクスは、ハードロックであり、モッズであり、ブリットポップであり。いろんな顔をもっています。最近再評価されてるエリオット・スミスも、キンクスのウォータールーサンセットをカバーしていました。エリオット・スミスといえば、田中宗一郎ポッドキャストで、特集されていて、なかなか面白いです。スーパーオーガニズムのオロノ氏がゲストで、エリオット・スミスへのリスペクトを熱く語っています。

2曲目がエリッククラプトンのクリームで「i feel free」。CREAMはこういうポップな雰囲気の曲を何曲かやっています。ギターソロやベースはかっこいいです。この時代ならではのロックソングだと思います。

3曲目はモービーグレイプの8時5分。モービーグレイプを聴くようになったのは最近です。はっぴいえんどあたりに凄く影響を与えたバンドだと思います。サイケであり、ハードであり。かっこいいです。

4曲目はプロコルハルム。「青い影」が有名で、それしか一般的には聴かれていない感じですが、キーボード主体のアート・ロックというかなんでもやるバンドなんで面白い曲がいっぱいあります。初期の荒井由実への影響がでかいと思います。曲は「ソルティードッグ」です。

後半へ続きます。

 

後半は、1曲目ブラインド・フェイスで「had to cry today」。唯一のアルバムブラインド・フェイスの冒頭を飾る曲で、60年代末期を代表する名曲だと思います。

2曲目ステッペンウルフで「the pusher」。ステッペンウルフは勿論映画イージーライダーで有名なバンドで、この曲も映画の中で印象に残る使われ方をされています。イージーライダーの影響もあって、このバンドも60年代末期「夢破れた」印象が強いです。

3曲目ママス・アンド・パパスで「カリフォルニアドリーミン」。これもヒッピーのテーマ曲みたいな曲です。確か「恋する惑星」で使われていて、そこでも「夢が終わった」シーンで使われていたと思います。この時代のこのタイミングでしか表現できない切迫感が込められた時代の曲だと思います。

4曲目MC5でキックアウト・ザ・ジャム。ヒッピーに対して、そんな緩いやり方じゃだめだ!!という感じで登場したのがMC5だと思います。デトロイトのパンクの元祖。どの時代に聴いてもかっこいい。

 

やはりラジオみたいな感じがやりたいわけです。

今回もありがとうございました。それではまたいつか。