ブサイクなサッカー。でも何とか五輪代表が北京行きを決めた。
微妙なサッカーだ。何がやりたいのか終始見えてこない。
ディフェンスラインが強いのはわかるが、それはリスクを犯して上がることがほとんどないからじゃないのか。今日の試合もホントがっちり守っていた。守りすぎ。水野、本田、青山らの中盤も微妙。青山はそれなりだったと思うが、両サイドに張った水野と本田は見るたびに劣化している。柏木は救世主扱いされているが、そんなに能力のたった選手で無い。タイプ的にはウチの藤田に良く似ている。今はまだ藤田のほうが上だと思う。FWは良くやってた。李も岡崎も。李は恐いFWになった。
地味なんだよな。
アテネ五輪代表のときとは大違い。アテネのときは達也、大久保、松井、闘莉王、アベッカム、森崎兄弟、茂庭・・・皆キャラが立っていて、マンガみたいなチームだった。予選のときのサッカーも、ドラマがあってかなり面白かった。当時の日本代表よりもずっと面白いサッカーをやっていた。予選を勝ち抜いた後、アゴGKと小野を入れたことでチームが機能しなくなり崩壊してしまったのは寂しかったが。
だが、ブサイクなチームでも結果は結果。しっかり五輪に繋がった。試合後の水本の涙、理由は何となくわかる。必死だったんだろう。彼だけ温度が違う感じがする。
オリンピックではオーバーエイジを使って欲しい。無冠の帝王前田、佐藤寿人、もしかしたら茂原あたりでも良いと思う。あまり陽のあたらない実力者を使って欲しい。頑張ってください。
予選でだめだった今回みたいなチームが、実は本選ですげえ勝つような気も微妙にする。
