- アーティスト: Blur
- 出版社/メーカー: Virgin Records Us
- 発売日: 1995/09/26
- メディア: CD
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華があった。95年のイギリス。もとい、95年の音楽シーン。何度も言ってることだが、この年に19歳だった自分を凄く幸せなヤツだと思う。ビートルズ旋風、フラワームーブメント、パンク、マッドチェスター。ロックの時代には
いろんな節目があるが、「ブリット・ポップ」あるいは「グランジ以後」も、どんな節目に負けないぐらい素晴らしいムーブメントだったと思う。95年に20歳の若者は2005年には30歳になる。この年齢の人間はいろんな場面で中心になると思う。僕は2005年あたりからブリットポップのころの空気が戻ってくると思う。同じ時代を生きた人間達が作っていく社会・文化が、今から凄く楽しみである。
話が大きくそれた。ブラーのグレイト・エスケイプである。今、このアルバムを、聴いてる人って凄く少ないんじゃないだろうか。ブラーの中ではもっとも敬遠されてるアルバムじゃないだろうか。今こそ聴くべき。凄く良いアルバムです。あの当時の雰囲気(いわゆるオアシスVSブラー)が評価を曇らせたとホント僕は思う。ブリットポップが生んだ最大の悲劇だよ。練りに練られた名曲揃いです。
stereotypes、country houseの素晴らしいギター、最高の曲展開。聴いてみ、ホント、今こんなまろやかな緩急あるメロディー作るバンドいないぜ。当時地味でとばしていた曲(アーノルド・セイムとか)も、聴きなおすと凄く素晴らしい曲にきこえるから不思議。僕のベストトラックは当時から変わらずbest daysだけどね。この曲はホント素晴らしい曲だよね。