solid bond

never a dull moment

フジロック2014三日目

・朝起きると予報通り雨が降っていた。けっこうな降り。
・2日目遅い時間に喰ったカレー南蛮がなぜか効いて朝から腹の調子が微妙。
・まず数日ぶりのコンビニへ。麻婆丼を喰った。
・ムラタは車の中でmusic unlimitedを聴いていた。車で使うにはいいなと思った。
・コンビニ後も雨は降り止まず、とりあえず温泉に行くことに。「道の駅みつまた」内の温泉。フジロッカーが何人かいたが、10時頃だったのでそれほど混雑せずゆっくり入れた。かなりリフレッシュ。
・雨が落ち着いてきたので、苗場へ。
・グリーンではBEGINが演奏中。デビュー当初や「夜もヒッパレ」に出ていた彼らがこの舞台に立っていることは感慨深い。しっとり濡れたグリーンにあっていた。

・ムラタの友人達と合流しジョン・バトラー・トリオ。前回のフジでの演奏で、フジレジェンドの仲間入りを果たした彼ら。前回はぼっけっと聴いてた俺も立ち上がらせるほどの凄い演奏だった。今回もグリーンは相当な期待感が渦巻く。ただ、今回は天候が味方せず、また皆さんざん前回のyoutubeを見ていたせいか意外性が少なく、前回ほどの盛り上がりには至らなかった感じだ。
・ストライプス。去年の朝霧でウチの弟が激オシしていたバンド。けっこうスカスカだったんで近くで見た。若い。特にドラマーは子供のようだ。ベースがキレてハーモニカを吹きまくるのが面白かった。ギターとボーカルにはマンドゥ・ディアオと同じかっこつけの雰囲気が漂っており、短命の感あり。
ザ・ルースターズ。演奏者の多くがフジの箱バン的存在だが、このバンド自体は正直イマイチというか・・・。何がよいのかわからなかった。途中でOASISへ。
OASISのinterFMブースで、ジョージが生放送をやっていた。当日レッドマーキーで演奏したストレイテナーとフジの常連栗原類が出てきた。ジョージからはカリスマを感じた。
・この日は、苗場食堂で日本酒、牛たん、一部で評価が高かったプリンスホテルのステーキなどを喰った。

・今年はムラタがハイボールなどをガンガン作ってくれたお陰で酒をあまり買わなかった。相当節約できた。
フレイミングリップス。前の方で見た。リップスは2000年の第一回サマソニがあまりに衝撃的で、その後正直同じ芸を見せ続けられている感じがしたが、今回は凄かった!!わけわからなさが格段にスケールアップしている。わけのわからん着ぐるみ、派手な照明、舞い散る紙吹雪、お得意の球での移動。曲は付録みたいな感じになっていた。とにかく目を奪われまくり。ウィインの世界観に包まれて、非常に気持ちの良い時間を過ごせた。
・リップスは、カバーアルバムを出したりしているピンクフロイドみたいになりたいんだと思う。ほんとは豚とか飛ばしたり、壁を壊したりしたいんじゃないか。サイケ色を増した音も、フロイドの後継者っぽい。

・躍らせる音ではないのが、アーケイドファイア程の人気を獲得できない要因のひとつかと。あと毒がありすぎるところもあれか。
・その後、ジャック・ジョンソン。グリーンは例年通りこの時間帯からヒトがどんどん減っていく。
・ジャックの歌、フェスの終わりの時間帯に、もっと響くかと思ったが、緩すぎて全然ひっかからず。ジャックの歌とステージングもやっつけ感が見えまくり。正直がっかり。やはりグリーンのトリで出てくるアーティストではない。
・ムラタからの強烈なプッシュもあり、ホワイトのアウトキャストへ。こちらは非常に刺激的!!ウタは正直下手だったが、スター性と「盛り上げよう」とする意思が明確に伝わってくる!!例の2枚組のソロコーナーも、ジャネット・ジャクソンなんちゃらという「Ms. Jackson」が凄く良かった。バックの映像も迫力があり、エンターテインメントとして最高でした。
・戻ってクロージングゲスト。朝霧で全然盛り上がれなかったポーグスである。で、今回も音楽としては全然盛り上がれず。
・相当待ったのは仕方ない。バンドのメンバーの苦労もわかる。シェインの老けっぷりもウタもカリスマ性も良かった。ただなんかこう盛り上がれないというか。なんなんすかね。CDだとけっこう好きなんだが。
・オヤジのウタで切なくなったのは間違いない。
・帰りはそれほど待たずバスに乗れた。速攻寝た。翌日は9時過ぎの新幹線で苗場を後にした。