solid bond

never a dull moment

卒業

卒業式に出席。 やっぱり、人の話を聞くのは苦手だ。 特に上から目線の先生の話は無理。 一方的に考え方を押し付けられるのは嫌だ。


久々に学生時代の自分を思い出した。 会社でだいぶ丸くなったけれど、昔はすべての話に反発していたな。

 

ポール・マッカートニーの映画が観たい。

 

ラジオでレディオヘッドが流れている。音は最高だ。 でも、レディオヘッドには最近変なイメージもある。 今回の爆撃について、トム・ヨークからはっきりした批判が聞きたい。


しかし、世界はどうなってしまうのか。 非常にストレスだが、遠くのことを我がこととして捉えても仕方ない。 近くのことだけ考えよう。

ヴァンフォーレ甲府vs松本山雅

ヴァンフォーレ甲府、開幕4連勝。
 
かつての「川中島対決」が持っていた殺気立った緊張感とはまた違う、温かい雰囲気が小瀬の空気を支配していた。
守備陣は、前節と同じ顔ぶれ。
センターバック中央に筑波大学出身の福井、左にエンピカ、右に小出を配する3枚は非常に安定している。
特に中央での福井の潰し、そしてベテラン小出のポジショニングは、松本の強力な攻撃を完璧に封じ込めていた。
序盤、松本がハイプレスを警戒してロングボールを多用したことで、セカンドボールの奪い合いが続く展開となったが、20分を過ぎたあたりから試合の主導権を掌握した。
均衡を破ったのは、やはり内藤大和の瞬発力。大島から放たれた、絶妙なスルーパス。
内藤が反応し、一瞬の隙を突いてネットを揺らす。まあ、ちょっと怪しかったけど。
内藤の持ち味である反射神経の良さと、前線からの献身的なプレスは、今のチームのエンジンそのものだ。
ゴール後にスタジアム全体で響き渡った大和のチャントの一体感、最高だった。俺でも歌ってしまう。毎試合何回も歌いたい。
後半、風向きの影響もあったか、松本に押し込まれる時間帯もあったが、中盤の底でフィルターとなった武井と安田のコンビが冷静に芽を摘み続けた。特に安田の存在感が試合を追うごとに高まっている。
この試合、注目は、怪我から復帰し今期初出場を果たした太田龍之介。
ピッチに立った瞬間の独特の存在感、点を取ってくれそうな雰囲気は、内藤とはまた異なる期待を抱かせる。ポストプレイの強さという点では太田か。一方で、内藤のスピードと連動したプレッシングの重要性は、ピッチにいなくなったことでこのチームのストロングポイントと感じた。甲府すなわち内藤、というレベルになっている。
ここにさんぺーさんが加われば、フォワードの定位置争いはさらに激化し、チームの底上げに繋がるだろう。
 
ここまで結果を出し続けていた左サイドの荒木翔に対しては、相手の警戒が非常に強まっている。スペースを消された際にどう攻略するか。交代で入った岩魚も含め、左サイドの打開策には新たなアプローチが必要なタイミングかもしれない。
 
それにしても、今の小瀬の雰囲気は素晴らしい。渋谷監督のもと、整理されたアグレッシヴなフットボールが展開され、選手たちが自信に満ち溢れてプレイしている。
更に観客席からもストレスを感じさせない、ポジティブな熱気が伝わってくる。
ドン引きサッカーは正直きつかった。正直、ここ数年つまらなかった。
今の甲府が表現しているアグレッシヴなサッカーこそが、サポーターが観たかったヤツだ。この勢いのまま、どこまで突き進めるか。連勝を伸ばせるか。次戦も楽しみだ。

ヴァンフォーレ甲府vs藤枝

100年構想リーグ。引き分け無しで決着をつけるレギュレーションが俺にはハマっていて、かなり楽しく観戦している。攻めに力を入れるチームが多く、緊張感もあって良い。本シーズンもこれでいいんじゃないか。

 

甲府はホーム2連勝。シーズン初のアウェー、藤枝に乗り込む。藤枝、個人的には最近頻繁に行っている街。高校サッカーの強豪校がいくつかあり、サッカー文化が根付いている。朝ラーメンの店も沢山あって、どこもかなり美味しい。今回、近いしアウェーも行こうかと考えたが、ちょっとアクセスが悪いスタジアムなのでやめた。次は行きたい。ラーメンも食べたい。

