solid bond

never a dull moment

Jack Johnson and Friends / Sing-A-Longs & Lullabies for the Film Curious George

Curious George

Curious George

ジャック・ジョンソンの新作は「おさるのジョージ」のサントラだ。
ジャック・ジョンソンのアルバムって、ほとんどみんな同じなんだよな。iTunesなんかで聴くとどの曲がどのアルバムに入っているかなんて区別できない。そんなわけで、「アルバム3枚持ってりゃいいじゃないか、もう同じものをこれ以上増やしても仕方ねえよ」って感じに、このサントラの購入は躊躇していたんだが、結局買って、1回再生ボタンを押してしまうと、だめだね、やっぱりKOされちまった。
独特のゆったりとしたリズム、不要な音の無いアレンジとメロウなメロディー。音のポピュラー化、メロディーの抑揚・わかりやすさが更に増して、メインストリーム化が進んではいるが、根本は何も変わらず、安心してジャックの世界に浸ることが出来る。
ロックとは数マイル離れた作品。でも、ポジティヴパンクみたいなものと、快楽性を追求するという意味で変わらないのではないか。ジャックを否定し続けるロックファンは勿体無いと思う。