solid bond

never a dull moment

Whatever People Say I Am.../Arctic Monkeys

Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

ガーっと走り抜けるロック。running on the spot!!って感じ。ガムシャラに畳み掛けるヴォーカル、衝動をそのまんまぶつけたドラムのドカスカ暴れる音。おお、すげえ!わけのわからんアドレナリンを放出していた20代前に聴いたらドンピシャだっただろう。
しかし、冷静に聴くとツラい。若者がオイオイ叫んでモッシュする絵が浮かんでくる。パンク的な性急感が今の自分に合っていないんだ。また、メロディが良く書けているという噂だったが、オアシスやリバティーンズと比べると天地ぐらいの差があると思う(別物?比べるべきじゃない?)。
このアルバムを聴いた後、同じビートバンドということで、若きりし頃のウェラー先生率いるJAMを聴いた。すげえポップに聴こえた。ディケイド越えて聴けるアルバムってのはやっぱすげえなあって思った。果たしてこのアルバム、10年後に聴かれるのか?
勢いはある。凄くロック的な情熱が込められている。けど、それだけでは足りない。この手のバンドは沢山見てきた。曲が書けないとダメ。ハイプだと思う。