solid bond

never a dull moment

 ニール・ヤング/ニール・ヤング

 

ニール・ヤング

ニール・ヤング

 

1968年発表。 バッファロー・スプリングフィールド解散後に発表されたニールヤングのソロデビュー作。
あまり語られることがない作品だが、素朴でニールヤングの内面が伝わってくる良作だ。
アコギ中心で基本的にはCSNに通じ、メロディアスで、この時代の音らしくサイケな感じもあり聴きやすい。ヒッピー的な緩い感じばかりでなく、ガツガツ前進していく感覚もある。ニール節ともいえる特徴的なギターフレーズはこの時点で確立されている。

曲が変なところでフェイドアウトするのはいただけないが・・・。

ジャケットで損している感じがあるな。「これから」な春に聴きたい作品。

low spark of high heeled boys / traffic

くたびれた。

トラフィックで好きなのは3枚目以降の混沌としたサイケデリックアルバムだ。

疲れた頭に染み入ります。

 

古い曲ばかり聴いているように読めるかもしれないが、そんなことは無い。

beats1のラジオとかプレイリストとか、行き帰りにけっこう聴いている。流れてくるだけならかなり楽しい。ただ、ちゃんと自分の時間を使って聴くのは昔の音楽が多いな。

Low Spark of High Heeled Boys

Low Spark of High Heeled Boys

 

 

after the gold rush /neil young

After the Gold Rush

After the Gold Rush

 

ニールヤングの代表作は、これか、次に出たharvestだ。

俺は、こっちが好きです。

 

サイケで牧歌的だったヤングの姿はない。アルバム全体に漂うのは、漂白されきって、摩耗されきって、くたびれ果てたヤングの魂だ。

after the gold rush。1970年、全てが終わり、絶望が覆い始めた、この年の雰囲気を象徴している。90年代にレディオヘッドのトムヨークがカバーしているが、「時代の閉塞感」に共感していたんだと思う。

 

シンプルで良いメロディーの曲が多い。アレンジも少ない楽器ではっきりした旋律でわかりやすい。この後のharvestはちょっとおおげさだ。

カバーが沢山あるonly love break…とか何回聴いても素晴らしい名曲がつまっている。

タイムレスな傑作だ。

TONIGHT'S THE NIGHT / NEIL YOUNG

 

TONIGHT'S THE NIGHT

TONIGHT'S THE NIGHT

 
 1975年の作品で、関係者2名の死を受けて作られた。
ぼろぼろのニールヤングがテキーラ片手にぶっ飛びながら作った作品として知られている。
強烈にリアルで生々しく、まじめに聴くと疲労感が半端ない。
ヘビーなリズムとゴールを目指さない緩い演奏、マイクとの距離感が強烈なボーカル、これこそ本当の意味でパンクアルバムだ。
ただ、混沌とした中で奏でられるギターソロ、荒れた声の歌メロは非常にメロディアス。鎮魂歌として聞き手にわかりやすく届いてくる。
体験型の名作。ただ普段聴きたいかというとちょっと。

On the Beach / ニール・ヤング

 

ON THE BEACH

ON THE BEACH

 

 邦題「渚にて」。

ニールヤングの作品では、ここ10年で最もよく聴くアルバム。
穏やかで、諦めとか悟りとか隠居といった言葉で説明したくなる。
ヤングの持ち味のひとつである激しさはほとんど全面にでてこない。

リズムがやたらとまろやかなサウンドになっていて、他に似た作品をあまり聴いたことがない。

ヤング関連で一番好きなアルバム。

Weezer (Teal Album)/weezer

最近精彩を欠いているWeezerの新作は、80年代を中心としたヒット曲のカバー。
非常に趣味性の強い企画モノだ。

weezerらしさや楽器の新解釈はほとんど無くまるでコピーだが、迷いなく・潔くやっているので、聴いているとこっちもだんだん楽しくなってくる。
特に好きなのは2、3、4、7、9、10です。

80年代って、俺の中では昭和ど真ん中のイメージなんだよな。
元号が変わることもあり、80年代の楽曲を聴くとセンチメンタルな気持ちになってしまう。
今年はやはり一つの時代の終わり。盛り上がりと寂しさを同時に感じる1年になりそうだ。

正直、大したことない作品だが、アルバム1枚聴くと、それぞれオリジナルを聴きたくなります。で、各自でそれぞれの昭和祭が始まる、と。

 

 

Outer Peace / トロ・イ・モア

暗闇の中から一筋の光が降り注ぐ。一曲の中に必ずそんな瞬間が一度は訪れる、非常に優しいアルバムだ。

サイケデリックの聖地カリフォルニア出身、チルウェイヴの渦の中から出てきたアーティスト。どんな音が感覚に効くか、凄くよく分かっている。

順調にキャリアを進めながらも、プライベートな、まるでベッドルームで作ったような雰囲気が残っている。同じアパートの208号室に住むあんちゃんが作ったような親密さがある。

一方で、いくつかの曲で、ディスコやソウルなビートが前面に出ており、これまで以上に外向けで、ポップで踊れる。

フジロックの出演も決まっていて、このサウンドに溺れるのが楽しみ。レッドマーキーか、夕方以降の暗いステージを願います。

光が降り注ぐ感じを体感したい!

 

インターポール

interpolの新作、重低音中心の音作りが凄く尖っていてかっこいい。

ちょっと調べたら、デイブ・フリッドマンがプロデュースしていた。さすが。

 

 

 mikikiの記事がシンプルで凄く良い。

バンドの歴史が簡単にまとまっている。

俺が知らない3作目以降の低迷期、参考になりました。

mikiki.tokyo.jp

spotifyプレイリスト。日曜の夕方。

日曜の夕方。

サザエさんとかちびまる子とか笑点とか。

一般的には憂鬱な時間だが、俺にとっては最近は風呂(市の直営温泉)上がりのリラックスタイムだ。

昔からラジオの印象がある。福山とかピーター・バラカン、安部礼司、松任谷由実。最近ではGREAT3片寄明人。渋谷は金曜の夜に戻ってもらいたい。

それもあって、日曜の夕方は、80年代的、いわゆるパストフューチャーな音が合う。

今回の選曲にあたって特にその辺りは意識してないけど、滲み出ているはず。

 

 

ぐらんぶる

「大酒を呑みながら大学生活とサークル活動を楽しみまくる」漫画のアニメ版。
自分らの大学時代を思い出す。

漫画の世界観を損なうことなくちゃんとしたアニメになっている。
アニメ版も面白いです。

中山陸!ルヴァンカップ ヴァンフォーレ甲府VS柏レイソル


【公式】ゴール動画:中山 陸(甲府)54分 ヴァンフォーレ甲府vs柏レイソル JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 2018/9/5

 

追いつかれたのは悲しいが。

高校生、中山陸の活躍で2得点。

特に2点目のスルーパスは限りない可能性を感じた!!

小瀬にかつての熱狂と賑わいをもたらす選手になってほしい、いや、なれる。

次の日立台柏戦が新たな歴史の始まりとなることを祈ります。始まりはいつも柏。

ニックオブタイム

ニック・オブ・タイム  

ニック・オブ・タイム (字幕版)
 

台風で早く帰ってきたので久しぶりに見た。

 


ストーリーに無理があるが、話が早く、わかりやすく、時間も短く淡々としていて良かった。

 


95年当時はつまらん映画だなあと思ったが、時間を経て、シンプルさがちょうど合う感じ。