solid bond

never a dull moment

There's a Fire / longwave

There's a Fire

There's a Fire

デイヴ・フリッドマンからジョン・レッキーにプロデューサーを変更した2NDアルバム。
アメリカのバンドらしくない、本格的に湿った泣きメロは健在。レベルの高い曲が並んでいる。「メロディの作り方は、教科書と参考書でやたらと勉強しました!」って感じの優等生メロディだ。しかし、前作での「タイダル・ウェイヴ」のような「超」のつく名曲が無いため、アルバム一枚聴くとけっこうダレる。破綻も無い。「なんでここでこのコードに?」って感じのひっかかりが無いので、BGMになってしまう危険性あり。あっさり。それが個性かも。
前作同様ギターを前面に出した音で、例えるなら「激しさを失ったイギリス産のポウジーズ(ニューヨークのバンドですが)」。正統派ギターロックが好きな人には良いと思う。なんかヴォーカルの人、歌い方変えた?俺は前作の方がずっと好きだ。