 

キャプテンの井上樹が欠場で、スリーバックは左にエンピカが入り真ん中に筑波大の福井、右が今季積極的な持ち出しやフィードが光る小出となった。

ボランチは武井とコジ。ここまでの2試合はこの二人が非常にアグレッシヴで機能。二人はJ3出身ということもあり、今季初めてJ2との試合でどこまでやれるかがポイントだった。ウイングバックは荒木とけいすけ。

攻撃陣は今季チャンスを作っている大島と初戦で爆発した藤井。トップにはさんぺーさんに変わり前節結果を残した大和が入った。

キーパーは勿論河田だ。

 

ほぼイーブンな展開だったと思う。どちらの時間帯もあったが、決定機は甲府の方が多かった。

エンピカのサイドからのフィードから絶好調の荒木の見事なパスを新10番の大和が流し込む。クロスにピンポイントで合わせる巧さが大和のストロングポイントだ。得点量産しそうな雰囲気。ただチャンスは多くあったのであと1点取って試合を決めてほしかった。

荒木が前向きだとこんなに仕事をするんだというのがホント嬉しい誤算。各チーム甲府の左サイドは対策をしてきそうだ。最近のシーズンのバックパス製造マシーンぶりは払拭されたな。

 

ボランチ二人はJ3との試合と違い落ち着いてボールを持つ場面が少なかったか。ただ局面では強さを発揮できていた。後半ではボールを持ち出す場面も増えていたので、慣れればやれそうだ。

 

センターバック、福井の真ん中は良かった思う。フィードは左右のセンターバックに任せれば良い。福井は高さも強さもあり、大きなミスがなかった。

 

交代で出てくる水野と熊倉のテクニシャンコンビもテンポを変えることができている。

 

PKは河田がいる限り結構な確率で勝てそう。毎回2本は止めそうだ。

 

次戦は久しぶりに松本。1万人超えも間違いないだろう。良い雰囲気で大和の歌を歌いたい!!

 

パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE

youtubeで無料公開されてたのでイエローモンキーのツアードキュメンタリーを観た。

youtu.be

  • 1年間、100本以上のライブをこなす中でバンドが疲労していく姿が描かれる。
  • ステージから離れたメンバーの姿はロック兄ちゃんという感じ。
  • やたらタバコを吸っている。
  • 吉井は頭が小さく、かっこいい。まさにロックスターだ。
  • 小さいハコでの生々しいライブ映像も観れる。演奏のキレがヤバい。
  • 挫折を感じたフジロックの件も語られる。音が違ったと。演奏前後の楽屋での映像、終わった後の吉井の表情がヤバい。まさに「負けた」って顔だ。
  • 今のバンドと違って、生き物としてのバンドがしっかり観れる。ロックに対して真面目な良いバンドだった。
  • 終盤、ロックンロールは優しくないみたいな話はちょっと引いたかな。そういうの嫌なんだよね。ロックンロールって何?って感じ。
  • 横浜アリーナでの「ロックスター」無茶苦茶かっこいい。こういう曲をガッチリやれるのがイエローモンキーの強み。
  • 面白い映画です。暗いから観るタイミングは考えた方が良い。

The Police – Reggatta De Blanc

  • 少ない音数と空間で聴かせる最強トリオの大傑作
  • レゲエ、ニューウェイヴ、パンクの融合、最強作品
  • 湿気やスタジオの空気を感じられるような独特の音。楽器の音の粒子まで聴こえるような録音が素晴らしい。この時代のロックの音、すごく好きだ。
  • ベタじゃないメロディも素晴らしい。
  • 勢いのA面、技とアイデアのB面という感じか。
  • ギター、無茶苦茶うまいしアイデア豊富だし。天才だと思う。
  • ブルースっぽさとかビートルズぽさは殆ど感じられず、その後のUKロックの礎を築いた作品だと思う。
  • ポリスでは一番好きだ。

Led Zeppelin – In Through The Out Door

  • オリジナルアルバムとしてはラスト作
  • シンセとかキーボード、ワールドミュージックなど異色の作品
  • 租税回避のやため、アバのスタジオで作った。音がこれまでのZEPじゃなくてしょぼい。
  • 普通のハードロック、獰猛な音とは遠く離れた作品。これが売れてpresenceが売れなかったのは寂しい限り。
  • や全部聴いたという実績作りのために聴くぐらいの作品
  • 最後に情けないのを作って終わった
  • この続きが無くて絶対良かった

