- アーティスト: Weezer
- 出版社/メーカー: Geffen Records
- 発売日: 2005/05/10
- メディア: CD
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プロデューサーに大物リック・ルービンを迎え、精神構造まで弄られて作られた「売りたい」5thアルバム。曲の質が高く、ここ数年のキレの悪さがウソのような名曲のオンパレードになっている。一緒に歌える曲が沢山入っているのも嬉しい。①やようやく発表された超名曲④がサマソニで演奏鳴らされる瞬間が今から凄く楽しみだ。
有能なプロデューサーを置いたことで、客観視され、バランスのとれたweezerがしっかり「作られて」いる。ここにあるのは高機能な商品だ。今更weezerに「泣き虫ロック」等の形容詞はいらないだろう。しかし、商品としての胡散臭さを越えて心に迫るメロディーが戻ってきたことに、僕は拍手を送りたい。全てのマイナスな状況を、素晴らしいメロディーが、美しく切なく染めきってしまう。僕はそれで満足だし、敬意を集めるに相応しいアルバムだと思う。