solid bond

never a dull moment

VS愛媛

CSで見ていたけど解説が酷かった。確かに審判は酷かったけど、それを助長して試合の価値を下げるような解説は勘弁。まるで吉田が物凄い悪いことをしたかのような感じだが、別に得点機を悪質に防いだわけじゃない。体の当たり方はうまくなかったけど。
1点目のシーンあたりから愛媛の監督は荒れてて、冷静さを欠いていた。たいして抗議をするべきでは無いプレーに激しく抗議して、若い審判の怒りを買った、と。これは監督の責任でしょう。吉田のプレーがどうの、という話ではない。
ディフェンスは失点シーン以外は危なげなかったと思う。愛媛は、あの攻めだとなかなか点を取れない。前半はギャップを突かれていたが、後半、ダブルボランチにしたら甲府のゲームになっていた。
攻撃は完全にマイク頼み。片桐、養父、シンヨン、吉田の動きが悪くなっている。藤田の存在感が増すときって、チームの状態は必ずしも良くない。
輝いたのは松橋。決勝点は松橋が0.4点ぐらい貰ってもいい点だ。セットプレーって、「どうやってもらったか」ってのは凄く重要で、松橋のスピードで取ったあのプレーが、完全に流れを甲府にもたらしていた。甲府サポーターは、松橋が完全に勝ってFKを取り、片桐があの時間までピッチにいて、マイクもシンヨンもいて、更に残り時間がほとんど無い状況で、片桐がボールの前に立った時点で「これで勝てる」と思ったはず。点が取れる雰囲気ってのは同じ意識を共有するものに伝染する。
しかしマイクのゴール前の感覚、素晴らしいね。2点目の動きはこれぞストライカーというべきもの。このままの状態を維持すれば、7月以降の日本代表に呼ばれる可能性は非常に高いと思う。

片桐、マイクが今日に限ってあの時間までいた・・・監督の采配が当たった?