Led Zeppelin – Presence

  • プラントが怪我をし車椅子に。逆境に対しジミー・ペイジが集中力を発揮。後期の傑作とされる。
  • Achilles Last Standは渋谷陽一の代名詞。サウンドストリートやワールドロックナウの最後の曲に選ばれていううエンる。10分以上の大曲だが、緊迫感漂うかっこいい曲だ。リフ、哀愁漂うギターソロ、ZEP完成形って感じだ。
  • バンドのキャリアの中では売れてない地味な作品。暗いとか。派手では無いが研ぎすまれた日本刃のような切れ味鋭い作品。
  • Royal Orleansもワールドロックナウのリスナーであればニヤリとしてしまう。キャッチーなリフとかフレーズが散りばめられている。
  • 修行僧のようなストイックな作品。
  • 売れ線の派手な感じはほとんど無いが、ビートルズアビイ・ロードのような終わりに向かうバンドの美しさみたいなものは間違いなくある。
  • フィジカルグラフティより全然完成度が高いと思う。

Led Zeppelin – Physical Graffiti

  • 当時のアーティストは想像力のピークで2枚組を発表している。ボブ・ディランローリング・ストーンズ、賛否は分かれるが(俺は否)ビートルズ・・・。
  • これまでの作品のようにA面売れ線、B面そのタイミングでの本来のやりたいこと、みたいなカチッとした色がなく、録音時期もバラバラ。それでもそれぞれの曲の出来が素晴らしく、ZEPの最高傑作とする声も。
  • 音楽性もバラバラ。ホワイト・アルバム的な。
  • 前作のタイトルHouses Of The Holyがアウトテイクになりこの作品に入っていることがいろいろややこしくしている。
  • バンドとしての猛烈なエネルギーはここがピーク。
  • クリーントーンでおおよそ統一していた前作と違い、普通にハードロックぽく、音響的には割と普通で、革新性という意味でもここまで、という感じがする。

Led Zeppelin – Houses Of The Holy

  • 疾走感のある1曲目、これまでのアルバムと違う抜けの良さを感じる
  • ジミーペイジのギターの音が変化。ディストーション控えめ
  • 前作で極めたハードロックの王道路線からボーダーレスなごちゃまぜロックに
  • 突き抜けて自由になった感じ
  • レゲエのリズムやブルースから離れた感じの曲調が最高
  • ミクスチャー的なところやブルース的ではないところがオルタナロックぽい
  • 割と最近好きになった作品、めっちゃいい

Led Zeppelin – 4

  • ブラックドッグから天国の階段まで、ド派手な名曲連発の売れ線狙いなA面と、バンドのイマジネーションと技術とノリがグルーヴを生むB面。バンドの野心を感じる代表作。
  • B面は地味シブ曲が多い。ただ、Misty Mountain Hopだけは別。ヒップで楽しい曲で、こういうセンスがジミーペイジ、すなわちZEPの持ち味。Misty Mountain Hopを聴きたくてB面を聴いて、この作品の深さにハマった人多そう。
  • ロックンロールはラジオで初めて聴いて、わけのわからないリズム感に一発でノックアウトされた。俺がZEPを聴くきっかけになった曲。
  • ブラックドッグの行ったり来たりするようなリズム、つんのめったギターリフもわけが分からずのめり込んだ。
  • ロックの楽しさを凝縮したような、ロックの最高傑作のひとつだ。

スタンド・バイ・ミー

いつ以来かわからん。

午前10時の映画祭で観た。今年の初映画。

尺が短くてちょうど良かったな。少し眠い時間帯もあったが。

青春の1ページとして、また若きリバー・フェニックスの存在感、ジャック・バウアーの若い頃を確認するには良いが、いまいち共感しなかったかな。

リバーの目は凄い。圧倒的。

監督のロブが先日亡くなった。

2025年のサウナベスト5

2025年のベストサウナ。

1.かま蔵(群馬)

クオリティ高いシンプルなサウナ。ととのい場が最高。

2.信州健康ランド(長野)

リニューアルで魅力が倍増。カプセルホテルもグッド。

3.おぶー(長野)

