鼓童を神奈川県民ホール（？）で見た。桜木町からちょっと歩いた。迷うことなく無事辿り着けたのは我ながら立派だと思う。
ふんどしとか緊張感とか筋肉とか、三島ユキオ的マッチョイズムを感じた。劇画チック。超人芸を見ている感じで、おーすげえと普通に声が出た。太鼓、かっこいい。3階席だったからか、音が空気を揺らすような感覚までは味わえなかったが、2時間がほんとにあっという間に終わった。特に野郎色が濃くなった後半は圧倒的だった。
観客は高齢者が中心。もっと若い人が見ても良いのに。
フジや朝霧みたいな自然がある場所で、踊りながら見たらきっともっとすげえはず。また見たい。
帰りの中央線は劇混み。オバサンが若者に「肘で押すな」とブチ切れ。若者は「この混雑で肘が当たっただけ」と反論。わざわざオバサンに肘鉄を食らわす理由が無く、若者が正しいのだが、こういうのは圧倒的に言われたほうがしんどい。
