solid bond

never a dull moment


胡散臭いが凄く良く出来たアルバム。

今をときめくサウンドクリエーター、ネプチューンズのユニットということなので、最先端の音を期待したが、大きく裏切られた。はちゃめちゃ70年代のクラッシックなソウル・ファンク・レヴューだ。レニー・クラヴィッツをゲストに呼んだ理由も理解できる。で、これが素晴らしく最高なのだ。安っぽいギターロックやつまらないラップに飽きた耳に、肉体的な音圧の刺激の楽しさを、久しぶりに痛感させてくれる。
曲調は、何かのパクリじゃないかと1曲1曲自分の記憶を探ってしまうぐらいポップで分りやすい。下手するとヒップホップのコーナーに置いてありそうだが、ロックやポップスのファンに向かって広げられているアルバムだと思う。

音の質感やアルバム一枚を通して聴いた雰囲気が、なんとなく映画「パルプ・フィクション」のいなたさと被る。かっこつけているのに締まらない、そんな切なさが共通している。
00年代のクロスオーヴァー。最高のパーティーアルバム。アメリカは懐が深い。

このアルバム、2004年に聴かないと絶対損だと僕は思う。