サウナのクオリティが高い。クールなサウナーが多くマナーも良い。

4.サウナ煌(静岡)

静岡の新星。サウナに特化した割り切り方が良い。

5.キュア国分寺(宮城)

仙台の住まいに。シンプルな構造が良い。

 

山梨限定

何かが足りないサウナが多い。

1.スパランドホテル内藤

割引効果で月1回は行く。水風呂以外、クオリティが高い。

2.源泉湯 燈屋

水風呂が温くなければ全国レベルの施設。

3.桜湯

ヒトが増え、あまり熱くないがととのう。マナーは結構ひどい。

4.より道の湯

山梨の良心。サウナがもう少し熱ければ。冬は寒い。

5.湯めみの丘

爺さん多くマナーいまいち。椅子も全然増えないが、安いし。

 

2026年

毎年、正月は結構本を読む。

その中で、今年の抱負というか方向性をいくつか決めた。

  • アルゴリズム突破
  • 受け身にならない
  • 界隈からの脱出
  • 悩むほど暇しない

特に、「アルゴリズム突破」は意識して取り組みたい。spotifyyoutubeも同じようなレコメンドばかりで、ここ数年狭い界隈でウロウロしていた。

目線を広げ、新しい世界を知る一年にしたい。

2025俺ベストアルバム。

2025年。

OASISが再結成し来日、ブライアン・ウィルソンやスライなど大物が相次いで亡くなった。

家では子供がミセスとかアイドルをけたたましく流しまくり、反動として自分の部屋では静かな音楽をセレクトしていた気がする。一方で、アルバムを聴く機会はだいぶ減り、BBCやAppleMusicのラジオを聴くことが増えた。というか、誰の曲かわからないクラブミュージックやジャズを聴いていた。

 

ただ、新しいアルバムを聴く機会は最近の中では多い年だったと思う。

振り返ってもとても良い作品が多く、圏外にも傑作だらけの一年だった。

 

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1. Panda Bear – Sinister Grift
ノア・レノックスことPanda Bearが2025年2月にリリースした7thソロアルバム。約6年ぶりの本格ソロ作で、自身のAnimal Collectiveの盟友Deakinと共に制作。電子音楽的な実験とオーガニックなアンサンブルが共存し、特に「Ferry Lady」は浮遊感のあるシンセと歪んだリズムが印象的なトラックとして先行公開された。アルバム全体はPanda Bearのソロ作として成熟した音楽語法と温かみを感じさせ、過去作からの進化と継続性を併せ持つ。

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日常に繋がるサイケ感が素晴らしく、圧倒された。何度も繰り返し聴いた名盤。今年の裏テーマはサイケかな。


2. Jeff Tweedy – Twilight Override
WilcoのフロントマンJeff Tweedyによるソロ/バンド作品。穏やかで深く内省的な歌詞と、アコースティックを中心にしたサウンドが特徴。長年のキャリアで培った歌心がソロ作でも遺憾なく発揮され、“Out in the Dark”は日常の光と影を織り込む詩的なトラックとしてリスナーに刺さる。weedyの声とギターの佇まいが、聴き手を静かに捉える一枚。

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ボリュームが凄い作品だが、繰り返し楽しめた。安定のソングライティング、グランジを通り越した声の良さは健在。ベテランの強さを感じたし、俺はこういうのが好きなんだと改めて。


3. Tobias Jesso Jr. – shine
ビアスジェッソ・Jr.の最新作。クラシックなピアノ主導のソングライティングが軸で、70〜80年代のポップ職人的な美しさがある。「Green Eyes」もその流れを汲む感傷的で美しいナンバー。リリース当初からPitchforkやBBCなどでも高評価を得て、ポップ史へのリスペクトと現代的な感性が交差する。全編を通して叙情性が貫かれているのが魅力。

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ソングライターとして大成功しているトビアスの久々の新作。良いメロディだけでなく、敢えて曲をぶっ壊すようなアレンジもあって只者じゃない雰囲気も良かった。


4. Tame Impala – Deadbeat
「Loser」は、ケヴィン・パーカーのシンセポップとサイケロックが融合した一曲で、近年のライブでも定番的に披露される人気曲の一つ。重層的な音像とゆらめくメロディが特徴で、Tame Impalaの代表的サイケデリア・ポップの文脈に位置づけられる。正式なアルバムとしては過去作『Currents』や『The Slow Rush』が知られるが、「Loser」はその流れを汲むシングル的な存在。ライブでの熱量も強烈。

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出処であるクラブシーンへの接近がなぜか評論家筋では嫌われ、低評価な一枚だが、俺はこれまでの作品がダメで、この作品だけが耳に入ってきた。10CCみたいな変態ポップメロが楽しい一枚。そんなにクラブっぽいかな?


