solid bond

never a dull moment

  • 例のごとくプールへ行った。500メートルほど泳いだ。確かに泳いでいるときはいろいろ考えなくていいからラクだ。ついでに運動不足も解消できるなんてオトクだ。しかし10往復ぐらいすると飽きてくる。だいたい20分ぐらいしか泳がないね。こらえ性がない。
  • iTunesで音楽を聴いていた。マーブルズを久々に聴いた。なかなかいいじゃないか。一曲単位で聴くと、世の中そんなにクソな曲って無いのかなあ、と思う。
  • CSのVMCでやったUKロックのビデオ特集を見ている。昔のロックは迫力があるな。意味のわからないテンションの高さが素晴らしい。
  • 村上ドラゴンの限り・ブルーを軽く読んでいる。10年ぶりぐらいだ。こんなにドラッギーな小説だったのかとびびった。コレを最初に読んだとき僕は17歳だったが、きっとさっぱり意味なんかわからなかっただろう。随所に70年代60年代のロックが出てくる。ラリったパーティーのBGMでドアーズの「ソフト・パレード」が出てきて笑った。
  • しかし思うのは、常に文学とは庶民の生活とあまりリンクしていないということだ。どんなに憧れていても、山梨のド田舎においてはドラゴンの「限り・ブルー」な生活を送ることは出来ない。そうなりたいとも思わないが。最近の「ピアス」や「インストール」にしても世間知らずな部分が目立つ、まあそこが楽しいのかも知らないけれど。しかしドラゴンに比べるとガキ臭いな、ピアスやインストールは。背中を蹴りたくなってくる。
  • 日本の音楽を聴いていると、「どうしてこんなクソな曲が作れたんだ」と逆に尊敬してしまうときがある。上に書いたことと矛盾しているな。日本のマーケットの成り立ちがまずいんだろうな。自分でいうのもなんだがそこそこの曲なら5分あれば作れる。ということは、わざとクソな曲をリリースしよう、という明白な意識を表現者は持っているわけで、それが市場として成り立ってる日本は理解不可能だ。