草津の調子が悪過ぎた感じか。最初から最後まで負ける気がしなかった。しっかりワクにシュートを飛ばしていればもっと派手なゲームになっていたと思う。
今日のＦＷはパウ、マイク、片桐の組み合わせ。相変わらず片桐が凄い。俺的に甲府の最高の選手ってバレーか茂原なんだけど、その二人と同じぐらいのキレとセンスとアイデアを感じる。片桐のプレーに引っ張られる感じで、藤田や養父もセンスに富んだプレーを見せている。後半の片桐が突っ込んでいったところに出た養父のパスなんて素晴らしかったな。「このパスはどうだ？」「この走りこみはどうだ？」にしっかり回答が出せるサッカー。こういうワクワクするサッカーは久しぶりだ。
守備はやや不安定だった気がする。失点の場面はダニエルがつり出されたところのカバーが読めていなかった感じで、オミがいればああいう点の取られ方は無いと思う。秋本＋ダニエルコンビの熟成を願いたい。
内山。良い選手を取ったと思う。序盤戦を除けば守備で破綻は少なく、攻撃ではゴールの中に入る仕事で結果を残している。１試合に必ず一度は点を取りそうなプレーをする。ここまで３点取ってる。杉山みたいな派手なインターセプトとかはないけど、貢献度は内山のほうが上。少なくともワコより機能している。
マイク。点を取ると甲府の景気がどんどん良くなりそうな清清しさがある。今日は３点取れた。しかしこの高さは凄い武器だ。今日のヘッドは凄かった！
パウリーニョ。今日の動きは及第点か。ようやくエンジンがかかってきた感じ。マラニョンと違って空気を読んだプレーをし、決定力がある。起用法には監督も悩みそう。
秋本。良いところにつめている。秋本と内山のゴール前の集中力は凄い。苦労人だからか。この二人が点を取ってるのが今の甲府の強さなんだと思う。
やはり、滅多に言えることではないので今日ぐらいは高らかに言わせてくれ。「甲府は強い。」
油断が怖くて、すっきり喜べないＶＦＫファンは多いかも。