5. Mac DeMarco – Guitar
温かみあるローファイ・インディロックの典型で、肩肘張らないギターと飄々とした歌唱が心地よい。日常の断片を切り取るような歌詞と、ユーモラスさとセンチメンタルを同居させる表現が魅力だ。DeMarcoの親しみやすさと音楽的センスが詰まった一枚。

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音色が素晴らしい!!細野晴臣の影響が濃いと言われるが、この雰囲気は確かに日本の和室を感じさせる。夏場にぴったり。湿気の多い音楽というか。

サニーデイの「MUGEN」に近いと思ったのは俺だけ?最高です。


6. Antibalas – Hourglass
ブルックリンを拠点にするアフロビート集団Antibalasの最新アルバム。ダンスビートとホーンが炸裂するアフロビート/ファンクの真髄で、政治的なメッセージ性と音楽的躍動感が融合する。タイトル曲「Lo Life」など、重厚なリズムと即興的なブラスが耳を引き、ライブでは必ず盛り上がるタイプの作品。Antibalasのキャリア屈指の強力盤と言える。

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キャリアの長いアフロビートバンドの久々の作品だが、抜けがよく、滅茶苦茶かっこよかった。フジロック、ヘブンでずっと演奏してほしい。


7. Of Monsters and Men – All Is Love and Pain in the Mouse Parade
アイスランドオルタナティック・フォーク・ポップバンドの新作。シンセとギターが溶け合うドラマティックなサウンドスケープで、タイトル曲は日常と非日常の狭間を描くような叙情が魅力。ポップかつメランコリックな輪郭があり、リスナーを大きな世界へ誘う力を持つ。

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男女混成ボーカルでU2的に盛り上がるバンドで、ずっと良い作品を出し続けている。この作品も完成度が高く、じっくり楽しめた。


8. TortoiseTouch
ポストロックの重鎮。ミニマルに反復するビートとテクスチュアの重なりがエモーショナルなスケープを作る。音響的繊細さと構造的な楽曲展開はジャンルの金字塔として堅牢。音の細部を味わう楽しみが深い作品。

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トータス久々のアルバム。過去の流れを意識した曲が多く、既聴感のある曲もあったりするが、それも含めて楽しめた1枚。メタモルフォーゼの凄まじくサイケなライブが未だに忘れられない。


9. Franz FerdinandThe Human Fear
フランツ・フェルディナンドの最近の作品では最も協力な一枚。ポスト・ポストパンク的鋭角ギターとキャッチーなコーラスが印象的で、バンドの力量の高さを示す力作。持ち味であるダンスビートと英国的な肌触りは濃厚に反映され、ダンスロックとしての魅力が際立つ。

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ロートルのイメージを払拭するキレッキレな一枚。エッジの効きまくったギターとフック炸裂のメロディがマジで最高。00年代の輝きを2025年に感じさせてくれるとは思ってなかったので、不意打ち的にやられた。ライブも見たかったな。


10. Hayley Williams – Ego Death at a Bachelorette Party

open.spotify.comParamoreのフロントウーマン、ヘイリー・ウィリアムズのソロ作。ポップ/ロックのダイナミズムと、ソングライターとしての成熟が際立つ一枚で、私的な感情と強いメロディが融合する。「Whim」はその一端を象徴するようなナンバー。表現の幅広さと歌唱力が光る。

 

正直パラモアをほとんど聴いていなかっただけに、この完成度にびっくり。ポップ・ロックとしての強度もあるし、ソロの親密さも十分に感じさせてバランス感覚の素晴らしさを感じる。ロックのかっこよさを今の音でしっかり鳴らしている。


おまけ。Cream – Goodbye Tour (Live 1968)

クラシックロック層の至宝、Creamのライブパフォーマンス記録。Eric ClaptonJack BruceGinger Bakerの演奏が爆発する1968年の記録で、「White Room」を中心にブルースとサイケロックが高い次元で融合。歴史的名演として再評価されている一枚で、ロック史に残る名演として今日でも語り継がれる。衝撃的な演奏力と3人の化学反応が詰まっている。

