solid bond

never a dull moment

朝霧JAM05・初日

  • 初参加だった04以来、僕は野外での楽しみを覚え、タイミングさえあればキャンプに行く、エセ・アウトサイダーになっていた。休暇の過ごし方を変えたと言っても大袈裟じゃない。そんなわけで、一年間ずっと待っていた。僕の野外生活の原点である朝霧JAM。テントを買うのも、レインスーツを買うのも、全て基準は朝霧JAMだった。昨年は豪雨の中での開催で、そこでいろいろ勉強した。でも、過酷より快適がいいに決まっている。雨よ、降るな!!って祈ってた。
  • 当日。朝、6時過ぎに起床。カーテンを開けると太陽がバリバリに輝いている。晴天!!よし!しかしながら、(去年もこんな感じだったけど)と一抹の不安もよぎる。ダラダラアサメシ食ったりシャワー浴びたりしていると、ケイタイが鳴る。AGだ。既にAG組は集合し、朝霧を目指すという。早い!山梨から朝霧まで車で1時間強で着くのに!ちなみに開場は10時。この時点でまだ6時半ぐらいだったんじゃないか。「気合入ってるなあ〜」とまだ悠長にまどろんでいると、今度は村田組からも電話が。もう山梨入りしたらしい。こちらも早い!いい加減やばいと思い、支度をし始める。結局7時半頃自宅を出発。下部経由で朝霧を目指した。
  • 集合場所は道の駅あさぎり。たどり着くと既に村田組もAG組も到着していた。8時45分に全員集合するとは。今年は奇跡が多い。AG組と村田組の顔合わせを済ませ、そろそろ行こうか、って感じで現場へ。9時10分過ぎぐらいに会場に着いた。みんな屋内駐車場だ。既に駐車場を取り囲むように人の列が出来ている。うおー、去年は10時半頃列なんか全く無く入ることが出来たよ!今年は2000人ぐらい人を増やしたと聞いてたが、人の数よりもみんなの気合が違う・・・。ユルフェスなのに。結局40分以上並んでようやく入場した。並んでる間、荷が何度も崩れたりして大変だった。この時点で汗だく。
  • レインボーステージのテントサイトはそれなりにまだ空いていた。今年はこっちにタープを張って基地にする予定だったが、事前にタープは禁止になってしまった。残念。
  • 今年は荷物が多かったので、キャンプサイトまでの道程がかなり過酷だった。総勢20人以上のチームが泊まる場所の確保も大変。結局去年とまった場所の更に奥にスペースを確保。ムーンシャインへはかなり近くなった。レインボーステージのサイト確保より、キャンプサイトの場所取りのほうが競争が厳しかったように思う。
  • 全員場所にたどり着いたところでまずビアーで乾杯。最高!!天気も良いし正和はでかい。今回、朝霧で同じスペースをシェアすることになったのは、銀行の友人達で構成されるAG組*1と、初参戦のモギサイ48代組*2、辻マサ軍団*3、そしておなじみチーム村田*4。タープには人が溢れんばかりだった。ただ、この朝霧の素晴らしい自然と、今年の気持ちの良い天気、美味いビールと燻製が、なんとなくの和をもたらしてくれた。とりあえずのビールを2〜3本空け、2時過ぎにレインボーステージへ。レインボーではDAVID BOYLESの演奏が始まりつつあった。ムーンシャインのJAMバンドMELTONEが気になっていたけれど、みんなとレインボーへ。途中、NIWAから電話が来る。バス組の到着だ。丹羽、松本の48代FACESに加え丹羽の彼女も登場。はるばる遠くから(古川)お疲れさんです。テントへ案内しここで再びビアーを2本ほど飲む。美味いなあ!!AGの燻製も準備が進められていた。若干味見する、うまい!!チーム辻マサも到着。今時の若者達だった。挨拶が立派!!
  • 軽く上げた後、いよいよレインボーへ。アタマはohana。このohanaってのは、ポラリスのオオヤ、クラムボンの原田、ハナレグミの永積君によるユニット。初登場の舞台が朝霧ということで、気合が入っていた。ドラマーはフィッシュマンズスカパラ茂木欣一!!凄く存在感あった。素晴らしいバンドが奏でる演奏、凄く安定感があって良かった。ハナレグミの別ユニットみたいな印象で、フロントマンが3人いる必要は無かったのかも。オオヤの存在感が薄かったな・・・。前の方で軽く踊った。朝霧のスタートにはよく合った。オオヤと茂木が同じステージにいるのを見ると、アタマにフィッシュマンズが浮かんでしまう。生きていたらきっとこのステージに立っていただろうなあ。
  • ムーンシャインに移動。ムーンシャインで音を聴くのは初めて。かなり人がいる。レインボーより多く感じたぐらいだ。A HUNDRED BIRDSが歌っていた。楽しい演奏だ。軽く踊って寝転ぶ。気持ちいい。じょじょに日が落ち始め、寒さも増してきたが、雰囲気は更に良くなってきた。グリーンカレーを食う。美味い。メシは総じてフジロックのほうが美味かったけど・・・。A HUNDRED BIRDSが終わるとRYUKYUDISKOの登場だ。これが凄く楽しかった!オレンジレンジの一味のような感じで正直聴く前は敬遠気味だったのだが、阿呆みたいに楽しめる。みんなで踊りまくる。松本にタックルを食らわす。ぶつかるって楽しいなあ(知人だからぶつかります、好んで他人にぶつかりません)。みんな靴を脱いで裸足で踊った。楽しい!!気持ちいい!
  • ひとしきり踊った後、一度テントに戻る。遅刻した奈良さんが体格の良いお友達を連れて登場していた。奈良さんは会社の関係でお葬式に参加したため遅れてきた。一時間ぐらい酒を飲みながら歓談する。このあたりから記憶が薄れつつある。何本ビールを飲んだんだ?
  • チーズを見るため20時ごろ再びレインボーへ。凄く大勢の人がいた。チーズの音はネットで事前に聞いていた。緩いJAMバンド。正直よく知らんのでなぜトリなのかわからん。演奏もピンと来なかったな。寝転びながら日中見るならおおいにかまわないが。ビール飲んで酔っ払っているアタマには響かなかった。これはきっと去年のスタンズ並に損しているんだと思う。
  • テントに戻ると辻マサが芋煮を作り始めていた。相変わらずよく働く好青年だ。彼女も一緒に作る。俺は丹羽らとビールを飲む。またも飲む。飲みすぎだ!みんな帰ってきた23時頃には完全に出来上がっていたと思う。芋煮を食って以降、ほとんど記憶が無い。うっすら蘇るのはコール&レスポンス・・・。ここでワインをガボガボ飲んだのが失敗だったんだろう。それ以上の記憶がこの夜には無い。

*1:AG、マサカズ先生、小林さん、遅刻してきた奈良さん、奈良さんの友人

*2:松本、NIWA夫妻

*3:辻マサカップルと仲間3人ぐらい

*4:村田、福与、村田の妹、妹の友人、遅刻してきたODA、そして俺とウチのメガネ先生。