solid bond

never a dull moment

ヴァンフォーレ甲府VS川崎フロンターレ

ナイスゲームを期待したんだが・・・。両チームふにゃふにゃ。つまらんサッカー、しかも完敗。ここまで内容が微妙なゲームは久しぶり。
川崎は引いて甲府を自陣に誘い、3名ぐらいのカウンターで攻めるサッカーを徹底。甲府はうまくその流れに乗らされてしまった。前半こそ崩しきる場面があったが、後半鈴木健太が負傷退場、その後林がピッチから消えるとゲームが崩壊、普段のパスワークも出ず、川崎・甲府両者ともさっぱり決め手を欠くつまらん試合になってしまった。
敗因は、克哉だ!!コイントス(で決めてるの?)で多分中村憲剛に破れ、いつもと攻める方向が逆になった。まず風向でやられ、後半はゴール裏から遠い所でやっていたものだからイマイチ「小瀬力」も盛り上がらなかった。前半の内容だったら2-1はひっくり返せたような気がする。
鈴木健太の重要性がなんとなくわかった試合。前半少なくとも2点取らなければいけない場面があり、パスを選択したのは相変わらずだが(そこが最大の欠点であり、そのために使われなくても仕方ない気もするが)、それ以上に、ピッチを自由に動き回りパスサッカーの潤滑油として機能していた姿が印象的。決定的な場面もつくれるだけに、とにかく一点とって点を取る感覚を磨いて欲しい。大化けする可能性があるってことを、初めて理解できた。
さて、クソ採点。
阿部 4.0 あのミスは痛すぎる。誕生日に大チョンボ / オミ 4.5 後半なぜか攻撃が右に寄ったが攻めの起点になりえず。ディフェンスも破られ1失点に関与。 /まっすう 5.5 得点は素晴らしかった。秋本が決めたようにも見えたが・・・。ディフェンスは安定感なし /ミッチー 5.5 大きなミスも無くディフェンスの軸として機能。/ディッキー 5.5 攻撃面では大きく貢献。彼とシゲ、克哉が絡んで作る左サイドは非常に可能性を感じる。スタメンで出続けて欲しい。 /林 6.0 途中交替も悪いプレーではなかった。前半は憲剛より目立っていた /藤田 5.5 後半ボランチに下がるとプレーの質が下がった /克哉 6.0 よくやっている。1回ミスがあったけど愛嬌だ。克哉がアガりつつある /健太 5.5 2点取れた。しかし才能は感じた /須藤 5.5 チャンスで決めきれず。くさび役としては機能。寺田に勝っていた /茂原 5.0 前半のみ。後半完全に消えた。左からの攻撃だけでもよかったと思うが。遠慮があったか? 
光太郎、保坂、宇留野とカードを切ったが、俺は凄く不満。俺なら大西、光太郎、保坂ってカードを切ったな。サイドでしっかり勝負できる選手がいれば全然違うと思う。右でスピード、左でテクニックのシゲ。相手は恐いと思うんだが・・・。ウルーノはMF的プレーヤー。保坂は残り10分の選手。健太と林がいなくなってボールが回らなくなった現実、ここを今日の試合は一番反省すべきだ。スペクタルな甲府のサッカーではなかった。とにかく残念。
川崎っていつもこんなカウンターサッカーだったっけ?ガチンコ攻め合いを期待してただけに非常に残念だった。浦和レッズみたいなサッカーになっていた。