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某ロック評論家から教えていただいた作品。クリームやクラプトンのロック的な凄さを今までさっぱりわからずにいたが、この作品でようやくわかった。3枚目のぶっとび感がハンパない。もっと大騒ぎして良い大傑作ライブ盤。

2025年の終わりに。ダイヤモンド富士と、音楽と、サ旅を振り返る。

2025年12月31日。今年も終わりだ。

今日は朝からダイヤモンド富士が見られるスポットへ向かった。富士川町山中の村の高台。富士山の頂上から朝日がスッと立ち上がる一瞬をみんなで待つ。元旦の朝は忙しいので、2025年トリの日の出を見に来た。

 

そこそこの寒さの中で、空がじわじわ明るくなってくる。ざわついていた空気が少しだけ静まり返り、いよいよ光が富士山の背後から届き始める。瞬間、富士山のてっぺんから朝日がまぶしく弾ける。一斉に切られるシャッター、スマホのカメラ音。

光のエネルギーを改めて感じた。暗かった世界が一気に色づくのがサイケで良い。

例年は白山の八王子神社まで登って、甲府盆地越しに富士山を眺めながら朝日を迎えていた。まるで山梨で自分ひとりだけが朝日を独占しているみたいな、不思議な孤独感が良かった。森の音がやけにクリアに聞こえてきて、ちょっとサイケデリックな気分になる。今年は熊のニュースがヤバかったので、安全策を取った。まあ、ダイヤモンド富士も見たかったし、満足だ。

 

その後は午前サウナ。熱波の中でぼんやり一年を振り返る。

やっぱり自分の中で一番大きかったのはオアシスの来日だった。去年の秋に発表されてから、本番の10月まで、オアシスずくしの一年だった。あらためて聴いてみると、パンクをサウンドのベースにしつつ、グラムやロクセットとかワム!レベルの分かりやすく強いメロディーでまとめた感じで、よく「ビートルズ直系」と言われるけれど、あまり。むしろピストルズジーザス&メリー・チェインの匂いの方が濃い。OASISの個性は、リアムの歪んだボーカル、ノエルのソングライティング、この二人の化学反応こそがオアシスだと再確認した。ライブも楽しかったし、その前後の飲み会含めて、全部ひっくるめて「イベント」として最高だった。

 

フジロックにも金曜日だけ参加した。やっぱり1日参加はラクだ。今年は久々に「お祭り感」が戻ってきた印象だ。昔のように海外の大物がトリ前・トリを務めるフェスとはまた違う姿になっているが。グリーンステージには、もう少しレジェンド級にも来てほしいな、と思いつつも、全体の雰囲気で相当楽しめた。サーカスとか豪華だった。

 

旅もいくつか。名古屋のウェルビー栄には泊まりで訪れた。ここは「泊まるサウナ」として完成度が高すぎる。サウナ、休憩、食事、寝床——全部のレベルが高い。

仙台のサウナ、キュア国分町も良かった。正直普通の施設だが、総合力が素晴らしい。飲み会含めて旅全体が楽しかった。仙台にまた行くなら、またここに泊まりたい。

草津にも30年ぶりぐらいに訪れた。二日くらいかけて歩き回ったけれど、観光地化が進みすぎて、建物とか街の奮起は微妙な感じになっていた。それでも温泉そのものや湯畑、賽の河原の雰囲気の良さは相変わらず。

 

音楽の聴き方も、だいぶ変わった一年だった。Apple Musicのラジオを流しっぱなしにすることが多くて、クラブ系チャンネルをBGMにしたり、余裕の無い朝はチルをかけたり。マット・ウィルキンソンの番組もよく聴いた。AI主導のプレイリストより、ある程度人力(知らんが)のラジオの方が面白い。自分の好きそうな音楽ばかりかけられてもつまらん。

BBCが日本から聴きづらくなってしまったのは残念だった。定期的に聴いていた番組もあっただけに喪失感は大きい。

日本のラジオも、洋楽をしっかりかけてくれる番組が減ってきている。渋谷陽一の訃報もあり、日本のラジオは転換期にあると感じた。

 

そんな一年を思い返しながら、年の最後の朝日を見た。
音楽やサウナや旅が日常を支えてくれた一年だった。